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本に関するyajifunのブックマーク (159)

  • 黒岩さんの訃 - 黌門客

    もう先月のことになるが、新宿古書展で、木下杢太郎訳『支那傳説集』(座右寶刊行會,1940)を買った。これは改訂版というべきもので、その約二十年前に元版が精華書院からでている。「世界少年文學名作集」というシリーズの一冊として(第十八巻)である。 いずれも函附完であるらしいが、私の持っているのはどちらも裸。愛書家というわけでもないので、廉価で入手しさえすればそういうことはあまり気にしないのだが、挿絵*1が豊富で、たたずまいが美しいのは精華書院版。こちらは目で見てたのしめる。しかもクロス装だから、そのものもしっかりしている。 一方の座右寶版は、表紙に梅原龍三郎の絵が描かれてあり美しいのだが、残念なことに紙装なので、背も弱い。 とはいえ、文を読むとなれば、これは断然、座右寶版のほうがいい。元版はとにかく誤植が多いのだ。序文からして、『子不語』を『子不言』とし、レオン・ウィーガー(木下の表

    黒岩さんの訃 - 黌門客
    yajifun
    yajifun 2010/11/19
    中国説話文学
  • みんなのおすすめ商品

    ギュギュギュは、就寝中に履いても問題ありません。日中でも寝る時のタイミングで履いて大丈夫なように作られています。 寝ているときは体の動きがあまりないため、ギュギュギュの骨盤矯正効果が最大限に発揮されます。ギュギュギュの骨盤矯正効果は体に密着するほど出やすくなるので、日中の動きが激しいときよりも、寝る時にギュギュギュを履くほうが効果的といえるでしょう。 また、ギュギュギュはお腹周りを温めてくれるので、冷え性対策としても使うことができます。女性は筋肉量が少ないため、熱を作るのが苦手です。身体を温めてくれるギュギュギュは女性にとって大きな味方になってくれるのです。 ギュギュギュを正しく着用すれば寝ながら骨盤矯正ケアができるので、着圧に慣れてきたら睡眠時も着用することをおすすめします。 先述した通り、寝ている間にギュギュギュを着用することは骨盤ケアにとても効果的です。 また、ギュギュギュは体を温め

  • 血糖値測定器

  • 一人で読めて大抵のことは載っている「講座」もの全リスト 読書猿Classic: between / beyond readers

    「講座」もの、と呼ばれるシリーズ物の出版物がある。 シリーズ名に「○○講座」とか「講座××」と付いているのがそれだ。そう名乗らないものもある。 出版社によって、いくらか違いはあるが、ある時点での当該分野の研究成果を整理して示すことを目指した企画ものと考えてよい。 読み手の立場に立てば次のようになる。 「講座」ものとは、その分野で何が問題であり、何が分かっていて、どんな未解決の課題があるのか、その学問のコンテンツとコンテキストを、第一人者たちがざっくりと、しかし紙面の制限をあまり受けずに、紹介してくれている出版物だ。 はじめての分野に挑むなら、その分野について「講座」ものがないか、チェックすることをお勧めする。 以下の記事で紹介したself-containedな(必要なものはその中に全部書いてある)教科書は日ではあまり出版されないが、その欠けているところを実質的にカバーしているのが「講座」

    一人で読めて大抵のことは載っている「講座」もの全リスト 読書猿Classic: between / beyond readers
  • 「日本の食料自給率40%」は大嘘!どうする農水省 | JBpress (ジェイビープレス)

    筆者の浅川芳裕氏は農業専門雑誌、月刊「農業経営者」の副編集長。豊富な取材事例と膨大なデータを基にして、論理的かつ明快に、農水省がいかに国民を欺(あざむ)き、洗脳してきたかを明らかにしている。 まず、日料自給率は決して低くない。農水省は「40%」という自給率を取り上げて、先進国の中で最低水準だと喧伝している。だが、これはカロリーベースの数字であって、生産高ベースで見れば66%と他の国に見劣りしない。 浅川氏によれば、実は40%というカロリーベースの数字自体も、できるだけ低く見せようとする農水省によって操作されたものだという。そもそもカロリーベースという指標を国策に使っているのは世界で日だけらしい。 浅川氏は同様に、世界的な糧危機は現実的にはやって来ないこと、日の農業は世界有数の高い実力を持ち、料の増産に成功していることなども論じており、こちらも説得力に満ちている。なにしろ日

