大相撲初場所13日目は22日、両国国技館で行われ、3日連続で横綱を撃破した大関・琴奨菊が、平幕勢で唯一2敗の豊ノ島にとったりで敗れ、連勝は12でストップ。 前日に日馬富士を下し、日本出身力士としては10年ぶりの優勝に前進した琴奨菊。中学生時代から対戦経験のある“ライバル”豊ノ島との対戦となったが、豊ノ島の技に屈し、今場所初めて土が付いた。勝った豊ノ島は2敗をキープ。平幕優勝に可能性を残した。 白鵬は鶴竜との横綱対決を送り出しで制して白星。琴奨菊と1敗で並び、36度目の優勝が射程圏内に入った。敗れた鶴竜は4敗となり優勝争いから脱落した。 日馬富士は、取り直しとなった結びの一番で大関・稀勢の里を寄り切って2敗をキープ。星一つの差で白鵬、琴奨菊に食らいついた。