[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 566日目(通算1263日目)。前回よりは、1.5mくらい南。 台風が近付いてきています。あちこちで大雨の被害が起きていますね。あまり大きな被害にならないことを祈っております。 そんな中、うちの図書室の書庫が、また水害に。2年前にも同じ書庫で壁のヒビから水漏れしましたが、今回は壁のヒビは無罪みたいです。濡れてない。相変わらずあやしいヒビはいっぱいありますが。 水量は2年前ほどではなく。2年前のときは、書架1本分の長さの範囲が水浸しで、床を歩くと、むにゅむにゅと水が染み出してきたものですが、今回は1連分くらい。しかし、みんなで一生懸命探したものの、残念ながら染み出しのおおもとは特定できず。 発見者は利用者さんと一緒に資料を書庫に戻しに行ったS江さんとH島さん。その1時間前に同じ場所
doraさんが探しておられたので,取り敢えずβ版作ってみました.ノリは,昔々テレビ朝日系〈ニュースステーション〉でやっていた「○○度チェック」みたいな感じ.○か×かでお答えください. 【「貸出至上主義者」度チェック】β版 2006年6月1日公開 1) 日本図書館研究会または図書館問題研究会の会員である. 2) 地の文で単に「図書館」と書いてあれば「公立図書館」のことである. 3) 「公共図書館」と呼ぶな,「公立図書館」と呼ぶべき. 4) 公立図書館で最も大切な業務は「貸出し」である. 5) 「貸出」ではない,「貸出し」である. 6) 公立図書館で最も大切な場所は「貸出しカウンター」である. 7) 公立図書館以外の図書館は本当の「図書館」ではない,別のカテゴリーのものだ. 8) 『市民の図書館』『図書館の発見』初版,『図書館の発見』新版は公立図書館員にとってのバイブルである. 9) 読まれな
キーワード検索 何か心当たりのあるキーワードがあれば、以下のサイト内検索をご利用ください。 見つからなかった記事が見つかる場合があります。
明治公園の反原発デモに参加してきた。 とりあえず1時すぎに千駄ヶ谷駅まで行ったのだが、明らかに駅がキャパシティオーバーで大混雑。ホームの黄色い線から完全に人がはみ出して危険な状態。どうにかこの危険混雑を抜けて明治公園に入れたのは2時近かった。 明治公園についてもこんな感じ。あまりの混雑でなんも見えないしなんもきこえない。 大江健三郎がいたそうだが、公園に入れた頃にはもう終わっていたかも。山本太郎らしい人とドイツ人の人が何か話しているのが断片的に聞こえたが、詳しいことはよくわからず。 少しすいてきてからとった写真。 集会終了後、三ルートに別れてデモ。たまに警察に分断されたりもしたが、ひとりひとりの警察官はだいたい紳士的で、暑い中すいませんとお年寄りに謝ったりしていた。 デモ開始。 実は途中で抜けて共感覚の集いに行く予定だったのだが、あまりの混雑でしかも勝手に抜けると逮捕されるとかいう話をして
藤村官房長官は20日の記者会見で、東京電力福島第一原子力発電所から半径20~30キロ圏を中心とする「緊急時避難準備区域」の指定を、月内に解除する方針を正式に表明した。 藤村氏は「原子力安全委員会などの意見を聞き、政府の原子力災害対策本部で9月中を目途に解除の結論を得る」と述べた。理由には、解除条件としていた除染などに関する復旧計画が、同区域の対象となっている福島県南相馬市、田村市、楢葉町、広野町、川内村から出そろったことを挙げた。
印刷 関連トピックス台風 台風15号の接近に伴い、東海地方の各地で20日未明から大雨に見舞われた。名古屋市が天白川と庄内川の流域の計17万世帯、40万人に避難勧告を出すなど、影響が広がっている。 名古屋地方気象台は20日午前、天白川の水位が避難判断水位を超えたとして氾濫(はんらん)警戒情報を出し、名古屋市は災害対策本部を設置した。また岐阜県多治見市の416世帯にも避難勧告が出た。愛知県刈谷市の境川、岐阜県土岐市の土岐川にも氾濫注意情報、愛知県瀬戸市には土砂災害警戒情報が出た。 愛知県岡崎市では午前5時までの1時間に77.5ミリの降雨があり、道路の冠水や通行止めが相次いだ。県などによると、正午現在、岡崎市と西尾市で6棟が床上浸水、16棟が床下浸水した。幸田町でも浸水の情報がある。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます関連リンク淡路島で2.8万人に避難勧告 台風15号に伴う大雨(9/
印刷 関連トピックス九州電力原子力発電所調査結果を公表する九州電力の第三者委員会の郷原信郎委員長(左)と、岡本浩一委員=20日、東京都千代田区 九州電力の委託で「やらせメール」問題を調べている第三者委員会(委員長・郷原信郎弁護士)は20日、佐賀県の関与について調べていた弁護士チームの調査結果を発表した。5月にインターネットで配信された国の原発説明会について、佐賀県がやらせ投稿を指示していたと認定した。 玄海原発の運転再開について説明する6月の国のテレビ番組を巡るやらせも、古川康知事の発言が発端となったと改めて指摘。関与を否定している佐賀県側の主張を否定した。 調査結果によると、5月17日にネット配信された国の原発説明会について、九電の社内メモに佐賀県側から「中継をしているユーストリームへの書き込みが反対派からのものばかりなので、賛成意見も書き込むように」との協力要請があったと記されて
ベルギー1部リーグ、ゲルミナルのファンがリーグ戦でリールスのGK川島永嗣を「フクシマ」と挑発した問題で、ゲルミナルは同国サッカー協会から科された3万スイスフラン(約260万円)の罰金処分を不服として異議申し立てをすると19日、クラブの公式サイトで発表した。 ゲルミナルは原発事故をやゆした行為はサポーター個人の責任だと主張。その上で川島らに対しては「誠意を持って謝罪する」とした。
枝野経済産業相は20日、東京電力福島第一原子力発電所事故の賠償請求手続きについて、「分厚い書類でひんしゅくをかっている。私もあぜんとした。東電を厳しく指導したい」と述べ、東電に請求方法の改善を求める考えを示した。福島復興の要望で経産省を訪れた東北経済連合会の高橋宏明会長との会談で述べた。 東電は今月、被害者向けに請求書類一式を発送し、社員による説明会も始めた。ただ、東電の賠償請求書は60ページで、記入方法を説明した「補償金ご請求のご案内」は156ページに及ぶ。過去の給与明細やホテルの領収書などの添付も必要で、請求書以外にも「同意書」などの必要書類が複数ある。専門用語も多く、高齢者などから戸惑いや不満の声があがっている。
理想科学工業は20日、家庭用の簡易印刷機「プリントゴッコ」に使うインキやランプなど、消耗品の販売を2012年12月28日で終了し、同事業から完全に撤退すると発表した。パソコンとプリンターの普及に伴い、本体は08年6月で販売をやめていた。 プリントゴッコは1977年に発売。家庭で手軽に年賀状などを印刷できることから人気を呼び、最盛期の87年には約72万台を販売した。90年代後半からパソコンに市場を奪われた。
