以下イベントのプレゼン資料です。 https://forkwell.connpass.com/event/279042/
![Linux関連の最新状況にキャッチアップするための本「入門モダンLinux」](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/3de6ce562826e3a63d61b0db960b88d0b945973a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffiles.speakerdeck.com%2Fpresentations%2Ff2496cf38cfd4352a509b461c6406be3%2Fslide_0.jpg%3F25543570)
ヒッチン方程式とその周辺 教授・望月 拓郎 ヒッチン方程式はリーマン面上で定義される非線形な微分方程式です。もともとは物理学で重要なヤン - ミルズ方程式を簡単にしたものとして導入されたのですが、むしろ数学的に興味深い方程式であり、微分幾 何・代数幾何・トポロジーなど様々な分野を結びつける役割を果たし、その影響は代数解析や数論といった かなり離れた分野にまで及んでいます。この講座では、ヒッチン方程式に関連する数学的対象について説明 し、ヒッチン方程式に触発されて発展した研究の一端を紹介する予定です。また、ヒッチン方程式を例とし て、非線形微分方程式の解析の難しさと面白さなどについても触れたいと考えています。 二重指数関数型数値積分公式の理論と発展 助教・大浦 拓哉 二重指数関数型数値積分公式(DE 公式)は高橋秀俊・森正武により1974年に提案された定積分の値を数 値的に求める手法です。現
2022年11月にOpenAIがリリースしたChatGPTはユーザー(人間)と対話を行う形式でテキストを生成する「大規模言語モデル(LLM:Large Language Model)」と呼ばれるものです。ユーザーとの間で文脈に沿ったテキストを生成するのが大きな特徴ですが、適切な返答があることもあれば、どう見ても間違った返答をすることもあります。それでも、これまでのテキスト生成AIよりも格段に品質の高い出力を行う大規模言語モデルだといえます。その品質の高さから、ChatGPTをどう活用すべきかとか、ChatGPTは使うべきではないといった議論も各所で行われるほどです。 本eBookでは、ChatGPTとは何かに始まり、ChatGPTがなぜユーザーの意図に沿った返答を返せるのか、ChatGPTの技術を取り込んだマイクロソフトのBingの概要、ChatGPTからの返答をよりよいものにするためのテ
『入門 モダンLinux ―オンプレミスからクラウドまで、幅広い知識を会得する』 Michael Hausenblas 著、武内 覚、大岩 尚宏 訳 2023年4月7日発売予定 256ページ(予定) ISBN978-4-8144-0021-8 定価3,080円(税込) Linuxはサーバ、組み込み機器、スーパーコンピュータなどにおいて存在感を示してきました。近年では、オンプレミスのシステムだけではなく、クラウドサービスでも広く使われています。本書は、前半でLinuxを使いこなす上で必要な基本知識を、後半で最新情報をまとめています。Linuxの知識を体系的に整理したい、最新動向が知りたい、運用を改善したい、効率的に開発を行いたい、といった要望をかなえる内容となっています。 時代の変化に柔軟に対応できるLinux技術者を目指すなら必読の一冊です。 表紙の動物は、コウテイペンギン(学名Apten
背景 最近、「コンテナはもうわかってきたので、これからKubernetesについて腰を据えて勉強したいが、どのように勉強すればいいかわからない」という相談をいただくことがすごく多くなった。 必要に応じて必要なリソースの挙動などを調べてきたし、僕自身も知らないことばかりなので、全てを伝えることはできない。 とはいえ、「入門しにくいサービスが伸びにくい」というのは、間違いないので、Kubernetesに入門する上でこの順番で学習したら、基本的な内容を身につけられるのではないかというロードマップを一つ公開しておくことで、これから業務でKubernetesを理解していく必要がある方の最初の一歩を助けられるかもしれないと思い、公開する事とした。(このQiitaのリンクを渡すだけで質問に回答できるという状態を作りたいという観点もある。) 自分の今の、Kubernetesに対する理解をうまく表現できてい
マスタリングLinuxシェルスクリプト 第2版 ―Linuxコマンド、bashスクリプト、シェルプログラミング実践入門 作者:Mokhtar Ebrahim,Andrew MallettオライリージャパンAmazon 令和最新版のシェルスクリプトの入門書とリファレンスがセットになった1冊。手元に置いておくと安心感ありますよね。 令和最新版なので、冒頭からデバッグしたいならVisual Studio Code がオススメ、と出てきます。 コンテナ使おうと思ったらシェルスクリプトの読み書きの出番がどんどん増えていって、コンテナに一番必要なスキルはシェルスクリプトのスキルでは?と思っている今日この頃です(違います)が、そのくらいの用途に必要な要素は全部盛り込んであり、シェルスクリプトの文法と実践的な使い方に加えて、一緒に利用されることの多いgrep、awk、sedといったコマンドの解説も併せて載
