2008年07月26日16:58 カテゴリアメリカ モンサントは食糧だけじゃないぞ、水も支配しようとしているわけだ 世界の農業を押さえるモンサント 世界の農業が危機的状況に追い込まれている中で、世界の化学産業を代表する米国の「モンサント」に注目が集まっている。モンサントは、これまでさまざまな種子を開発することで穀物市場を支配しようとしてきた。遺伝子組み換え技術を開発、導入し、害虫に強く生産量も多い種子を生み出すことで、農業の分野で圧倒的な力を発揮する企業に成長した。 そのモンサントが、この10年以上にわたって、「未来の中核ビジネス」として位置づけているのが、すべての生物にとって欠かせない水をいかにしてコントロールするかということである。同社のウォーター・ビジネスは1996年に新しい展開を見せるようになった。そのきっかけとなったのは、バイオテクノロジー企業を次々と買収し始めたことである。W・