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 日本人ムスリムと話をしていると、次のようなことを耳にすることが多い――家族や親戚など自分に近い関係にある人ほど、自分がイスラム教に入信したことを受け入れにくい。彼らはその背景を次のように考える。日本人は宗教に対して無関心なため、ムスリムにとって日本は実は暮らしやすい。しかし他人の宗教に対して寛容な人も、自分の身内で信仰に目覚める人が出てくると、それを受け入れることが難しい場合がある。 前回紹介した日本人ムスリムのイーマーンさんは、彼女がイスラム教に入信したことをまだ知らない親戚に会うことになった時、彼女のスカーフ姿に彼らがどんな反応を示すか楽しみだと言った。しかしそのような機会を楽しみに思える日本人ムスリムばかりではない。 多くの日本人ムスリ
東日本大震災の影響により休業していた、福島県「タワーレコード郡山店」が9月29日(木)より営業再開! 郡山店は、2001年5月に郡山市駅前ATi郡山へテナントインし、地元の音楽ファンならびにアーティストの皆さんに親しまれ営業していましたが、震災の影響により約半年の休業期間を経て、坪数、取扱い枚数やジャンルなどこれまでと変わらない規模での営業再開となります。さらに、再開日より4日間にわたり「タワーレコード郡山店オープニング・キャンペーン」が開催。期間中、ポイントが倍になる「Wポイント・サービス」や、集めて使えるお得な「タワレカード・プレゼント」、「ケータイ会員対象ポイント3倍サービス」、「オリジナル缶バッジ・プレゼント」など様々なキャンペーンが行なわれます。 そして、きたる10月15日(土)、16日(日)には、営業再開記念イベント<タワレコオリヤマナイト>が開催決定! 15日はHip Sho
プリントゴッコ事業終了のお知らせ* 本ニュースリリース内で提供されている商品名・時期などは、すべて日本国内市場のみを対象とした情報です。海外市場は対象としておりません。 ◆ 理想科学工業株式会社(社長:羽山 明)は、平成24年(2012年)12月28日をもってプリントゴッコ事業を終了いたします。 当社は、平成20年(2008年)6月にプリントゴッコ本体のメーカー販売を終了し、以降はランプ・インク・マスターなどの関連消耗品の販売、およびサポートを継続してまいりました。しかしながら、需要の減少がいっそう進んだため各種消耗品の継続生産が難しく事業継続が困難であると判断し、消耗品の販売ならびにサポート業務等、同事業をすべて終了することにいたしました。 ◆ プリントゴッコは昭和52年(1977年)に発売され、以来34年間にわたり家庭用のコミュニケーションツールとして多くのお客様に年賀状印刷や布印刷な
印刷 【動画】停まったままのJR仙石線、ススキが揺れる線路JR仙石線の野蒜(のびる)駅―陸前小野駅間に震災から半年を経てもなお残されたままの車両。線路は雑草に覆われ、ススキの穂が揺れていた=宮城県東松島市、竹谷俊之撮影 宮城県沿岸部を走るJR仙石線。東松島市の野蒜(のびる)駅―陸前小野駅間に、東日本大震災の日から止まったままの列車が残っている。あたりには雑草が生い茂り、ススキが穂を揺らす。今も、全線50.2キロのうち矢本(東松島市)―高城町(松島町)の15.9キロの再開のめどが立っていない。 津波で野蒜駅は大破。JR東日本によると、近くを走っていた列車は停車して乗客を避難させた。周辺のレールは流された。電気も通っていないため、列車を動かせない。沿線住宅地は高台移転を検討中で、鉄道のルートが変わる可能性もある。(吉田拓史) 関連リンク被災した車両も多数掲載 アエラ「震災と鉄道 全記録」(
This is Chicago with "Hard To Say I'm Sorry" from a Spanish TV show. ------------------------------------------------------------------- Lyrics (thanks to Supersweetguy): Hard To Say I'm Sorry (1982) "Everybody needs a little time away." I heard her say, "From each other." "Even lovers need a holiday. Far away, from each other" Hold me now It's hard for me to say I'm sorry I j
H2A19号機、23日打ち上げ 種子島 (09/20 16:08) 九州・沖縄の弁護士24人 竹原氏を検審申し立て (09/20 15:58) 鹿児島県内、大雨で交通網乱れる (09/20 12:35) 台風15号 九州南部、夕方にかけ大雨の恐れ (09/20 12:33) 鹿児島焼酎3銘柄、米国へ輸出 9月末にも (09/20 12:30) 天文学会が鹿児島大で開幕 22日まで (09/20 11:20) 都城市が避難勧告 台風で土石流警戒 (09/20 10:12) 地産おにぎり 鹿児島城西高が商品化 (09/20 09:00) 鹿児島市でシルバー杯サッカー (09/20 06:30) サクラが返り咲き 南さつま市笠沙 (09/20 06:30) 台風15号 鹿児島県本土20日夜最接近か (09/20 00:37) 長寿ネコ、好物はかつお節 南さつま市・面高さん宅 (09/19 21:
東京電力福島第1原発の事故を受けて、脱原発を目指して作家の大江健三郎さんらが呼び掛けた「さようなら原発5万人集会」が19日、東京・明治公園で開かれ、約6万人(主催者発表)が参加した。事故後の集会では最大規模。廃炉に向けて活動している福島県の市民団体メンバーや大江さんらが「原発はいらない」と訴えた。 前例のない規模の参加者を集めた集会には、神奈川からも個人や市民団体メンバー、労働組合員などが多く参加した。 平塚から参加した女性(51)は、平塚競輪の労働組合の仲間9人と来た。夫の実家は福島第1原発20キロ圏内の南相馬市。「義父の一家は仮設住宅に入っています。家も田んぼも仕事も全部駄目になりました。難しい部分もありますが、原発は止めた方がいい。これだけ多くの人が集会に来たことを政府はしっかり受け止めてほしい」と語った。 川崎市多摩区の主婦(64)は、市民団体「プルトニウムフリー・コミュニケ
2011年9月15日、米EBSCO社が、2012年における学術雑誌の価格上昇の予測値についてまとめた“Serials Price Projections for 2012”を公表しました。それによると、全体として4~6%の上昇になるとのことです。これは外国為替レートを考慮しない場合の数値で、考慮に入れたものはp.3に掲載されています。予測値は大小の出版社からの情報や過去の価格データなどから算出されているそうです。 Serials Price Projections for 2012 http://www2.ebsco.com/en-us/Documents/customer/price_projections_2012.pdf EBSCO Releases Serials Price Projections for 2012 (EBSCO 2011/9/15付けニュース) http://w
総合機械メーカー「三菱重工業」(東京都)がサイバー攻撃を受けた問題で、同社が8月中旬に感染に気付きながら、19日に読売新聞の報道があるまで防衛省に報告していなかったことが分かり、一川防衛相は20日、閣議後の記者会見で「(セキュリティー特約について)ルールをしっかり守ってもらいたい」と不快感を示した。 同省によると、潜水艦や戦闘機、対空誘導弾など重要な機密に関わる装備品を発注する際には、同省と業者の間で、セキュリティーに関する特約を締結。情報が漏えいしたり、その疑いがあるときには速やかに報告することを定めている。 同省は19日、三菱重工に説明を求めたが、この際、セキュリティー強化など管理徹底を求めると同時に、「報告が遅れた点は問題だった」と伝えたという。
