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ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (23)

  • 縄文人の勝ち - Chikirinの日記

    中高年の代表的な口癖といえば、「最近の若いモンはだめだ。オレ達の若い頃はもっと大変だったし、もっと苦労した。それでもオレ達は頑張った。だからここまで来れたんだ。お前らも文句言わずに頑張れ」というパターンのものです。 でもこれって、そう言っている中高年の人だって、その上の世代の人からは同じように言われていたはず。そしてそれを遡ると、最後には・・・ . 平成生まれの人 「就活が大変すぎる・・・。こんな時代に大学を卒業するなんてホントに不幸だ・・」 ↑ 昭和初期生まれの人 「オレの若い頃は親からの仕送りなんかなかった。大学に行くために東京にでてきても、夜も寝ずに必死でアルバイトして、むしろオレの方が親に仕送りをしてきたんだ。そんな状態でもオレは幸せだった。今の若者は親から仕送りをしてもらって、大学を卒業してからも援助してもらってのもいる。それで不幸なはずがないじゃないか。」 ↑ 明治時代生まれの

    縄文人の勝ち - Chikirinの日記
  • “所有”という時代遅れ - Chikirinの日記

    主義経済の特徴のひとつが「私有財産制」にあるように、これまでの経済発展の中では、「より豊かになる」とは「より多くを所有すること」でした。 料から始まって、衣服、家電、車、家、不動産、(一夫多制においては)お金、会社(生産手段)と、何でもより多くを所有している人が“豊かな人”“豊かな生活を送っている人”であると認識されてきました。 ところが、世の中は今、より所有しない時代へ向かっています。 より所有しない生活こそが、より豊かで高度に発達した生活スタイルなんだと。そういう時代に向かっている気がします。 最近は個人が自分の蔵書をデジタル化するのが流行ってると聞きますけど、それ以外でも、基的にすべてのものが「非所有(非保有)」の方向に動いているんじゃないかな。 ・持ち家より、賃貸を住み替える。 ・マイカーを持つより、レンタカーやタクシーを利用する。 ・を持つより、必要に応じて図書館

    “所有”という時代遅れ - Chikirinの日記
    watanabefree
    watanabefree 2010/06/24
    使うことで生じる満足>所有するだけで生じる満足。
  • 補足)自殺率国際比較 - Chikirinの日記

    先日「自殺の男女格差」というエントリ(こちら)を書きました。そこでわかったのは、日において、 (1)男性の自殺率は、女性の2.5倍以上である。 (2)男性の自殺は1998年以降急増しているが、女性の自殺は過去30年大きくは増えていない。 (3)経済的な問題と仕事に関する理由で自殺する人は男性10人にたいして女性ひとりと男女差が極めて大きい。 という3点でした。 “縦と横”というエントリに書いたように、分析の基は時系列変化と他者比較なので、自然な流れとして次のような疑問がでてきます。 ・男性が女性より多く自殺するのは日だけ? 経済的理由での自殺の男女比がこんなに大きいのは日だけ? ・1998年に男性の自殺率が急増して、その後高止まり(もしくは“頭打ち”)なのはなぜ?1998年より前も、経済的理由での自殺にはこんなに男女差があったの? このうち、海外男女の自殺率についてはネット上のあ

    補足)自殺率国際比較 - Chikirinの日記
  • 宝のスピーチ - Chikirinの日記

    このスピーチ、すばらしかった。。(追記:公開期間は終了したようです) → “孫正義 LIVE 2011” ソフトバンクの孫正義氏が先日、2011年の新卒採用説明会で行ったスピーチのustream録画です。 2時間ちかい長いスピーチですが、小学校5,6年生か中学 1年生くらい、義務教育の間に全員に見せるべきビデオだとさえ感じました。 スピーチの公開期間は終わりましたが、聞きながらメモをとったので書いておきます。 また、下記のの内容はスピーチに近いです。 志高く 孫正義正伝 新版 (実業之日社文庫)posted with amazlet at 15.11.26井上 篤夫 実業之日社 (2015-01-31) 売り上げランキング: 12,588 Amazon.co.jpで詳細を見る 以下は、私の個人的メモです。孫社長の言葉の他、自分が感じたこと、考えたことをまぜて書いてます。ご注意下さい。

    宝のスピーチ - Chikirinの日記
    watanabefree
    watanabefree 2010/04/03
    ソフトバンクのマークが海援隊旗から来ているとは、知らなかった。/10-04-04全編見た。泣いた。
  • phaさんとお会いしました - Chikirinの日記

