今年後半から来年にかけて、高度なリモート管理機能を備えた企業向けPCが相次いでリリースされる見込みだ。新しい管理規格「DASH」に準拠した新CPUプラットフォームをIntelが投入するからである。PCも本格的なリモート管理の時代に突入すると見てよさそうだ。 Intelは今年下半期、新しいvProプラットフォーム(開発コード名:Weybridge)をリリースする。この新プラットフォームは、セキュリティ機能や仮想化機能に加えて、DASH準拠のリモート管理機能を備えている。 処理性能の大幅な向上といったわかりやすい特徴に比べると、クライアントPCの管理機能は地味に聞こえるが、企業のITマネジャーにとっては非常に重要である。大量の社内PCに膨大な時間をかけてパッチやアンチウイルスを適用してきた彼らからすれば、こうした作業をリモートで行えるようにしたいと考えるのは当然のことだ。 多くのPCベンダーは