自転車が都市交通の主役になり、事故も減らしている欧州の諸都市は、どのような取り組みをしているのか。10年前から毎年のように欧州の自転車事情を視察しているトヨタ自動車の亘理章(わたり・あきら)IT・ITS企画部主査(63)をナビゲーターに、先進事例を紹介する。 ◇ ◇ 「私が見た限り、欧州で一番、自転車に乗ってストレスがない街ですね。車を気にせず走れる」。そう亘理さんが語るのは、スウェーデン最南部に位置する同国第3の都市マルメだ。 人口約28万、面積約335平方キロと、日本の中規模都市とよく似た同市の大きな特徴は自転車レーンの長さと広さ。中心部から自転車で30分以内は全域に整備され、08年時点の総延長は約410キロ。通常は幅2メートルの一方通行だが、対面通行だと1日通行量が5000台までは幅2.5メートル、7000台までは3メートル、7000台以上は最大で日本の一般国道の車線幅
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は18日、米議会スタッフらの話として、オバマ政権が台湾に対するF16戦闘機の新型モデルの売却見送りを決定したと報じた。中国の反発に配慮したとみられ、オバマ政権が議会から「中国の圧力に屈した」との批判を浴びているとしている。台湾はオバマ政権に新型モデル66機の売却を働き掛けていた。 同紙によると、米国は代わりに、台湾が現在保有する現行のF16の性能を向上させることで対応するという。 同紙は米高官の話として、性能向上に必要な電子部品を含む武器売却のパッケージは、総額58億5000万ドル(約4500億円)になると報道。中国が旧型の性能向上にも反発するのは必至だが、「重大な侮辱」とまでは見なさないだろうとの専門家の見方を伝えた。(ニューヨーク共同)
D-Lib Magazineの2011年9/10月号に掲載された論文“MapRank: Geographical Search for Cartographic Materials in Libraries”で、スイスの大学図書館・国立図書館の総合目録“SwissBib”に収録された地図資料を、地図・年代・縮尺によって検索する“Kartenportal”というウェブサイトが紹介されていました。地図上をドラッグして探したい範囲を選び、年代と縮尺を設定すると、サイト右側に検索結果が表示されます。論文によると、これは、スイスの電子図書館プロジェクトe-lib.chの下で、SwissBibに含まれる13万点の地図資料(2011年7月時点)を直感的なユーザインタフェース検索するために開発されたシステムで、SwissBibの書誌レコードをOAI-PMHでハーベストした後に書誌レコード(MARC21フォ
Internet Archiveのサイトから無料でダウンロードできる電子書籍の数が300万点を突破したそうです。300万点目はカナダのトロント大学の貴重書コレクションに含まれているガリレオの小冊子だったそうです。Internet Archiveは、2005年のデジタル化スタート以降約200万点をデジタル化してきており、その他の100万点はProject Gutenbergといったデジタル化プロジェクトによってアップロードされたものなどだそうです。発表記事には以下の統計も紹介されています。 ・6か国の27図書館で100人以上がスキャン作業に従事 ・1日に1000冊以上の書籍がデジタル化 ・コストは1ページにつき10セント ・Archive.orgを訪問するユーザは1日に100万人以上 ・ダウンロード・閲覧される書籍は1か月に約1,000万点 ・1日に約2,000点の視覚障害者・ディスレクシア
福井県立図書館が、2010年度の同館(若狭図書学習センター含む)の入館者数と貸出冊数が県人口比で全国1位だったと発表しました。入館者数は738,823人(0.913)で8年連続全国1位に、これまで7年連続全国2位だった貸出冊数は852,710冊(1.053冊/人)で1位になったそうです。 福井県立図書館の入館者数、貸出冊数ともに日本一!(福井県立図書館 2011/9/9付けお知らせ) http://www.library.pref.fukui.jp/info/news/nippon1.pdf 県立図書館:昨年度入館者と貸出冊数、人口比で全国一 若者への取り組み奏功 /福井(毎日jp 2011/9/19付けニュース) http://mainichi.jp/area/fukui/news/20110919ddlk18040306000c.html 参考: 岡山県立図書館、来館者数・貸出冊数共に
ミシガン大学図書館は、デジタル化資料の共同リポジトリHathiTrust内の著作権者が特定できない「孤児作品」の利用を開始するというプロジェクトを一時中止することを、2011年9月16日付けで発表しました。同大学が調査を経て公表していた「孤児作品候補」リストの作品の中には、著作権者が簡単に判明する事例があることが指摘されていました。リストの作品は早いものでは2011年10月からの利用開始が想定されていましたが、同大学は、著作権調査に不備があったことを認め、プロセスの見直しを行った後にプロジェクトを再開したいとしています。同時に、リストを公表したことで著作権者が判明したこと、公開前に周知期間をおいていたために著作権で保護されている資料が公開されることはなかったことも記しています。なお、HathiTrustのサイトで公開されていた候補リストは撤回されています。 U-M Library stat
福島県会津坂下町産のひとめぼれの等級検査で米を抜き取るJA会津みどり職員=福島県会津坂下町で2011年9月20日午前9時31分、蓬田正志撮影 福島県会津坂下町のJA会津みどりで20日、県内初の一般米の出荷が始まり、品質検査が行われた。全て1等米との評価で、米農家の小熊繁三郎さん(60)は「今年の米の出来は最高。ぜひ消費者のみなさんに食べていただきたい」と訴えた。 東京電力福島第1原発事故による放射性セシウムの影響が心配されていたが、県は15日から一般米の放射性セシウムの検査を実施。会津坂下町は矢祭町とともに17日に県内で初めて出荷可能と判断された。既に早場米は出荷されているが、一般米も加わったことで米どころ・福島の新米が本格的に市場に出回ることになる。 調査は県内を市町村を基本に370地域に分割。各地域の数地点からサンプルを採取して検査する手法で行われている。市町村内の全地域で国の暫定規制
東京電力の皷(つづみ)紀男副社長ら同社経営陣が20日午前、東日本大震災後初めて宮城県庁を訪れ、村井嘉浩知事に対し、「(福島第一原発)事故で大変な不安と心配、ご迷惑をおかけしたことを深くおわびしたい」と謝罪した。 村井知事は「事故は自然災害によるものとはいえ、日頃の備えを怠ったからだ。責任は一義的に東京電力にある」と強く非難した。 知事は、原発事故による風評被害で県内で1次産品が売れなくなっていることなどを指摘し、「大変強い憤りを感じている」と述べた。賠償について皷副社長は会談後、記者団に「事故と因果関係のあるものは、全部補償するつもりでやる。(政府の原子力損害賠償紛争審査会が出した)指針を踏まえ、しっかり対応していきたい」と述べた。
