「仕事に私情を挟むな」というふうに、仕事に感情をもち込むことはタブー視されがちです。しかし、その風潮を疑問視するのは、著書『感情マネジメント 自分とチームの「気持ち」を知り最高の成果を生みだす』(ダイヤモンド社)を上梓した池照佳代(いけてる・かよ)さん。池照さんは、感情こそが仕事のパフォーマンスを最も大きく左右する因子であり、だからこそ「仕事には私情を挟みなさい」と語ります。 構成/岩川悟 取材・文/清家茂樹 写真/石塚雅人 自分の感情を知るツール「ムードメーター」 みなさんは自分の「感情」に注意を向けていますか? 「今日の上司は機嫌が悪そうだ……」と他人の感情には注意を向けても、自分の感情となると意外と気にかけていないのではないでしょうか。そして、その感情がどんなものかを表現することも意外と難しいものです。 ここで、「ムードメーター」というものを紹介します。これは、アメリカのイェール大学
過去10年以上、日本企業とシリコンバレーのベンチャー企業の技術的な窓口をやってきて、いろいろと文化の違いというか、進め方の違いというものを感じてきました。 特に私の場合、Eye-FiというSDカード端末とカメラのファームウェアが特殊なプロトコルで通信するような仕組みをサポートしてもらったり、Misfitが持つ独自技術を使った開発の受託案件など、何度も日米のエンジニア同士が話し合う場面に立ち会ってきました。 その中で、受託を本業としていないシリコンバレーのベンチャー企業に対して、日本の企業が開発を依頼する時の留意事項をまとめてみました。 1)「簡単な機能」かどうかは依頼する側が判断しない開発が簡単かどうかは開発側が判断することです。誰でもできる開発を依頼してるなら話は別ですが、「簡単だと思うなら自分たちで開発してよ」というのが開発する側の気持ちです。なにか機能を追加したい場合は「こういう目的
青木文鷹 @FumiHawk 丁度去年の今頃、知人に「従業員の仕事効率上げたい、このままじゃ人数増やさにゃ仕事こなせなくなる」と泣きつかれたので、いくつかアイデア出したら結構うまく回ってるみたいで、勤労感謝の日なのでちょっとTWしてみる。(個人的には休み関係なく絶賛勤労中で、今日は新嘗祭なんだけどねw)(続 2016-11-23 12:14:15 青木文鷹 @FumiHawk 最終目標は「仕事の効率UP」と「業績向上」。サービス売る仕事なので基本デスクワークと企画と外回り。残業時間超過がちらほら。最初に「会議参加人数を5人迄」「会議の前振り&挨拶無し」「会議時間90分以内」「会議資料作らない」「致命的欠陥指摘以外対案無き反対論不可」のルール決めた。(続 2016-11-23 12:15:46 青木文鷹 @FumiHawk このルールで会議の開催回数が半分以下、時間は1/4以下に。次に決めた
出るべき会議を選び、不要な会議をうまく断る方法。参加できなくても貢献の意思を伝えることがポイントになる。 あなたの受信トレイにも届くことだろう。本当は出席したくない会議への招待メールが。 気乗りしない理由は、スケジュール表の残り少ない余白が潰れるからかもしれない。あるいは、その時間帯はすでに埋まっており、どちらを断るべきか決断が迫られるからだろうか。理由は何であれ、時には会議への招待を断る必要がある。 最初の課題は、どの会議を断るべきかを決めることだ。そのために、ちょっとした規律があれば大いに役立つ。参加に際して一連の条件を設けて、それを忠実に守るのだ。 条件1 まずは会議の価値を検証しよう。その会議は、重要でタイムリー、かつ価値のある何かに関するものなのか。会議がうまく運営されるための準備として、明確な目的と議題があるのか。参加者にはしかるべき背景情報が事前に与えられるのか。有意義な進展
会社に限らず、自宅やカフェ、コワーキングスペースなど、場所にとらわれずに仕事ができるリモートワーク。クラウドサービスの拡充や国内・外への移住者が増える今の時代において、注目されている働き方の1つです。ウェブ業界を中心に徐々に増えてきているこのワークスタイルを、今年の1月、リクルートホールディングスは全従業員を対象として本格導入しました。リモートワークの魅力は通勤やムダな会議の時間を削減し、仕事の効率化や生産性の向上を図ること。また家族やプライベートの時間の充実やスキルアップなどの自己投資に時間を使うなど、ライフステージやその時々の仕事の状況に応じた柔軟な働き方を選択できることです。一方で、仕事の進捗管理やチームワークを保持するのが難しいのではないかという意見もあります。そこで、リクルートホールディングスのリモートワーク導入に中心的な役割を果たす林 宏昌(はやし・ひろまさ)氏に導入の背景やプ
Pic_(juicyrai)_CC メッセージアプリやSNSなど、テクノロジーがどんどん発達することによって、直接会って話したり、仕事の打ち合わせする機会が以前よりも減っているように思います。 特にIT企業などはオフィスに来なくてもできる仕事が多いですが、Yahoo CEOに就任したマリッサ・メイヤーさんは企業文化を強くするため、社員全員にオフィス勤務を強制し、「できないのであれば、辞めて下さい。」と述べ、直接会って会話する重要性を強調したのは記憶に新しい出来事です。 「一人で仕事する方が生産性が高いのは理解してるわ。でも、人々は一緒の場所で働く方がより協力的になってイノベーションを起こしやすくなるの。多くの素晴らしいアイデアは、二つのアイデアをくっつけたものなんだから。」(マリッサ・メイヤー) ↑チャットアプリやオンライン上のやり取りだけで、本当にイノベーションを起こせるのか。 不況にな