こんにちは。サイバーエージェントの長谷川(@makocchi)です。 「5分でわかる!Kubernetes/CloudNative Topics」連載の第5回は、最近のNewSQL事情について紹介します。 この記事ではNewSQLとは何かについて説明した後、NewSQLソフトウェアであるTiDB、YugabyteDB、CockroachDBを実際のKubernetes環境で動かす方法について紹介します。 NewSQLとは NewSQLとはNoSQL(Not Only SQL)の拡張性を持ちつつ、データベースソフトウェアでサポートされているACIDトランザクション処理が可能なソフトウェアです。NewSQLというワードの普及を後押ししたのが、Googleが2012年に発表した「Spanner: Google’s Globally-Distributed Database」という論文です。こ
Webアプリケーションの堅牢化に欠かせない知識を凝縮! セキュリティ学習のスタートに最適の一冊! 本書は、安全なWebアプリケーションを開発するための基本知識を、フロントエンドエンジニア向けに解説したセキュリティの入門書です。 これまでWebアプリケーションの開発で、セキュリティは「バックエンドの仕事」というイメージの強い領域でした。しかし、アプリケーションの安全性を高めるためには、フロントエンドエンジニアにも、セキュリティの基礎知識や具体的な対策の実践が求められます。 本書では、Webセキュリティの必須知識である「HTTP」「オリジン」などの基礎トピックや、「XSS」「CSRF」といったフロントエンドを狙ったサイバー攻撃の仕組みを、サンプルアプリケーションを舞台にしたハンズオンで学びます。 もちろん、攻撃からユーザーを守る防御の手法もしっかりおさえます。個々の攻撃手法に応じた対策のほか、
ReactにHooksの仕組みが導入されてからずいぶん経ちました。Hooks導入当時のコミュニティの熱狂は、それはもう凄いものでした。「Reactにとんでもない機能が実装されたぞ!」と大騒ぎで、Hooksについての新しい記事を見ない日はありませんでした。 そんな盛り上がりも冷めつつあり、Hooksも実務に密着した「当たり前」の機能になったのかな、と思いました。しかしその一方でまだHooksについてはよくわからないという人も多く、知識の二極化を生んでいるように感じます。 世の中にはReactにすでに全く馴染んでいる人向けのHooksの解説記事は多く見当たりますが、最近のReact初心者に向けてのHooks解説記事はあまり多くありません。この記事では、Hooksについて実例を示しつつReactの基礎的な面からの解説を行います。 React初心者向けのHooks 世の中にはもう多くの高品質なHo
Google が開発したコンテナ管理システムです。 「クバネティス」「クバネテス」「クーべネティス」などと読まれます。 ギリシャ語で「船長」の意味を持ちます。 Kubernetes のスペルが K と s の間に8文字あることから k8s と表記されることがあります。 Kubernetes を簡略化した k3s というものもあります。 Docker や Podman などに対応しています。 コンテナを Pod と呼ばれる単位で複数のノードに配布して実行管理します。 クライアントからのアクセスを適切にノード上の Pod に転送する仕組みを備えています。 コンテナやノードがダウンしても代わりに他のノードでコンテナを起動してくれます。 サービスを停止することなく、コンテナをローリングアップデートしたりアップデートを中断してロールバックすることができます。 Kubernetes の構築には通常1台
こんにちは、CyberAgentの岩井佑樹(@tenzen-y)です。連載「5分でわかる!Kubernetes/CloudNative」の第3回では、Kubernetes上でのBatchワークロードの扱いに触れた後、Kubernetes NativeなJob Queueing基盤を実現するためのOSSである、Kueueについて紹介します。また本記事で紹介するKueueは、記事執筆時点の最新バージョンであるv0.2.1です。 KubernetesとBatchワークロード Kubernetesではこれまで標準機能として、ロードバランシングやローリングアップデートなどのServiceワークロードのための機能や、Container Storage Interface(CSI)、Container Object Storage Interface(COSI)、Storage Capacity Tra