はてブ界隈で知ったのだが。 http://b.hatena.ne.jp/entry/www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1316227995 『千葉日報』がチト不思議な不祥事を報じている(。・_・。)ノ ある図書館が貸出冊数を水増し報告していたのだという。 http://www.chibanippo.co.jp/news/chiba/local_kiji.php?i=nesp1316227995 貸出冊数を虚偽報告/15年間で89万冊水増しか/横芝光町立図書館の元職員 2011年09月17日11時53分[県東エリア] (略) 横芝光町立図書館(同町宮川)を昨年3月に退職した40歳代の男性職員が、同図書館の貸出冊数を偽り、水増しして報告していたことが16日、明らかになった。開館から15年間で計約89万冊分が水増しされていた
愛知県日進市で18日にあった花火大会で、実行委員会が福島県産の花火の打ち上げを中止したことに対し、実行委事務局を務める同市に「なぜ中止にしたのか」という抗議電話やメールが殺到している。19日から20日にかけて電話約100件、メール約200件が寄せられ、ほとんどが批判という。実行委は、打ち上げなかった福島産の花火を来年の同じ花火大会で打ち上げる方向で検討を始めた。 実行委は「打ち上げで放射性物質が拡散するのでは」などと心配する市民の電話約20件があったため、福島産花火を別の花火に差し替えた。市によると、批判は「20件だけの意見にもかかわらず中止にして、より広い影響を与えたのは判断の誤りだ」「過敏に反応する人に配慮するのはいいが、差し替えの必要はない」などの内容が多いという。 担当の市産業振興課は「福島の花火を中止したのは、放射線量の確認が間に合わなかったためで、危険だからではない。だが、そう
◇家族間、性交渉での感染例も--B型肝炎 ◇乳幼児中心に年10人前後死亡--水痘 世界は天然痘をすでに根絶し、次いでポリオ(急性灰白髄炎、いわゆる小児まひ)やB型肝炎を制圧しようとしている。だが、「日本のB型肝炎対策は世界の水準から、あまりにもかけ離れ、途上国並みにも達していない」。済生会横浜市東部病院こどもセンターの藤澤知雄・肝消化器分野専門部長はきっぱりと言う。ワクチン接種で予防できるのに、あまり認知されていないという嘆きだ。 日本小児科学会などによると、世界ではタイ、ベトナムなど170カ国以上が、世界保健機関(WHO)の推奨に基づき、子供たちにB型肝炎のワクチンを接種している。台湾では84年から全出生児に接種させ、子供への感染や肝がんの発症が激減した。 日本では、B型肝炎ウイルスの持続感染者(キャリアー)は推計110万~140万人とされる。集団予防接種での注射器使い回しによる被害患者
◇国家運営の仕組み「改める必要ある」85% 毎日新聞が2~4日に実施した全国世論調査(面接方式)で、東日本大震災への政治の対応を見て、国家を運営する仕組みを改める必要があるかを尋ねたところ、「ある」との回答が85%に達し、「ない」の13%を大きく上回った。政府の東京電力福島第1原発事故への初動対応や被災地の復興の遅れ、「ねじれ国会」で進まない与野党協議など、国政の機能不全に対する国民の強い不信を浮き彫りにした。【中山裕司、坂口裕彦】 「仕組みを改める必要がある」と回答した人に、具体的に改めるべき点(複数回答)を聞いたところ、「国のリーダーの選び方」が63%で最多となった。次いで、「国会議員の選び方」(44%)▽「中央と地方の行政の役割分担」(36%)などの順。2006年の安倍内閣以降、ほぼ1年置きに首相が交代するなか、リーダーの選び方への関心が高まっている。 国政に対する不満や不安は、強い
東京電力から送られてきた補償金案内書。記入量が多く、戸惑う人が多い=福島県南相馬市で2011年9月20日午前10時18分、神保圭作撮影 東京電力が受け付けを始めた福島第1原発事故の個人向け損害賠償を巡って、被災者から「書類が多すぎる」「書き方が分からない」などの苦情が殺到している。被災者に届いた書類は、記入方法を示した案内書だけで約160ページ、記入用紙は約60ページに及ぶ。東電は「丁寧に説明するために分量が多くなってしまった」と釈明するが、被災者からは「請求させないためとしか思えない」との声さえ上がっている。【河津啓介】 東電は12日に3~8月分の損害の請求書類の発送を始めた。東電の相談センターへの電話は発送前は1日1000件程度だったが、その後3000件に急増した。 福島県田村市の仮設住宅に暮らす60代男性は「数日前に書類が届いたけど全然分からないから手をつけていない。説明会で直接書き
印刷 秋田県小坂町から千葉県松戸市へ送り返された焼却灰入りのコンテナ。貨物列車に載せられた=8月、秋田県大館市のJR大館駅 民間最大規模のごみ焼却灰処分場のある秋田県小坂町が、首都圏からの焼却灰の受け入れを7月から拒んでいる。きっかけは、国の基準を超える放射性セシウムが検出された焼却灰が、連絡のないまま千葉県松戸市から運び込まれ、埋め立てられたことだ。町に灰を受け入れてもらっていた首都圏の自治体では、放射性物質を含む灰が行き場を失い、山積みになっている。 発端は7月11日、松戸市内のごみ焼却施設の灰から、埋め立て処分に関する国の当時の基準値(1キロあたり8千ベクレル)を上回る同1万500ベクレルの放射性セシウムが検出されたことだった。 松戸市は小坂町に連絡するとともに、焼却場からの搬出を止めたが、貨物列車で輸送中の灰の埋め立て中止の措置はとらなかった。その結果、検査開始後の灰を含め高
<オリックス-ソフトバンク>◇19日◇ほっともっと神戸 優勝マジックが14に減っても、後味は悪かった。雨が劣勢を流し、1歩前進。1回裏。先発大場翔太投手(26)が、たった6球でマウンドを後にするハプニングを起こしてしまった。無死一塁から送りバントの構えのオリックス大引への初球だった。頭部への死球で危険球退場。大場にとっては、2年前の悪夢がよみがえったかのようなシーン。球場こそ違えど、先頭打者を四球で歩かせた後の、頭部死球。しかも打者も同じ大引だった。 3回の攻撃を終えたところで試合中断。19分の中断の末、ノーゲームが決定した。危険球退場の大場は「バントでフライを上げさせようとしたのに、抜けてしまった。頭に当てた大引さんに申し訳ないです。謝罪したい」と神妙だ。124試目で初めて中止となった秋山監督は「大場はイマイチやったな。調整不足というか。球が弱かったな。(大場の今後の起用について)明日に
ロッテ西村徳文監督(51)が19日、フロントトップの電撃退団に戸惑いを口にした。前日18日に瀬戸山隆三球団社長(58)と石川晃球団運営本部長(50)が今季限りでの電撃辞任を表明。同監督は「どういう人が(社長に)くるのか、私には分からない。ただ、おふたりは野球をよく知っていたから」と戸惑い気味に話した。瀬戸山社長はダイエーの球団代表、石川本部長は元選手でスカウト歴も長い。球団実務にたけた2人の下で現場の指揮に集中してきた。巻き返しを図る来季は、今まで以上にフロントと現場が一体となることが必要だが、先の見えない状況に表情は曇りがちだった。 選手には社長から直接の説明は行われていないが、大きな動揺はなかった。エース成瀬は「自分の仕事をするだけ」と普段通りの姿勢。生え抜きで18年目のベテラン福浦は選手全体の声を代弁するように「いろいろあるが、試合に集中していくだけ。やるしかないでしょう」と雑音を封
