群馬県みなかみ町の上越線で4日午前、試運転中の蒸気機関車が脱線した事故で、運輸安全委員会は同日、鉄道事故調査官2人を指名した。5日以降に現地へ入り事故原因を調査する。脱線した機関車は「デゴイチ」の愛称で知られるSLぐんまの「D51 498」。JR東日本によると、昭和63年に「動態保存」の機関車として復活した。 JR上越線後閑―上牧間の下り線で脱線した試運転中の蒸気機関車=4日午後1時52分、群馬県みなかみ町 国土交通省によると、事故は4日午前11時45分ごろに発生。上越線後閑(ごかん)駅~上牧(かみもく)駅間で、試運転中の同機関車が脱線した。6両編成で先頭が機関車、後方5両が客車。高崎駅から水上駅へ向かう途中だった。乗客はおらず、乗務員にもけがはなかった。事故当時、運転士が異音に気づき、停車したところ、機関車の車輪が脱線しているのを確認したという。