    先日、phaさんと対談させていただきました。日よりビジネスメディア誠で掲載が始まりましたので、是非お楽しみください。 Business Media 誠:ちきりん×phaの「そんじゃーダラダラと」(1):5W1Hに忠実な新聞よりも、グチャグチャな「圧縮新聞」の方が面白い理由 (1/4) ちきりんはネットメディアでの対談は3回目です。最初がジャーナリストの上杉隆さん、次がライフネット生命社長の出口治明社長、そして今回がニートでギークでシェアハウスナーのphaさんです。 どの方も個性的で話がおもしろく、また、ちきりんの知らない分野の専門家の方ばかりだったので、とても勉強になりました。 ちきりん的にはこれからもいろんな人と対談してみたいと思っています。なので、もし「ちきりんを対談に呼びたい!」というニーズなどありましたら、是非お声掛けください。 今までは“おちゃらけ社会派”と自称してきましたが、

    phaさんとお会いしました - Chikirinの日記
  • 最初から世界へ - Chikirinの日記

    私がこのブログを書いている“はてな”というウエブサービスの会社が、日だけでなく、世界で使えるサービス、“うごメモはてな”を始めたと聞いて思ったことを書いておきます。 私は使ってないので詳細はわかりませんが、任天堂 DSi とコラボした“ぱらぱら漫画的”な作品を作成、投稿 & 共有できるサービスのようです。 サイトを見ると、国や言語が選べるようになってます。事業としてどれくらい可能性があるのかは知りませんが、この「早い段階から世界でリリース」という方法には、大きな意味があります。 2年前、私は下記ふたつのエントリにおいて、日企業の 「まずは日市場で発売して成功し、市場が成熟した後で世界に打ってでる」 という“二段階商品リリース方式”もしくは“ツーステップ方式”について、それではこれからは成功しない、と書きました。 ・長期的視野をもった経営?(けーたいガラパゴスについて) ・ツーステップ

    最初から世界へ - Chikirinの日記
  • 友愛をどう訳すか - Chikirinの日記

    先日、海外の記者が鳩山政権について話し合うテレビ番組を見た。オーストラリア、イタリア、韓国中国の人が出ていた。皆やたらと現政権への評価が高くて驚いた。 中でもおもしろかったのは、鳩山首相のスローガンである「友愛」について、韓国中国系の人がすごく高く評価していたことだ。 たしかにアメリカには普天間の件で「私と社民党とどっちが大事なのっ!」と言われ、「来年になったら必ずはっきりさせるから。もうちょっとだけ待ってくれ」とか言ってる一方で、中国には200人の国会議員が訪問ですからね。外交的な優先順位はあまりに明らか。 民主連立政権が「先端より底辺に優先順位」をおいているのはわかっていたけれど、ここまで「アメリカより中国・アジア」優先であるとは、政権スタート前には想定してなかった。そーかー、やっぱ社民と連立だし、そもそも半分が旧社会党だし・・と思い知ったちきりんです。 さて、そのテレビ番組の中で

    友愛をどう訳すか - Chikirinの日記
  • IMF危機下の韓国ドラマが伝えるもの - Chikirinの日記

    高校生の頃、パール・バックのThe Good Earth ( 邦題 「大地」 )を読んで驚嘆しました。 「この小説の中には、人生で起こりうるすべてのことが書いてある」と思えたからです。 小説って、恋愛とか事件とか、なんらか“ひとつの出来事”にスポットライトをあて、それを深掘して質に迫るものだと思っていました。 ところが「大地」には人生のすべてが描かれています。 人生で起こりうることのすべてを、他人に伝えられるレベルまで言語化できるって、どんだけすごい才能なんだろうと思いました。 時代が変わり、最近ちきりんは、韓国ドラマを見ながら同じことを感じています。 韓国ドラマの中には、人生のすべてがある! (笑うとこじゃないです。まじめに書いてます) 特に、韓国がアジア通貨危機に巻き込まれてIMF管理下に置かれた、1997年あたりに作られたドラマがとても興味深いです。 この年、IMFから緊縮財政策を