<広島12-4阪神>◇19日◇マツダスタジアム 「スミ4」で逃げ切れない。真弓阪神が今季ワースト21安打で12失点する投壊で逆転負けを喫した。先発ジェイソン・スタンリッジ(32)は素手を出した打球をつかみ損ねて内野安打とし、3回途中に5失点KOされた。これで8戦連続白星なしの4連敗。6、7月と2カ月連続で月間MVPを受賞した輝きを失い、今季限りの解雇もちらつく危機的状況に追い込まれた。 スタンリッジが今季最悪となる「投壊」の引き金を引いた。初回に大量4点を先制した直後。先頭の東出から3連打を浴び、嫌な雰囲気が漂った。 ここは何とか2失点にとどめたが、3回に崩れた。2死一、三塁で赤松との対決。強襲の打球に素手の右手を伸ばした。つかみ取れるはずもなく、はじいてタイムリー内野安打。「手を出さなければ、ショートが取れていた。すべてにうまくいかなかった」。後悔先に立たず-。ここで降板となった。 シー
ピンク・レディーの全国ツアー最終公演が19日、東京・有楽町の国際フォーラムで行われた。昨年の「解散やめ!」宣言を受けて、5月から24公演で5万人を動員した。最初の解散から30年。変わらないミニスカートのミイ(53)とケイ(54)は「ペッパー警部」「UFO」「サウスポー」など22のヒット曲をパワフルに披露。「きついわ」「第3次更年期よ」などとゼイゼイしておどけながら、キラキラのコスプレでお祭り状態の約5000人のファンとパワフルに歌って踊った。最後は「みんながいるから活動できる。夢の中にいるみたい。幸せです」と涙で抱き合った。
正岡子規(一八六七~一九〇二)は、わずか十一歳の時、編集から広告まですべて一人で手掛けた雑誌を創刊していた。子規が少年時代に手掛けた未公開雑誌二冊を展示し、編集者としての才能を紹介する特別展「少年エディター子規」が、十九日の命日「糸瓜(へちま)忌」にちなみ、後半生を過ごした台東区根岸の「子規庵」で開かれている。 (丹治早智子) 俳句や短歌、評論や随筆などで近代文学に影響を与えた子規が、十一歳で創刊したのは、回覧雑誌「櫻亭(おうてい)雑誌」。謎掛けなど、子どもらしい内容のほか論説、紀行文、書画、雑報も掲載。執筆、編集から広告まで、すべて子規一人で手掛け、週一のペースで発行していた。
本日、当社のコンピューターがウイルスに感染しているとの一部報道がありました。 8月中旬にウイルス感染の可能性が判明し、その後ウイルスの特性により情報漏えいの危険性も判明したことを受け、その旨を警察当局に報告、相談するとともに、以後、外部の専門家と共同で調査、対応を進めております。 現時点ではウイルス感染による被害拡大は止まったものと考えております。 また過去に社内一部のコンピューターのシステム情報(ネットワークアドレス等)が流出した可能性があることは判明しているものの、当社の製品や技術に関する情報の社外へのデータ流出は現在確認されておりません。 これまでウイルス駆除などの被害拡大防止策を講じておりますが、今後とも引き続き調査を進め、対策強化をはかってまいります。
福島第一原発の事故で、亡くなった人は一人もいないじゃないか-。原発推進派には、こんな発言をする人もいる。慣れない避難所生活の中、持病を悪化させて亡くなったお年寄りや、将来を悲観して自らの命を絶った農家や酪農家の姿は見えないのだろうか▼そんなことを考えている時、哲学者である内山節さんの近著『文明の災禍』を読んだ。原発事故が奪ったのは住民の未来の時間であるという。「人間の営みが未来の時間を破壊した。日本では、おそらくはじめて」。その思想の射程の深さに共感した▼殺人は被害者の未来の時間を破壊する。原発の事故は地域の未来の時間を丸ごと破壊する。「未来の時間を破壊することが平気な社会、それは恐怖に満ちた社会である」という哲学者の問い掛けは重い▼未来の時間を奪われた土地は「死の町」そのものである。前経済産業相の発言も長期間、人が住むことができない福島の厳しい現実を直視する契機になれば、意味があったのか
花火中止で福島・川俣町が抗議「新たな風評被害の原因になる」 愛知県日進市で行われた花火大会で、放射性物質の拡散を心配する市民から苦情を受けた実行委員会が福島県川俣町で製造された花火の打ち上げを中止したことに対し、同町は20日、実行委に抗議することを決めた。 同町によると、古川道郎町長名の文書を同日午後にも実行委に郵送する予定。文書は「打ち上げ中止が川俣町への新たな風評被害を引き起こす原因となる」と指摘した上で、日進市民に対して「被災地の状況、放射性物質に対する正しい知識の周知徹底」を求めている。 県内の花火製造業者によると、震災後、山梨県や滋賀県など多くの県から「復興支援のために福島の花火を上げたい」との依頼を受け出荷したが、日進市のような対応は初めてという。 同町の高橋清美総務課長は「打ち上げ中止で町の名前が出てしまい、農産物や絹製品などへの風評被害拡大も心配。復興に向け、町民が
「脱原発」集会に6万人!山本太郎「命懸かっている」 「脱原発」を目指してノーベル賞作家の大江健三郎さん(76)らが呼び掛けた「さようなら原発5万人集会」が19日、東京・明治公園で行われ、約6万人(主催者発表)が参加した。東京電力福島第1原発事故後の集会では、最大規模となった。集会には、大江さん、作家の落合恵子さん(66)、ルポライターの鎌田慧さん(73)らとともに、俳優の山本太郎(36)も参加。「原発を一斉停止するしかない。命が懸かっている」と訴えた。 会場となった明治公園周辺は、主催者発表で約6万人(警視庁によると約3万人)で埋め尽くされ、身動きがとれないほどだった。福島第1原発事故後の集会では最大規模。壇上に立った文化人らは口々に「脱原発」を訴えた。 大江さんは、仏文学者の故・渡辺一夫さんの文章を引用しながら「原発の電気エネルギーなしでは偉大な事業は成し遂げられないと言う人もいるが、そ
福島製花火だけ打ち上げ中止…愛知県日進市 愛知県日進市で18日夜に行われた花火大会で、主催者が福島県で製造された花火の打ち上げを中止していたことが19日、分かった。放射性物質の拡散を不安視する市民らからの苦情を受け、急きょ、福島の花火80発を、愛知県内で製造されたものに差し替えた。問題の花火は福島第1原発事故の前に製造され、屋内で保管されていたものばかりだった。主催者側は、今回使わなかった花火を検査に出し、来年の大会で使用することを検討している。 花火大会は、18日夜に行われた「にっしん夢まつり・夢花火」。主催者の実行委員会によると数か月前に、東日本大震災の復興を支援するため、福島県で製造された花火の使用を計画。愛知県内の業者を通じ、福島県川俣町の「菅野煙火店」から、花火「スターマイン」80発を取り寄せた。 だが、大会前々日の16日から、実行委に苦情や問い合わせの電話、メールが入り始めた。
「多くの職員が意気消沈した」「人間の感情を理解していない」―。橋下徹大阪府知事が率いる「大阪維新の会」が20日開会の府議会に提出予定の「職員基本条例案」「教育基本条例案」に対し、橋下知事とともに府政、教育行政をすすめてきた府と府教育委員会の幹部職員がこう猛反発しています。(大阪府・小浜明代) 16日に府庁で開かれた府・府教委幹部と「維新」府議団との意見交換会。議論はのべ5時間以上にわたりました。府と府教委幹部が固い表情で、両条例案への疑問や問題点を指摘すると、意見交換を申し入れた「維新」の一部議員は会場を出たり入ったり。隣同士でおしゃべりする姿が目につきました。 展示に難くせ 「教育案」に「子どもを傷つける」「人間の感情を理解していない」と、府教委側から批判が集中しました。 「知事が学校の教育目標を設定する」という問題で、「維新」側は、府と大阪市が運営するピースおおさか(大阪国際平和センタ
