2月26日、中国軍が、広域展開能力の強化を目指し、これまで取り組みが遅れていた補給艦や輸送機の拡充を進めている。写真は中国のフリゲート艦「綿陽」。山東省青島で2009年4月代表撮影(2013年 ロイター) [香港 26日 ロイター] 中国軍が、広域展開能力の強化を目指し、これまで取り組みが遅れていた補給艦や輸送機の拡充を進めている。海外での国益を保護するとともに、領有権の主張を強める狙いも見え隠れする。 軍事専門家らは、こうした補給・輸送能力の強化について、高性能戦闘機や長距離ミサイルなどの配備ほどは地域にさざ波を立てないものの、中国人民解放軍(PLA)の過去30年に及ぶ軍備増強にとっては非常に重要な要素だと指摘する。