    IMF危機下の韓国ドラマが伝えるもの - Chikirinの日記
  • 街の風景が変わる - Chikirinの日記

    2009年11月26日、日経新聞の一面トップ記事の見出しは「JTB、国内200店閉鎖」だった。200店という数は全体の2割にあたるらしい。流行り言葉を借りれば「販売チャネルの組み替え」であり、旅行は「店舗の窓口で売る商品」から、「ネットで売る商品」に変わっていく。 「何を今さら」という人もいるだろう。しかし、業界最大手の企業が、これだけの規模(既存店舗の2割)で、当然に人員削減を伴うであろう、チャネルの組み替えに踏み切ることの意味は決して小さくない。だからこそ「一面トップ記事」なのだ。 旅行業界に関して言えば、「有人店舗からネット」への格的なシフトが起るかどうかは、楽天トラベルや一休ドットコムが決めるのではない。JTBの決断がそのレバーを引くのだ。 同じ日の33面には「ネット時代の報道拓く」という記事がある。日経新聞が来春に電子新聞を創刊する、ことの特集だ。まだ料金などの詳細は発表されて

    街の風景が変わる - Chikirinの日記
  • “昔の若いモン”は・・ - Chikirinの日記

    「若者の海外旅行離れ」という話をよく聞く。それがホントなのかどうかは別の検証にまかせるとして*1、今日は別の視点から考えてみる。 というのも、この話に関して聞くのは「なんで、最近の若者は海外旅行に行きたがらないのか」という方向の話ばかりだからだ。たとえば、 最近の若者は ・内向き思考だ。 ・知的好奇心に欠ける。 ・バイタリティや冒険心に欠ける。などなど。 ひどい人になると「若者が海外旅行をしないようでは、日の将来が思いやられる」とかおっしゃる。でもね、一回反対に考えてみたらどうよ?と思う。つまり 「いったいなんで“昔の若者”はそんなに海外旅行が好きだったのか?」という方向の問いもあり得るはずでしょ。 たとえば・・ 1)ハイソ・ライフへの憧れ 昔の一時期、子供はやたらとピアノ(オルガン)を習わされた。これはその親の世代に「ピアノ=上流階級」というイメージがあったから。一方で今の親は、実家の

    “昔の若いモン”は・・ - Chikirinの日記
  • 犯罪統計より - Chikirinの日記

    先日、亀井大臣が「日で家族間の殺人事件が増えているのは、(大企業が)日型経営を捨てて、人間を人間として扱わなくなったからだ」という発言をされていて吹き出した。 このおじさんは当に巧い。彼は元警察官僚で、殺人という罪の性格、その背景も含めよーくご存じのはずだ。それをああいう形で出してくる。ちょっくら経団連の雑魚どもにジャブでもかましとくか?って感じなんでしょう。 で、一ヶ月くらい前に河合幹雄さんという法社会学の学者さんのインタビュー番組を見たのを思い出した。実はちきりんは大学では法学部で刑法のゼミにいたので、犯罪学にはそこそこ関心があります。というわけで、その番組で取り上げられていた話から覚え書き的におもしろかった点をまとめておきます。 1.日は欧米先進国と比べて極めて治安のよい社会である。 人口比の強盗や強姦などについて、米国は日の100倍、欧州でも数十倍、という国が多い。日

  • 大事なものはコストで決めない。 - Chikirinの日記

    居住用不動産について「購入か、賃貸か」という比較や論争をよく見ますが、その大半が「お金の比較」であることにいつも違和感を覚えます。 「自分の住む家って、大事じゃないの?」と思うからです。 基、人間は大事なものを経済的比較で選んだりしないんですよね。「経済的な比較で決めるものは、大事じゃないモノ」だけなんです。 例えば、結婚相手を選ぶ時に「こいつと結婚したら、一生で費用がいくらかかるか」とか「この人なら 5億は稼いでくれるわ」とか考えないですよね。 誰かと友達になる時も同じです。 職業を選ぶ時だって「医者になれば一生で○○億円かせげるから僕は医学部に行く」とマジで言う高校生はいないでしょう。 つきあう相手とか友達、職業など、人生において一定以上重要なことについて、人は「経済的理由についても考慮はするけれど、そんなことを決め手にすることはない」んです。 だから、自分が住む家についても、それが