宮城県の被災者や県民が発言する県民版「復興会議」が19日、仙台市で開かれました。東日本大震災復旧・復興支援みやぎ県民センターの主催で県民約100人が参加。県の「復興計画」の根本的な見直しを求める運動を呼びかける集会決議を採択しました。 同センターの綱島不二雄代表世話人が、「県民のための復興計画を作りたい」とあいさつ。菊地修事務局長が、県の復興計画に対する同センターの提言を解説しました。 県漁協の船渡隆平専務理事が特別報告。漁業者の被災の現状と再起に向けた動きを紹介し、「漁業者が望んでいるのは元の生活に戻ることだ。企業がよそから来て、どうにかできる問題ではない」と県の「水産特区」構想を批判しました。 各分野から9人が発言しました。市民自ら放射能を測定して除染を市に提言する栗原市の取り組みや、牛の肥育農家からは枝肉の価格が下がり、東京電力に補償を求める運動が報告されました。 被災を理由にした解
作家の大江健三郎さんら著名9氏が呼びかけた「さようなら原発集会」が19日、東京・明治公園で開催されました。公園内だけでなく周辺にも人があふれ、身動きできないほど。「6万人が集まりました」と主催者が報告すると、どよめきが起きました。同公園にこれだけの人が集まるのは数十年ぶりです。 この日の集会は、新規原発計画の中止、既存原発の計画的廃止などを求めるもので、全労連、全労協、連合系、中立系の労働組合、民医連などの民主・市民団体や多数の個人が全国から参加しました。午後1時半の開会より1時間以上も早くから、最寄りのJR千駄ケ谷駅から会場に向かう長い列ができました。「原発いらない」のゼッケンを身につけた子ども連れの母親など、女性の姿が目立ちました。 呼びかけ人の鎌田慧(ルポライター)、大江健三郎(作家)、落合恵子(作家)、内橋克人(経済評論家)、澤地久枝(作家)5氏らがステージに立って発言しました。
ドイツの電機大手シーメンスのピーター・レッシャー社長は、18日発売の独週刊誌『シュピーゲル』で、同社が原発事業から完全撤退することを明らかにしました。独メルケル政権が2022年までの原発からの段階的撤退を決めたことを受けたもの。福島第1原発事故後、世界の主要メーカーが原発事業からの完全撤退を表明するのは初めて。 レッシャー氏は同誌とのインタビューで、「今後、原発建設にはかかわらない」と強調。その理由として、「原子力エネルギーは使わないというドイツ社会と政治の明確な見解に対する企業としての答えだ」と語りました。脱原発世論の高まりや政府の撤退決定で、原発製造大手の同社も方針転換を余儀なくさせられたことを認めたかっこうです。 一方で、風力発電など再生可能エネルギーの国内シェアを20年までに35%にしていくというメルケル政権の政策について「100年に1度の大規模プロジェクトだが、達成可能であるし、
2年前、「国民の生活が第一」と連呼して政権に就いた民主党。変節に変節を重ねてさすがに使いづらくなったかと思いきや、先般の首相交代劇でもこの言葉が飛び交いました。「『国民の生活が第一』の原点に立ち返る」(13日、野田佳彦首相の所信表明演説) 小宮山洋子厚労相も就任後の記者会見(5日)で意気込みました。「国民の生活が第一」の立場で「政策を進めるということが今回の内閣の使命」。 記者に問われ 民主党政権の2年間を経験した国民としては、こうしたスローガンを額面通り受け取る気分ではないでしょう。厚労相もその場で記者から問われました。政権公約だった「介護労働者の賃金4万円引き上げ」に「どのように取り組んでいくお考えか」。 思い起こせば2009年、民主党は国の予算の「全面組み替え」で財源をつくり、介護事業者への報酬を加算して介護労働者の賃金をアップすると公約しました。12年度にこの公約を完全実施するとの
年収200万円以下の給与所得者が5年連続で1000万人を超えていることが、国税庁の民間給与実態統計調査から分かりました。 同調査によると、2010年の1年を通じて勤務した給与所得者は4552万人。うち年収200万円以下は1045万人で全体の22・9%を占めました。とくに女性は42・7%にのぼりました。 男女あわせて1000万人を初めて突破したのは06年。小泉自民・公明内閣(01年発足)が推進した「構造改革」のもとで派遣労働者の製造現場への派遣解禁(04年施行)などによって、賃金が安い非正規社員の割合が増加。大企業は正社員の非正規社員への置き換えを進め、人件費抑制によって収益の改善・増加をはかりました。働いても貧困から抜け出せない「ワーキングプア」の増大が社会問題となりました。 08年秋、米証券大手が破綻したリーマンショック後、大企業のリストラ・人件費抑制は強まり、年収200万円以下の給与所
社説 原発・首相演説案 依存引き下げはまやかしか2011年9月20日 Tweet 野田佳彦首相が、22日に国連本部で開かれる「原発の安全性と核の安全保障に関するハイレベル会合」で、「原子力エネルギーの確保は引き続き必要」と演説する予定であることが分かった。 首相は13日の所信表明で「中長期的には、原発への依存度を可能な限り引き下げていく、という方向性を目指すべきだ」と強調したばかりだ。舌の根の乾かぬうちに原子力エネルギーは必要と説くのは全く理解できない。「二枚舌」そのものだ。 各種世論調査は、国民の間で「脱原発依存」の声が広がりつつあることを示している。所信表明は国民をなだめすかすためのまやかしだったのか。演説案によると「原発の安全性を最高水準に高める」とも述べるようだが、福島第1原発事故の発生を許し、大量の放射性物質の漏出になすすべがなかったのが日本の現実だ。 実効性のある具体策
原子力研究者自ら反省の弁 「福島」後初の学会 2011年9月20日 00:22 カテゴリー:社会 九州 > 福岡 原子力分野の研究者でつくる日本原子力学会(会長=田中知(さとる)・東京大大学院教授)の秋の大会が19日、北九州市小倉北区の北九州国際会議場で始まり、東京電力福島第1原発事故に関する特別シンポジウムを開催した。講演者の多くが、研究者として同事故を防げなかった責任に言及。併せて原発の安全性を向上させるための新たな対策を提言した。 大会は毎年春と秋に開催。今年は同事故発生により、春の開催を中止しており、今回が事故後では初めて。22日まで。 シンポでは、津波により、炉心損傷などの重大事故が起きる危険度を、各原発ごとに確率で示す手法を年内にもまとめる学会の方針を公表。電力会社や国が実施する新たな安全評価や、国の耐震指針見直しに反映してもらう考え。 シンポには原子炉工学や放射線管理など
事故防止へ「自己批判を」 北九州市で原子力学会大会開幕 2011年9月19日 20:59 カテゴリー:文化 九州 > 福岡 福島第1原発事故を踏まえ、一般参加者も交えた特別シンポで、学会の在り方について議論したパネリストたち=19日午後、北九州市小倉北区の北九州国際会議場 原子力分野の研究者でつくる日本原子力学会(会長=田中知(さとる)・東京大大学院教授)の秋の大会が19日、北九州市小倉北区の北九州国際会議場で始まり、福島第1原発事故に関する特別シンポジウムを開催した。講演者の多くが、研究者として同事故を防げなかった責任に言及。併せて原発の安全性を向上させるための新たな対策を提言した。 大会は毎年春と秋に開催。今年は同事故発生により、春の開催を中止しており、今回が事故後では初めて。22日まで。 シンポでは、津波により、炉心損傷などの重大事故が起きる危険度を、各原発ごとに確率で示す手法を
