すでに一報は流れておりますが、『タイタンの妖女』『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』など多数のSF作品を訳された翻訳者の浅倉久志さんが2月14 日、逝去されました。79歳でした。親族のご意向により、通夜・告別式は親族のみで行うとのことです。謹んでご冥福をお祈りいたします。
すでに一報は流れておりますが、『タイタンの妖女』『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』など多数のSF作品を訳された翻訳者の浅倉久志さんが2月14 日、逝去されました。79歳でした。親族のご意向により、通夜・告別式は親族のみで行うとのことです。謹んでご冥福をお祈りいたします。
1960年代末から1970年代はじめにかけて、早川書房から「世界SF全集」というものが出たわけですが(正確には何年から何年の間に刊行されたか、ちょっと調べられなかった)(追記:「1968.10〜1971.8の間」だそうです。コメント欄参照)、 →世界SF全集(1〜26) →世界SF全集(27〜35) →早川書房(Hayakawa Shobo)/全集(Complete Collection) これの「短編集」に収録された作家以外の享年などについて調べてみる。ミスなどがありましたらご教示を。 1 ジュール・ヴェルヌ(1828年2月8日 - 1905年3月24日)享年77 2 H.G.ウェルズ(1866年9月21日 - 1946年8月13日)享年79 3 コナン・ドイル(1859年5月22日 - 1930年7月7日)享年71 4 ヒューゴー・ガーンズバック(1884年8月16日 - 1967年8
きのうから24時間ライブ配信の始まったウェザーニューズの「SOLiVE24」。昨晩、無料アプリケーションをダウンロードして、さっそく見始めた。 この「SOLiVE24」では、番組のあいまあいまに屋外カメラから撮った夜景が映るのだけれども、そこで流れる音楽が気になった*1。どうも初音ミクとかそういうボーカロイドソフトで作成した楽曲っぽいのだが……調べてみたら、わりとあっさりと判明。「So Labyrinthine」という曲で、ニコニコ動画でも視聴が可能です。楽曲を提供したのはshu-tさんという方だとか(ご本人のブログのエントリを参照)。 で、もう一つ気になったのが、屋外カメラからの映像はどこの風景か、ということ。夜景を見ただけでも、お台場とか東京都内のそれとはちょっと違うことに気がついた。ウェザーニューズの所在地を調べてみたところ、本社は東京都内ながら配信自体は千葉市幕張のグローバルセンタ
「隣の家の少女」 ジャック ケッチャム 「黒死館殺人事件」 小栗虫太郎「異邦人」 カミュ「果心居士の幻術」 司馬遼太郎「突破者―戦後史の陰を駆け抜けた50年」 宮崎学「存在の耐えられない軽さ」 ミラン・クンデラ「ドグラマグラ」 夢野久作「檸檬」 梶井基次郎「大製鉄所―橋本雄介小説集」 橋本雄介「ローダン・シリーズ<1>大宇宙を継ぐ者」 K・H・シェール,クラーク・ダールトン「十角館の殺人」 綾辻行人「豹頭の仮面」 栗本薫「魔が堕ちる夜―デーモニックプリンセス 二次元ドリームノベルズ」 謡堂笹弘 「車輪の下」 ヘッセ「玩具修理者」 小林泰三「罪と罰」 ドストエフスキー「封神演義」 安能務訳「江戸川乱歩全集 第4巻 孤島の鬼」 江戸川乱歩「赤い影法師」 柴田錬三郎「ファウスト」 ゲーテ「老人と海」 ヘミングウェイ「ディアスポラ」 グレッグ・イーガン「EGコンバット」 秋山瑞人「蝿の王」 ウィリ
とりあえず、生存報告させていただきます。去年はたぶん、今まででもっとも際どいエリアに近づいた一年でした。 年末 ガンマ線ナイフで入院 元旦 謎の嘔吐と下痢で6日まで入院 と年末年始は入院で潰した伊藤です。皆さんの年末年始は如何お過ごしでしょうか。上記の事情により年賀状を一通も出すことが出来なかったので、これを読まれた方におかれましては、これを新年の挨拶代りにさせていただければ幸いです。現在は家でゆっくり静養中で、ぶっちゃけ暇をもてあましています。「虐殺〜」のあともそうだったのですが、「ハーモニー」を仕上げたあと何もする気がおこらないのです。チャージ期間、ということなのでしょうか。今年は何とか病を治して、社会復帰できればいいなあ、と思います。 今月は「ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー」と「慰めの報酬」あたりですか。「ヘルボーイ」はよりファンタジックな方向に舵を切っているようなので、愉しみ。ヨ
