既に分かっていたことが確認できるだけだが、新しいデータを紹介しよう。 1カ月ほど前、Windows Vistaの採用状況に関する新しいデータを入手した。2008年5月と2007年4月に行われた調査結果を比較したものだ。わたしはMicrosoftのパートナーカンファレンスやAppleのiPhone 3G発売など、幾つかの大きなイベントが終わるのを待ってから取り上げようと考えた。E3の閉幕までもう1週間待とうとしていたが、待つのはやめにしようと思い立った。 前年との比較(調査で使われている用語では、Wave1とWave2の比較)によるこのデータは、企業におけるVistaの採用が寂しい状況であることをあらためて突きつけている。厳しい数字となっており、わたしが講釈好きだとしても、独自の解釈を加える余地はあまりない。そもそもわたしは講釈好きではないし、データは常に事実を物語るだろう。この場合は冷酷な
![Vistaは企業市場で死に体――調査であらためて浮き彫りに](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/09a21d040072d4014af9257dffe1752acb5fd9d3/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fanchordesk%2Farticles%2F0807%2F17%2Fyu_vista1.jpg)