今季限りでの退任が決定的となった楽天の野村克也監督は11日、今季レギュラーシーズン最終戦となるソフトバンク戦(Kスタ宮城)の後、「(2位での退任は)われわれの常識では考えられない。契約ということ」と不満をぶちまけた。 球団は島田オーナーが野村監督と11日に会談し、契約満了による今季限りでの退任を通告した上で、名誉監督のようなポストへの就任を要請する方針だった。野村監督は「名誉監督とか何か知らないけど、ファンへのエクスキューズ。そんなものはいりません」と拒否する意向を示した。 野村監督は「この4年間ファンに後押しされてやってこられた。何とかCS制覇して日本シリーズに出れば最高の恩返しになる」とも語った。