従来のマーケティングはもはや機能しない、と説くリーの本記事に対して、HBR米国版のサイトでは600を超えるコメントが寄せられ、反響を呼んだ。新たなマーケティングのキーワードのひとつは「ピア」(peer)、つまり顧客のネットワークであるという。 従来型のマーケティング――広告、PR(パブリック・リレーションズ)、ブランディング、企業広報など――は死んでしまった。従来型のマーケティング業務を行っている人々は、死んでしまった枠組みのなかで仕事をしていることに気づいていないかもしれない。だが、これは事実である。はっきりとした証拠があるのだ。 第1に、買い手はもはやそれらに注目していない。いくつかの調査では、「買い手の意思決定の道筋」において、従来のマーケティング上のコミュニケーションは的外れになっていることが裏付けられた(英語の動画はこちら)。買い手は製品やサービスに関する情報を自分のやり方で調べ
少し前に投稿した橋下徹の「民間だったら当たり前」は「民間のブラック企業だったら当たり前」という記事の中で、「社訓や社是を唱和させたり暗記させたりするような企業は、たいていはブラック企業である」ということを書いた。こうは書いたが、僕は社訓や社是そのものの存在を完全に否定しているわけではない。ある程度の大きさの会社には必ず社訓や社是が存在するし、中にはそれが社員を導くものとして、うまく機能している例もあるだろう。 例えば、僕がよいと思うものに、Googleの社是(正しくは、Googleが掲げる10の事実)がある。ちょっと長いが引用する。 Googleが掲げる10の事実 1. ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。 2. 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。 3. 遅いより速いほうがいい。 4. ウェブでも民主主義は機能する。 5. 情報を探したくなるのはパソコンの
このたび、2021年1月末をもちまして、イトーキ東京イノベーションセンターSYNQA(1,2階)の 利用に係る会員制度およびサービスの提供を終了させていただくこととなりました。 これに伴いまして、これまで実施しておりました各種セミナー・イベント等への利用につきましても終了となります。 ご利用いただいておりましたお客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、 何卒、ご理解いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。 長らくのご利用、誠にありがとうございました。 ■サービス終了日:2021年1月29日(金曜) ■終了するサービス:館内見学、施設利用
NECの1万人リストラで退職強要された男性が記録した面談の一問一答。「間合い以外はほぼ再現した」というメモの一端を紹介します。 1回目(45分間) 上司 今の職場で今のまま業務を続けてもらうのは難しい。特別転進(退職)を真剣に考えてほしい。 男性 残って今の仕事を続けたい。 (以上の会話の繰り返しが続く) □翌日、労組に相談する(役員が対応する) 役員 今回の面談はアドバイスをもらう場だ。自分に何が足りないのか、どうしてほしいのか、どうすれば今の職場で仕事を続けられるのか聞いてみればいい。 2回目(90分間) (労組の助言を参考に、仕事に対する熱意や決意などを伝える) 男性 自分に足りないところがあるなら直すから教えてほしい。 上司 この面談は自己研さんの場ではない。今の職場で仕事を続けてもらうのは難しい。 男性 辞めません。 上司 この面談はつまり一般的にいうリストラだ。(労使交渉の議事
boing boing からですが、第二次世界大戦中の1944年に米国のOSS(戦略諜報局)が作成した「サボタージュ・マニュアル」なるものが存在しているのだそうです。当然敵地での話ですが(自国でやったら大変)、仕事の進みを遅らせるように人々をトレーニングするためのマニュアルとのこと。その内容が掲載されているのですが、なかなか面白いです: ■ Sabotage manual from 1944 advises acting like an average 2008 manager (boing boing) 意訳込みでてきとーに訳してみると、こんな感じ: 何事をするにも「通常のルート」を通して行うように主張せよ。決断を早めるためのショートカットを認めるな。 「スピーチ」を行え。できる限り頻繁に、長い話をすること。長い逸話や自分の経験を持ちだして、主張のポイントを解説せよ。「愛国的」な主張をち
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