3月11日に発生した東日本大震災は、多くの人命を奪い、地域社会に壊滅的な被害を与えました。この経験や教訓を人類共通の資産として千年先の後世に伝承し、安全な社会を構築することが現世代の責任です。今回のシンポジウムでは、被災地の失われた「過去」の記憶をデジタルで再生し、被災した「現在」と復興に向けた「未来」の映像や資料をデジタルで記録し、まるごとアーカイブすることを目的とした「311まるごとアーカイブス」のデータ収集と保存の取り組みを紹介し、アーカイブされたデータの活用について議論します。 そのうえで、今回の震災体験を人類共通の資産として世界に発信することについて、アンドリュー・ゴードンハーバード大学ライシャワー日本研究所所長を交えて議論します。 ←シンポジウムチラシはこちら メニュー 開催概要 プログラム 参加申し込み 宿泊ツアーのご案内 関連シンポジウム 本シンポジウムのお問い合わせ リン
岐阜県中津川市の大山耕二市長の解職請求(リコール)署名活動を進める市民団体「中津川一新の会」(菅井陽一代表)は19日、「2万6109人分の署名が18日夜までに集まった」と発表した。解職の賛否を問う住民投票を実施するためには、選挙人名簿登録者数(6万7475人、2日現在)の3分の1に当たる2万2492人以上の署名が必要だが、これを上回った。署名活動期限の25日までに更に増えるとみられ、住民投票が実施される公算が大きい。 今後、市選管が署名の有効性を審査するが、菅井代表は「二重、三重に署名簿をチェックしており、ミスはほとんどないと確信している。市民の声を漏れなく生かすため、目標数(2万7000人)を達成しても最後まで署名活動を続ける」と話している。 同会は、大山市長が推進する新図書館建設に反対し、し尿・下水道汚泥処理施設の建設に住民の同意を得ることを求める市民らが結成。反市長派議員らも協力して
高台移転、国が財政支援 安住財務相「できるだけ認定」 安住淳財務相は19日、東日本大震災で被災した住宅などの高台移転について「(関連予算を)認める方向で検討している」と語り、国が財政支援する姿勢を強調した。大臣就任後初めて入った地元の石巻市で記者会見して語った。 安住氏は「高台移転事業については自治体のニーズによって額が違ってくるが、できるだけ認める方向で話し合っている」と述べ、被災した自治体が計画する高台移転を財政的に支援していく方向性を打ち出した。 地盤沈下した土地の買い上げに関しては「自治体でまるまるやるのは難しい」との認識は示したものの、「平野達男復興対策担当相からいろいろ話があった時点で、どれだけ財政的支援ができるか判断したい」として明言を避けた。 被災した中小企業をグループ化して再建を支援する補助制度について、安住氏は「企業再生の切り札だ。第3次補正予算成立後では11~1
福島の花火打ち上げず 放射線恐れる声相次ぎ 愛知・日進 愛知県日進市で18日夜行われた花火大会で、放射性物質の拡散を心配する市民から苦情を受けた実行委員会が、福島県で製造された花火の打ち上げを中止していたことが19日、分かった。 「にっしん夢まつり・夢花火」で、東日本大震災の復興を支援しようと、被災3県の花火を含め計2千発の打ち上げを予定していた。このうち80発が福島県川俣町の菅野煙火店の花火だったが、愛知県内で製造された花火に差し替えられた。岩手、宮城両県の花火は予定通り打ち上げられた。 16日の新聞紙上の案内で知った市民から「汚染された花火を持ち込むのか」などと、電子メールや電話が計約20件、市に寄せられた。市や商工会で構成する実行委員会が福島の花火を打ち上げないことを決め、17日に萩野幸三市長に伝えた。 市は「苦渋の選択だったが、市民が不安を感じる状況で打ち上げは難しい」と判断
6万人集まり「脱原発」訴え 東京・明治公園 脱原発を訴え、6万人の市民が集まった 福島第1原発事故を受け、原発の新規増設計画の中止などを求める市民集会「さようなら原発5万人集会」が19日、東京・千駄ケ谷の明治公園で開かれた。脱原発を訴える作家大江健三郎さんらが、開催を呼び掛けた。 目標を上回る6万人(主催者発表)が集まり、原発に反対する市民が沿道まであふれかえった。東北からも福島県をはじめ、各県の労働組合関係者らが駆け付けた。 大江さんらがあいさつをした後、福島県の市民団体「ハイロアクション福島原発40年実行委員会」の武藤類子さん(58)が「国は国民を守らない。原発事故は収束しない。私たちは静かに怒りの炎を燃やす東北の鬼です」と語った。 参加者はその後、会場周辺をデモ行進。新規増設計画の中止のほか、既存原発の計画的廃止、使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)の廃棄などを求めた。
九州電力の「やらせメール」問題で、玄海原発(佐賀県玄海町)へのプルサーマル導入に関する佐賀県主催の討論会(05年12月)を巡り、九電が賛成意見を表明させるために質問者を仕込むことについて、事前に県側と協議していたことが関係者への取材で分かった。九電第三者委員会(郷原信郎委員長)は、県側の仕込み質問への関与の度合いについて調査している。 第三者委が8日にまとめた中間報告では、九電が社員ら約40人に対し、討論会で推進や中立的な質問をするよう依頼。さらに1カ所に固まらないよう会場内に散らばって座るよう要請していたことが明らかになっている。 関係者によると、九電は開催前、県との打ち合わせで賛成派の質問者を準備していることを説明。会場の座席表も示し、質問者がどこに座るかも伝えた。やらせ問題発覚後、九電が廃棄しようとした資料の中に、座席表など県との協議を示す資料が含まれていたという。 討論会には717
12年の「強盛大国」建設を目標に、北朝鮮は国を挙げて経済難からの脱却を模索する。首都平壌(ピョンヤン)の街並みを急ピッチで整え、金正日(キム・ジョンイル)総書記から三男正恩(ジョンウン)氏への後継作業も着々と進める。中東で民主化運動が広がり、隣国・中国はネット世論に神経を使う。北朝鮮でも地方から脱出住民(脱北者)が出る。しかし、平壌を見る限り、金総書記の権力基盤を脅かすような動きは全く感じられない。【平壌で西岡省二】 8月31日午前、市中心部にある主体(チュチェ)思想塔の展望台(高さ150メートル)に立つ。大同江(テドンガン)を挟んだ対岸の中区域倉田(チャンジョン)地区を見れば、人民大劇場と高層マンション群の建設現場が目に入る。 砂ぼこりの立ち込める中、屋上では数十人の作業員が行き来していた。周辺の交通は遮断され、平壌冷麺の老舗「玉流館(オクリュウグァン)」も休業中だ。「来年4月に完成予定
東京都内で19日午後開かれた原発依存からの脱却を求める「さようなら原発5万人集会」やパレードには多くの市民が参加した。故郷の福島を離れて避難している人や、事故をきっかけに初めて問題意識を持った人も目立った。 福島県南相馬市を離れ、川崎市に妻と娘、孫の4人で避難している元教師の山崎健一さん(65)は「福島に暮らしている人以外にも、原発問題にもっともっと関心を持ってほしい。原発政策、脱原発を日本全体で考えてほしい」との思いで集会に参加した。南相馬に戻りたいが「1歳の孫を思うと、除染が完全に終わらない限り安心して暮らせないので戻れない」と訴える。 同県飯舘村から避難し、福島市の借り上げ住宅で暮らす女性(40)もバスで東京に駆け付け、パレードに参加。飯舘村で生まれ育ったが、第1原発のことは「小学生か中学生のころに社会科見学で行ったことがあるが、その後の日常生活で意識することは全然なかった」と振り返