昨晩、久しぶりに東浩紀「郵便的不安たち#」を読み直していたら、気に掛かるフレーズがあった。 ポストモダンにおいては、人間と世界の間にはいかなる意味的なつながりも見いだせない。人間はただ無意味に生き、世界もまた無意味に動いている。探偵小説がその無意味な人間たちを描く文学として発達してきたのならば、今後のSFのひとつの方向は、逆に、その無意味な世界の構造を淡々と描く文学ということになるだろう。その文学には、科学的な知識も、未来予測も、政治問題も、ジェンダー・ポリティックスも、もしかしたら、宇宙船やサイバースペースまで登場するかもしれない。しかし、ただひとつ、人間の生きる意味だけが存在しないのだ。 ――東浩紀「探偵小説の世紀、SFの世紀」(2001)より抜粋―― それなんて伊藤計劃、という話なのだが。 「探偵小説の世紀、SFの世紀」という小論に関しては基本的にかなり疑念があるので*1、論旨自体に
百聞は一見に如かず。まずはちょっと、これを見て欲しい。見てと言っても、買って中身を読めと言うんじゃない。いや興味が湧いたら買ってもらって結構だけど、とりあえず今は表紙だけでいい。 ティンカー (ハヤカワ文庫SF) 作者: ウェンスペンサー,Wen Spencer,赤尾秀子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2006/07/01メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 42回この商品を含むブログ (49件) を見るようこそ女たちの王国へ (ハヤカワ文庫SF) 作者: ウェンスペンサー,エナミカツミ,赤尾秀子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2007/10/24メディア: 文庫購入: 11人 クリック: 202回この商品を含むブログ (47件) を見るエイリアン・テイスト (ハヤカワ文庫SF) 作者: ウェン・スペンサー,エナミカツミ,赤尾秀子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 200
注:本エントリの内容は確かな根拠のあるものではありません 未確認情報ですが、マルドゥック・スクランブルのアニメ企画が再開しているのではないか、という話題がありました。 林原めぐみさんのラジオが元ネタ?の2ちゃんねる書き込みと、 先月発売の「このミステリーがすごい」掲載のコメントからです。 何故に林原さんところかというと、一度製作中止になったときのキャストにクレジットされていたからと思われます。 参考:マルドゥック・スクランブル(Wikipedia) 夏頃すごい企画を発表できるかな? 林原がイメージボードを見て感想、 「うぉー!えーこれ動いてんだ!うわーかつてやるってやらなかった作品。え……でもこんなんだっけ?キーワードはトランプ?」 http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anime3/1230989917/113 「このミステリーがすごい」掲載コメントから
パオロ・バチガルピは第一長篇 Ship Breaker をリトル・ブラウンブックスに売った。 ンネディ・オコラフォア=バッチュは、次の本からンネディ・オコラフォアに改名する。今年の2月に離婚したことに伴うもの。 フォーブス誌によると世界でもっとも収入のある作家はJ・K・ローリングとのこと。昨年度の収入は3億ドル。第二位はジェイムズ・パタースンで5千万ドル。3位はスティーヴン・キングで4.5千万ドルとか。 アヴラム・デイヴィッドスンの The Enquiries of Doctor Eszterhazy の翻訳権を河出書房新社が買った。 ブランドン・サンダースン『エラントリス』の続篇 Mistborn の翻訳権を早川書房が買った。
