写真●「ルーブル美術館」で検索した例(グーグル提供) ナレッジグラフが対応しているキーワードの場合、検索結果の右側に様々な関連情報が表示される。 グーグルは2012年12月5日、人間と同じように現実世界の「モノ」(物体や人、場所、ものごとなど)を認識できるという新しい検索技術「ナレッジグラフ」を開発し、同社の検索エンジン「Google」の日本語検索で利用できるようにしたことを発表した。ナレッジグラフについて同社では、「検索の未来を支える最新技術の一つ」と表現している。 ナレッジグラフは、5億7000万件以上の人や場所、ものごとに関する情報と、180億件以上の属性や関連性についての情報を含む構造化されたデータベースで構成する。このデータベースを活用することで、「入力されたキーワードが何を意味するかを把握して、検索結果の一部として表示できる」(グーグル)ようになっている。 同社では実際に、この