日本オラクルは3月8日、同社のデータベース製品「Oracle Database 12c Release2(Oracle DB 12.2)」のオンプレミス向け一般提供開始を発表した。同日の記者向けラウンドテーブルでは、米オラクルのアンディ・メンデルソン氏が、同リリースにおける機能強化点やオラクルのビジョンを説明した。 「インメモリ」「ビッグデータ」「クラウド環境」対応を強化した新機能群 今回のリリースは、2013年7月のOracle DB 12c Release 1からおよそ3年半ぶりの機能強化リリースとなる。昨年9月開催の「Oracle OpenWorld 2016」で発表されたあと、“クラウドファースト”の方針にのっとり、Oracle Cloud上のDBaaSとして先行提供がスタートしていた。今回の発表で、オンプレミス環境(Windows、Linux、Solaris)向けにも一般提供を開