今節、ホームに迎えるG大阪・長谷川健太監督が「清水のときは一度もあそこで負けたことがない」と発言したことが、G大阪のブロゴラで紹介されていた。確かに、長谷川監督が率いた清水は山形が3シーズンのJ1で勝利を奪えなかったチームの一つ。ナビスコカップでは1勝1分、10年の天皇杯でも延長PKで敗れる接戦を演じているが、リーグ戦では勝ち点1にとどまっている。 12日、長谷川監督のコメントを伝えられた奥野僚右監督は「あまり相性とか過去の戦績というのも…。そういうデータを持ち出されても困るのが現実ですね」とやや困惑しながら、「歴史はあるわけですけれども、それ以上に日々新しくなっていきたいなという願望はあります」とコメント。オブラートに包みながら、チームが新しく進化していることを示唆した。