【ウィーン樋口直樹】細野豪志原発事故担当相は19日の国際原子力機関(IAEA)年次総会で、福島第1原発事故で傷付いた日本に対する国際社会の信頼を取り戻し、原子力安全分野で世界に貢献する覚悟を強くアピールした。原発安全規制のあり方を巡り国際社会の足並みの乱れが表面化する中、事故当事国としていかに責務を果たすのかが問われている。 細野氏は政府代表演説で「事故の早期収束と検証に取り組み、教訓を国際的な取り組みに反映させることは事故当事国の責務だ」と決意を表明。福島第1原発の「冷温停止」を前倒しするとともに、原子力規制当局の独立を確立するため、原子力安全・保安院を経済産業省から分離し、来年4月に「原子力安全庁」を発足させることも強調した。 細野氏はさらに、原子力安全規制にかかわる人材育成機関として「国際原子力安全研修院」の設立を検討していることも明らかにした。「より安全な原子力の未来のために、担い
津波で岩手県立高田病院(陸前高田市)が壊滅したため、体調を崩した家族を市外の病院に入転院させた末に亡くした地元住民たちが「高田病院の病床を復活して」と訴えている。被災前は70床あった同病院は7月末から仮設診療所を開いたが、いまだに入院できる病床はゼロ。ただ県も慢性的な医師不足の状態で、当面は病床を整備する方針を打ち出せそうにない。 沿岸から約1.1キロの場所にあった高田病院は最上階の4階まで津波に襲われ、職員や入院患者ら計21人が死亡。生き残った医師らの一部は内陸部の病院などに移った。7月末から陸前高田市米崎町で仮設診療所を開いている。 「あの時、高田病院に入院させることができていたら……」 8月に義姉(80)を亡くした同市米崎町の大和田トキ子さん(61)は嘆く。津波被害を免れた同市広田町の自宅で暮らしていた義姉は震災後、せきこむことが増え、3月下旬に呼吸困難で隣町の県立大船渡病院(大船渡
◇体現する「日本人の心」色あせず 寂しい。特別に時代劇のファンではないつもりだったのに、そう思った。 テレビの長寿時代劇「水戸黄門」が現在放送中の第43部(12月まで)で終了することが発表された。42年間続いた国民的な番組が終わるだけでなく、地上波の民放から連続時代劇が消えることになる。NHKの地上波も「歴史劇」の要素が強い大河ドラマだけだ。 日本でテレビ放送が始まった1953年以来、さまざまな連続時代劇が制作されてきた。なぜ今になって、姿を消すことになったのか。 「水戸黄門」の打ち切りについて、制作しているTBSは「余力のあるうちに、惜しまれつつ終わるのがいい」と説明した。 しかし、視聴率が低下していたことは見逃せない。79年には史上最高の43.7%(関東地区)をマークし、その後も30%前後を記録していたが、近年は低迷。今年7月にスタートした第43部は10%前後(同)にとどまっている。
東京電力福島第1原発事故後、初めてとなる日本原子力学会の大会が19日、北九州市小倉北区の北九州国際会議場で始まった。原発安全神話の一翼を担ってきた専門家の責任が問われる中、初日のシンポジウムには一般市民約60人も含む約500人が参加。会員の研究者からは「想像力が乏しかった」などと事故を防げなかった反省の弁が相次ぐ一方、原発推進の基本姿勢を問う発言は出なかった。22日まで開かれる。 冒頭、会長の田中知・東京大教授は「国民に多大な影響と心配をかけ、学会として大変遺憾に思う」とあいさつ。二ノ方寿・東京工業大教授は「安全神話が独り歩きして結果的に改善が遅れた。専門家もあれほどの事故は起きないと過信があった」と批判の矛先を自らに向けた。 この後、研究者11人が壇上に並んで討論。参加者から事前に集めた質問に答える場面では、「事故が起こらないと問題が意識できないのか?」との問いに、宮野廣・法政大客員教授
毎日新聞は9月、東日本大震災発生から半年を控え、全国世論調査を面接方式で行った。東京電力福島第1原発事故を受け、電力供給や消費のあり方を尋ねたところ、「生活程度は低くなっても電力消費を少なくすべきだ」が65%に上り、「生活程度を維持するために電力供給を増やすべきだ」の32%を上回った。今後の日本の原発については「危険性の高いものから運転を停止し、少しずつ数を減らす」が60%と最も多く、段階的な原発削減志向がうかがえる。 「生活程度は低くなっても電力消費を少なくすべきだ」と回答した人を性別でみると、男性60%、女性70%。年代別では若年層の高さが目立ち、30代で71%、20代で67%と続いた。生活程度より電力消費の見直しを優先する人のうち、原発について「少しずつ数を減らす」と答えた人は66%を占めた。 原発を今後どうすべきかとの設問では、「少しずつ数を減らす」(60%)に次いで、「数は増やさ
野田佳彦首相は19日、復興増税の財源から消費税を除外したことについて「消費税は社会保障と税の一体改革の際に考える税目で、別にした方がいいのではないか。社会保障を支えるための消費税というイメージが国民の間に広がっている」と理由を語った。 そのうえで「あっちもこっちも使うというのはどうかなという思いがあった。私なりにそういう指示を(安住淳財務相に)させてもらった」と述べた。視察先の横浜市内で記者団に語った。【高橋恵子】
民主党政権発足からの2年間で鳩山由紀夫元首相、菅直人前首相、野田佳彦首相と首相が代わる中、内閣府の特命担当相の交代が頻繁に繰り返されている。拉致問題担当相には5人が就任し、拉致被害者家族会からは「拉致問題軽視だ」と失望の声が上がる。消費者・食品安全担当相(消費者)は7人が務め、少子化・男女共同参画担当相(少子化)も6人が就いた。内閣改造や閣僚の辞任により、兼務が相次いだのが主な理由だが、「猫の目人事」との批判が出ている。 拉致問題担当相は、国会軽視発言で柳田稔氏(法相を兼務)が昨年11月に辞任。その後、仙谷由人官房長官(当時)が兼務するなど、2年間で5人が務めた。野党や家族からの不満の高まりに、山岡賢次拉致問題担当相は、拉致議連事務局長の松原仁副国土交通相に拉致問題担当を兼務させるように首相に要請、6日に認められた。16日の参院本会議で代表質問に立った公明党の山口那津男代表は「民主党政権は
民主党の小沢一郎元代表を支持するグループの統合が難航している。統合は元代表の指示によるものだが、締めつけを嫌う若手が反発し、グループ間のかけ持ち禁止も実現しない。元代表の目指す派閥化の道は遠そうだ。 統合案は、小沢グループが8月の代表選で敗北したことを受け、来年9月の次期代表選に向けた求心力維持が狙い。新人衆院議員でつくる「北辰会」、衆院当選2~4回の中堅・若手議員の「一新会」、参院小沢系の計三つある支持グループを一つに統合し、人事とカネの配分と引き換えに、代表選で一致結束して対応する派閥化を明確にしようとした。 ところが北辰会のメンバーが「かけ持ち禁止」に反発。グループ幹部は「1回生はおいしい思いができるとなると、すぐ他グループに行く」と嘆く。約130人の小沢グループだが、幹部はかけ持ち禁止を強行すれば60~70人になるとみる。「数」が頼みの小沢グループが純化路線で急減しては本末転倒だ。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く