時計描画試験(Clock Drawing Test CDT)とは、丸時計の絵を書く試験であり、前頭葉機能を反映する検査である。 検査方法[編集] いくつかの変法が知られているが、もっとも前頭葉機能を反映するとされているのは、白紙に時計の絵を描き上げる方法である。A4サイズの紙を被験者の前におき、「この紙に、紙の大きさに見合った大きさの、丸時計の絵を描いて下さい。数字も全部書いて、11時10分の時刻を指すように描いて下さい」と、口頭で指示する。 Freedman法による評価[編集] 全体像 整った外周円が描ける。 外周円の大きさが用紙に対して適切である。 数字 1~12のみ書く。 算用数字を用いる。 数字の順序が正しい。 用紙を回転させないで書く。 数字の位置が正しい。 外周円の中に位置する。 針 2本の針を有する。 適切に時を指す。 適切に分を指す。 分針の方が長い。 余計な印がない。 2