阪神と日本ハムで内野手として活躍した榊原良行(さかきばら・よしゆき)さんが肺炎のため、名古屋市内の病院で死去したことが26日、分かった。74歳だった。訃報を受け、吉田義男氏が追悼のコメントを出した。 ◇ ◇ ◇ 85年阪神日本一監督・吉田義男氏(日刊スポーツ客員評論家) 榊原の訃報に驚きとともにショックを受けています。わたしが第1回目の監督を引き受けた際にドラフトで入ってきた選手でした。堅実な遊撃手でガッツのある内野手でした。日本でコーチも務めましたが、特に台湾球界で指導者経験が長かったのは、榊原の人柄の良さと、熱心な教えが認められた証拠だと思っていました。日台交流に貢献した1人でした。まだ若いのに、無念です。