    大事なものはコストで決めない。 - Chikirinの日記
  • いつでも辞められる - Chikirinの日記

    私は自分で買った分譲マンションに住んでます。 今日一緒にご飯をべた友人は、海のそばに 100坪の土地を買っていて、自分で設計した別荘がつい最近できあがったと言ってました。2階のリビングからどどーんと海が見えるらしい。 それは素敵ですね。 不動産の買い方って、買わないというチョイスも含めて、結構その人の性格をよく表す、と思います。 私の場合、賃貸ではなく分譲マンションを買おうと思った理由はいくつかあるのですが、最大の理由は「家さえあれば、いつでも会社を辞められる。」ということでした。 東京って家賃が高いから、賃貸だと突発的には会社が辞められない。 もしくは辞めるとすぐに貯蓄が底をつく。すぐ次の仕事を探す必要がでてきます。 でもとりあえず家さえあれば(家賃を払う必要がなければ)、コンビニのバイトくらいでも生活費は払えます。 年収 200万円って、そこから家賃払うと考えるとワープア状態ですが、

    いつでも辞められる - Chikirinの日記
  • 10年以上のローンはだめです - Chikirinの日記

    住宅金融支援機構や銀行が「返済期間 50年」の住宅ローンを始めたというニュース。あきれてぶっとびます。 50年も終わらないローンを組んで、 何かを買うのは、 明らかに「分不相応」ってもんですよ。 25歳で家を買ってローンを組んでも 50年ローンだと完済は 75歳。男性なら平均寿命ぎりぎり。てか、死ぬ直前まで稼ぐのは無理でしょ。 一度もリストラされないまま年収が上がっていき、退職金もたっぷり出て、子供も無事に独立し、家族の誰も大きな病気にもならず、 かつ、親が(自分が 60歳くらいの時に介護費用も使わずに)すんなり亡くなり、ある程度の貯金やら不動産を残してくれて、ようやくぎりぎり払えるかも、 みたいな「捕らぬ狸を 5匹くらい当てにした」計画は無謀すぎます。 しかも地震や火災、地域の治安の変化などで、不動産価値が大きく下がる可能性もあるし、なんらかの理由で引っ越しを余儀なくされる可能性もありま

    10年以上のローンはだめです - Chikirinの日記
    watanabefree
    watanabefree 2009/10/16
    銀行と土地ブローカーに生涯を捧げるよな~♪
  • 食料自給率100%の世界 - Chikirinの日記

    アメリカにて> オバマ氏「ヒラリー、何を読んでるんだい?」 ヒラリー氏「日のミンシュトウの資料よ。もうすぐ政権をとりそうな党なの」 オ氏「そうか。ヒラリーはいつも勉強熱心だね。で、なにか大事なことが書いてあるかい?」 ヒ氏「それがね、“料自給率100%を目指す”って書いてあるの。」 オ氏「えっ? それって料の輸入禁止”を目指すってことかい?」 ヒ氏「そおねえ、日には輸出競争力のある農産物なんてないから、自給率100%を目指すってことは輸入ゼロを目指すってことよね。 でも今時“料禁輸”なんて気かしら?それとも印刷ミス?」 オ氏「うーん、普通に考えれば印刷ミスだと思うけど、あの国は時々意味不明なことをするからなあ。」 ヒ氏「日気で料禁輸を目指したら、農業大国の米国としては対策が必要ね。」 オ氏「そうだね。牛肉の輸入を再開させるのも大変だったのに、料全部とは大変だ。我が国

    食料自給率100%の世界 - Chikirinの日記
  • 目標は低くもちましょう! - Chikirinの日記

    ちきりんはとても目標が低い人間です。今までの人生において“達成が不可能なこと”を目標に掲げたことはありません。“達成が困難なこと”や“多大な努力が必要なこと”を目標にしたこともほとんどありません。 それは“多くをあきらめてきた”ということではなく、そんな苦労をしてまで達成したいことが特になかったからです。 「宝くじが当たったら何を買う?」というようなくだらない妄想にはよく浸りますが、だからといってお金を稼ぐために必死で努力したいとは思いません。手の届く範囲で暮らせれば十分です。 また、個人としてだけではなく、自分の国である日の将来に関しても大きな期待はしていません。だから日の将来についても極めて楽観的です。 皆さんの中には“国を憂うちきりん”というイメージをお持ちの方があるかもしれませんが、それは誤解です。ちきりんは日が大好きな上に、日の将来にもとても楽観的なのです。なぜなら過大な

    目標は低くもちましょう! - Chikirinの日記
    watanabefree
    watanabefree 2009/07/08
    グライダーなら風にのって飛び続けられるけど、飛行機は推力が無いと落ちる。と、思った。
  • 新聞社の維持費を払うのは誰? - Chikirinの日記