スライド概要 SPA(Single Page Application)の普及が一層進んでおり、従来型のMPAを知らないウェブ開発者も生まれつつあるようです。SPA対応のフレームワークでは基本的な脆弱性については対策機能が用意されていますが、それにも関わらず、脆弱性診断等で基本的な脆弱性が指摘されるケースはむしろ増えつつあります。 本セッションでは、LaravelとReactで開発したアプリケーションをモデルとして、SQLインジェクション、クロスサイトスクリプティング、認可制御不備等の脆弱性の実例を紹介しながら、現実的な対策について紹介します。LaravelやReact以外のフレームワーク利用者にも役立つ説明を心がけます。 PHPカンファレンス2022での講演資料です。 PHPカンファレンスでの動画URL https://www.youtube.com/watch?v=jZ6sWyGxcCs
dokoCとは、『スッキリわかるC言語入門』『同 第2版』の読者さまによる学習の敷居を下げる目的で、無償・非保証で提供されているクラウド学習環境です。PCやスマホのブラウザを用いて、手軽に学習を進めることができます。 dokoCにアクセスするには WindowsやMacOSなどのPC、iPhoneやAndroidなどのスマートフォン(タブレットを含む)で、以下のURLにアクセスします(InternetExplorerは利用できませんので、その他のブラウザをご利用ください)。 https://dokoc.jp 以下のような画面が表示されればアクセス成功です。 コンパイルと実行を試すには dokoCではアクセス直後から、サンプルコード(hello worldと画面に表示するもの)が読み込まれています。画面右下の、>>ボタンをクリックすることでコンパイルを行うことができます。
3章 Network Namespace - 1 helloworld ip netns コマンドでNetworkNamespaceの作成や操作が可能になる 作成したNetworkNamespace内で独自のネットワークを構築できる $ ip netns add helloworld $ ip netns list helloworld $ ip netns exec helloworld ip addr show 1: lo: <LOOPBACK> mtu 65536 qdisc noop state DOWN group default qlen 1000 link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00 $ ip netns delete helloworld # NSを作成 $ ip netns add ns1 $ ip n
こんにちは,sititou70です.私は社会人2年目のよわよわWebフロントエンドエンジニアであり,「数学」とか「証明」とは無縁の人生を送っています. そんな私ですが,がんばって型システム入門(通称:TAPL)という本を読み終えました.全32章,503ページ,牛乳パック1本分の重さがあり, 自立します. 自立する本は大抵やばいです. TAPLの序文を見ると,想定読者は プログラミング言語と型理論を専門とする大学院生および研究者 プログラミング言語の鍵となる概念に触れたい,計算機科学の全分野の大学院生および習熟度の高い学部生1 となっています.本記事では 「そんな本を,学生や専門家でない人間(私)が読んだらどうなるのか」 について書きます.専門的な用語は避けますので,TAPLの雰囲気だけでも感じ取ってもらえたら嬉しいです. どうなったのか 宇宙語が読めるようになった 「型安全」を説明できるよ
数年ぶりにChrome拡張のつくりかたを調べた。 本当に何も分からなかったので、Twitterで「2022年にChrome拡張つくりたかったら何見て学べばいい?」とつぶやいてみたところ、何人かの人が教えてくれた。教えてもらった中から幾つかのリンク先を紹介するような形で記述していく。 Create a Vite-React Chrome Extension in 90 seconds - DEV Community 2022年時点だと比較的新しめのフロントエンド向けツールであるviteと、viteのChrome拡張向けプラグインである@crxjs/vite-pluginを使ってChrome拡張をつくってみよう、という記事。今回自分は主にこれを参考にしながら開発を進めた。Reactと言っているが、自分のChrome拡張ではUIは存在しなかったので、Reactに関する部分は読み飛ばして、vite
はじめに 話題となっている『良いコード/悪いコードで学ぶ設計入門 ―保守しやすい 成長し続けるコードの書き方』 (出版社のページ) を読みました。 全体的には「うんうん、そうだよね」と同意できることが多かったです。 もちろん、初めて目にするような考え方, アイディア, テクニックもありました。 一方、気になったことやちょっと引っかかったこともありましたので、メモしておきます。 あくまでもメモなので結論のようなことはありません。 p.55: HitPoint.isZero HitPoint クラスに isZero メソッドがあります。 「ヒットポイントがゼロであれば true」という仕様で、実装は次のようになっています。
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