弊社発行のコミックス『イキガミ』が、星新一先生の小説集『ボッコちゃん』(新潮社刊)所収の短編『生活維持省』に似ているとのご指摘を、本年4月、新潮社様を通じまして、星先生のお嬢様である星マリナさんからいただきました。 しかし、『イキガミ』の作者・間瀬元朗氏も担当編集者も、最近になるまで星先生の『生活維持省』という作品を読んだことはなく、このご指摘に困惑するばかりでした。 『イキガミ』は、間瀬氏が2004年8月にヤングサンデーに発表した読み切り作品『リミット』がもとになったものです。 間瀬氏はかねてから現代社会において“命”の価値があいまいになっていると思っておりました。「命を大切に」と声高に言われる一方で、弱者切り捨て、凶悪犯罪の増加など、現実に起きている現象は「命を大切に」というスローガンとはかけ離れています。命とは本当に重いものなのか、大切なものなのか、大切ならばその命とどう向き合えばい
1962年発行の短編集『Or All the Seas with Oysters』からの抄訳。処女作『恋人の名はジェロ』をはじめ、田舎の善良な夫婦と異星人一家の心温まる邂逅を題材に、コンタクティーものを皮肉った表題作。 老いた異星人種族が密かに地球人の老人になりすまし、合衆国の養老年金をだましとろうとしている。歯がないかれらは地球の食事がとれないため、入れ歯を作らそうと高名な歯科医を拉致した!なんとも馬鹿馬鹿しくも可笑しい『助けてくれ、私は地球人の医師だ』などなど。 本邦初の短編集だったが、いまや入手困難なコレクターズ・アイテムとなってしまい残念。ちなみに、『どんがらがん』との重複は『人造人間ゴーレム』のみ。(この項松崎)
『電脳コイル』情報が2本たまったので、まとめてお伝えです。 第47回日本SF大会〈DAICON7〉の席上にて第39回星雲賞が発表された。受賞作は以下の通り (中略) メディア:磯光雄原案・監督/電脳コイル製作委員会『電脳コイル』 第39回星雲賞発表(世界SF情報からはみ出したもの) 電脳コイルが日本SF界、最高の賞を受賞しましたよ! ちなみに歴代の映画演劇部門・メディア部門はこちらです。錚々たるラインナップだ。 コイルが受賞したのは、「2007第11回年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞」と「2008年第7回東京アニメアワードテレビ部門優秀賞」に次いで、3つ目ですかね。おめでとうございます! そして……いよいよ謎の《原作》ですよ! これが全ての原点!! 『電脳コイル 企画書(仮)』 発売決定! と月刊アニメージュの最新号に掲載されているようです。 08/10にさとぴーさんから
「第39回星雲賞」の日本長編部門に決まった「図書館戦争」シリーズ(有川浩、アスキー・メディアワークス) その年の優れたSF作品に贈られる「第39回星雲賞」が決まり、長編小説部門は「図書館戦争」(有川浩、アスキー・メディアワークス)が、メディア部門ではテレビアニメ「電脳コイル」がそれぞれ受賞した。また、6月に74歳で亡くなった「スターウォーズ」など海外SF小説翻訳家の野田昌宏さんに特別賞が贈られた。 星雲賞は、毎年行われる日本最大のSFファンイベント「日本SF大会」の参加者投票で決まるもので、今回は大阪・岸和田市で開催された大会で発表された。 「図書館戦争」は、メディア規制法が施行され、言論や出版の自由が制限された近未来が舞台。政府のメディア良化委による行き過ぎた徴発から書籍を守るために、図書館の職員が独自の防衛隊を組織するという物語。05年から番外編含む全7冊が発表され、08年にはテレビア
ある日あの噂の「早川さん」を見て、SFに興味を持ち、読んでみることにした。 今まで読んだことのあるSFというと、星新一くらい。ハルヒのSFめいた部分も好きなんだけど、2chのSF初心者スレで、「オススメのを教えて下さい、ちなみによんだことのあるのはこのくらいです」とその旨を書き込んだら「これだから初心者は…あんなオタ向けラノベの稚拙な設定をSFっぽいとか言われてもね」的に嘲笑されてしまったお。リアル早川さんだお。こ……怖いお…… 怯えつつも聞いたところ、夏への扉とかを勧めてくれた。 「初心者ならここらへんからじゃない?」とのこと。「猫好きならオススメ」うーん。どっちかっていうと犬派だけど……でもまぁいいや。初心者向けだっていうしひとまずこれ読もう!と思い本屋へ。 他にも初心者向け!と言われた本をメモってあったのだが、いざハヤカワ文庫コーナーへ行くと、なんだか面白げなタイトルが並んでいる。「
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