2013年夏モデルで話題となったNTTドコモの「ツートップ」戦略――。韓国サムスン電子の「GALAXY S4」とソニーモバイルコミュニケーションズの「Xperia A」の2機種を販売面で優遇する施策は、販売台数の面では一定の成果が得られている(写真1)。 2013年7月26日に開催された2013年度第1四半期(2013年4月~6月)決算発表時の数字は、GALAXY S4の販売台数が約55万台、Xperia Aは約110万台(関連記事:NTTドコモの1Q決算は増収減益、「ツートップ戦略は一定の成果」と加藤社長)。特にスマホ初心者をターゲットにしたXperia Aは、フィーチャーフォンからの買い替えが約62%にもなっているという。決算発表に先立ち開催された販売関連施策の説明会でも、同社販売部長の鳥塚滋人氏は「iモード機からの移行に大きな意味があった」と述べている(関連記事:ドコモショップ180