北海道稚内市の海岸に大量の死んだイワシが打ち上げられているのが見つかりました。厳しい寒さが原因とみられます。 海面を漂う大量の死んだイワシ。凍ったまま砂浜に打ち上げられているものもあります。 21日、稚内市ノシャップの海岸で少なくとも500メートルにわたって数百匹以上の死んだイワシが打ち上げられているのが見つかりました。 気温が低く凍った状態のものもあり、雪が降るなか、イワシを取りに来る人の姿も見られました。 取りに来た人:「(Q.イワシどうするの?)食べるかな。大丈夫、天然の冷凍庫」「4年か3年前にもあった。急に寒冷の水が入ったからイワシが死んだんじゃないか」 専門家によりますと、マイワシが生息できる水温は約6度までで、低気圧の発達で20日に一気に水温が3度以下に下がったことで仮死状態になり、そのまま死んだとみられています。