    今までにも書いてきてるけど、新聞ってほんとにやばくなってきたよね。 おそらく昨年までは、それでも人気就職先だったのだと思うけど、今年秋から始まる就職活動ではどうだろう? それこそ“ほとんど社会のことを知らない、先見性がゼロ”という学生以外で新聞社を志望する人なんているんでしょうか?? 昔は銀行だって潰れるとは思われてなかった。大半の銀行は(潰れるという形ではなく)合併したり名前がかわったりした。おそらく新聞も同じでしょう。 新卒採用&終身雇用って、企業側にとっても、海のものとも山のものともつかぬ学生を「40年契約」で雇い、学生側は「向こう40年間、その企業が存続し続ける」ことに賭ける。お互いにギャンブルをしているようなものだよね。 ★★★ 新聞が大変なのは、「どこにも解がない」ってことでしょう。 たとえば 1997 年頃、日で銀行がバタバタ倒れた時には、海の向こうには“解”がありました。

    新聞社の維持費を払うのは誰? - Chikirinの日記
  • 日本大好きなんで。 - Chikirinの日記

    このブログでは、日政治や社会に(おちゃらけつつも)文句をつけていることが多く、これじゃあ「ちきりんは日が嫌いなの?」と思われると困るので、今日は「あたしは日すごい好きなんですけど」ってことを書いておくです。 ちきりんは数年アメリカに住んだことはあるけど、それ以外はずっと日で暮らしてます。 旅行は好きで、あちこち行ってます。(→参考エントリ) が、他国に住みたいと思ったことはありません。 そもそも圧倒的に日に住んでいる期間が長く、他国と日を公正に比べるのはもう不可能です。 ただ、少なくとも日に住んでることにフラストレーションを感じたことはないし、外国に住みたい!と憧れたこともないです。 こんなナイスな国に住んでるのになんでそんなこと思う必要がある?って感じです。 アメリカに住んだのは学位を取りに行くためでした。 当時働いていた業界って、「アメリカ以外の学位なんか意味も価値もな

    日本大好きなんで。 - Chikirinの日記
  • 格差と諦念 - Chikirinの日記

    格差には、「不平等だ!」「ずるい!」「変だ!」とか、「なんとしても解消されるべきだ!」と、大きな怒りや不平等感を呼ぶ格差と、あんまり気にされてない格差があるよね。 というか、格差が一定レベルを超えて大きくなると、人ってあんまり格差に怒らなくなるような気がする。 派遣社員の人って、正社員の人にたいして「同じ仕事なのに給与や待遇が違うのは不平等だ!」と怒るけど、親から何十億ももらってる麻生さんにも鳩山さんにもあんまり怒ってないでしょ。 身近なところで考えてみても、たとえば、兄弟で弟のお小遣いが2千円で自分の小遣いが千円だと、「すごい不公平!」「ずるい!!」と思うでしょ。 近所に住む同級生の○○君のお小遣いが 5千円だと聞いて、それは彼の家が金持ちだからだと聞くと、「世の中の矛盾」とか「社会正義」について考えたくなるよね。 だけど、長嶋茂雄さんとか松下幸之助さんの子供の小遣いが20万だとか50万

    格差と諦念 - Chikirinの日記
  • パソコンってやばそうだよね。 - Chikirinの日記

    ここ1年くらい、パソコンっていう商品について、結構「ヤバイ感じ」がしてきてますよね。ヤバイってのは「なくなるんじゃないの?」って意味なんだけど。 自分自身を考えても、今持っているものをもう一回くらい買い換えるかなあ、という感じ。それで「個人でパソコン買う」のは最後になるかもとさえ思います。その後に買うのは別の商品(別のコンセプトの商品)になるんじゃないかと。 まずはお断りですが、私はIT業界の人でもなく、その分野に詳しい訳でもありません。なので今日書くのは、単なるイチユーザーの感想です。 さて、なんでそんなふうに思い始めたかというと、 (1)周囲の人で、携帯しか使わない人が増えている。 (2)自分自身もパソコンの用途がすごく限定的になってきた。 (3)パソコンの代替品的な商品が実際に出てき始めている。 という3つ。 (1)についていえば、以前から若い子が全然パソコン使わないなあ、とは思って

    パソコンってやばそうだよね。 - Chikirinの日記
    watanabefree
    watanabefree 2009/04/25
    携帯もパソコンもインターネットに繋がることで新たなコミュニケーションツールとしての地位を得た。ということは、ハリウッド映画じゃないけど、頭の中が他人と共有できるとこまでいかないと進化は終らないと思う。