撮影組数は約10万組。出張撮影サービス「ラブグラフ」が成長した理由。カップルから家族向けに転換して依頼が3倍。非合理な決定が「選ばれる理由」につながる話。 出張撮影の「ラブグラフ」さんを取材しました。 株式会社ラブグラフ 代表取締役CEO 駒下 純兵さん、CCO 村田 あつみさん「ラブグラフ」について教えてください。何度も見返したくなる写真を撮影する「出張撮影サービス」です。2014年にスタートして、累計の撮影組数としては約10万組となっています。 撮影ジャンルは「家族」が半分以上を占めています。最近伸びているのは「プロフィール写真」で、これは2年で3倍に依頼数が伸びています。 例えば、カッチリ撮った写真よりも、自然に撮った写真のほうがマッチ率が高いという理由で、マッチングアプリに使われる方も多いようです。 ラブグラフはどのように立ち上がったのか。駒下: もともと、僕は学生カメラマンとして