    「日本の食料自給率40%」は大嘘!どうする農水省 | JBpress (ジェイビープレス)
  • 曼陀羅の山: 雲外の峰

    曼陀羅の山 七福神の散歩道 陳舜臣   集英社   2001.3 陳舜臣は小説家だが、わたしはエッセイばかり読んでいて、長い間小説家であることを知らなかった。 後に耶律楚材とか桃源郷などを読んで、小説家であることを確認した。 陳舜臣のエッセイは多くが中国がらみになるため、中国歴史の恰好の参考書である。それも教科書に載らないような、それでいて人生にとって大事な事を、やさしく解説する。 その姿勢は一貫していて、わたしの人格形成にどれほど影響したか計り知れない。このも例に漏れず、どの話をとっても、読んでよかったという話ばかり。 まえがきにしてから、自分の随筆「三燈随筆」の意味を次のように説明している。 中国の家系では、あらかじめ名前の一部が決まっていることが多い。舜臣は燈の世代で、三男。だがら三燈である。 ところが親戚に上の世代の名前の人がいると、たとえ赤ん坊でもおじさんと言わなければならな

  • 書評:『文学のレッスン』 ~批評家の目が全編をつらぬく「閑談的文学入門」~ - 語られる言葉の河へ

    書は、短編小説、長編小説、伝記・自伝、歴史、批評、エッセイ、戯曲、詩の8章仕立てになっている。伝記・自伝や歴史も文学にふくめている点は、注意してよい。 著者丸谷才一は、小説家であり、批評家であり、エッセイストでもある。句集『七十句 』(立風書房、1995)も上梓しているから、詩人に数えてもよいかもしれない。したがって、書には実作者の体験がわんさと盛りこまれていて興味深い。 小説家としては、長編小説論において、創作の機微を披露する。先行作品の「ハイジャック」は短編小説の手法のひとつだったが、これがやがて長編小説にもとりこまれた、と指摘したうえで、『源氏物語』を「ハイジャック」した自作の『輝く日の宮』に言及する。その0章で女主人公が中学生のときに書いた泉鏡花ばりの「小説」について、『輝く日の宮』では人間と時間が主題なのに、そして著者は徳田秋声に興味があったのに、なぜ鏡花なのかというと、「で

  • 大衆文藝評判記: 雲外の峰

    三田村鳶魚   汎文社   昭和8年11月(1933) 覆刻版     沖積舎   平成10年(1998) 三田村鳶魚(みたむら えんぎょ)は明治3年(1870)に八王子千人同心の家系に生まれ、昭和27年(1952)に亡くなった。江戸文化・風俗の研究家である。 杉浦日向子さんの大先輩のような方だが、決定的に違う点は、杉浦さんは研究したもの。三田村鳶魚は実際に見聞きしていたこと。 明治三年生まれ。子供のころは、江戸時代の人々の世界であった。実際見聞きしている人たちは、江戸時代を生きてきた人たち。このを書いたのは昭和の初めである。明治維新から六十数年しかたっていない。まだ江戸時代生まれの人も多く生存していたであろう。 そのため、言うまでもなく、このくらいは誰でも知っているということが多い。 このの対象となった小説はそんなころの小説である。 いまは第二次大戦から六十数年しかたっていない。戦前

  • さびれた町で : いかづら菩薩ウェッブ-ブログ-

    2010年05月30日21:00 カテゴリ武藤 さびれた町で 奉納相撲千秋楽、これより三役。 まずは東方、扇の要は一人横綱。大関の一人がスキャンダルもあってかそっぽを向いている。 そして西方は扇を返した形。気合十分であります。 ---------- 丸谷才一の『にぎやかな街で』を読んだ。三篇を収める。 戦争っていうとどうも悲惨で残虐で、恐ろしいものという感じがする。厭なものだ。怖いと思う。 これらは想像で言ってるわけだが、想像ですら「厭だな」「おっかないもの/ことなんだろうな」とわかっているのに「厭なもんだぞー」「おっかないぞー」と強調されると、そういうことを伝えることの大切さは重々承知しつつ、もうわかったよ、と思う。そんなに怖がらせて人が悪いと感じる。 で、そういうおっかない状況にいた人が純粋に振り回され、生活も何もすべてコントロールされていたのかどうか。例えば飯をったり便所へこもった

  • あの名作文学がネットで読める? 電子テキストを掲載しているサイト - はてなニュース

    最近、通称「まおゆう」なるWeb小説が人気を集めていたり、キンドルのような電子書籍リーダーやiPadが話題になったりと、ネット上で読める文章作品に再び注目が集まっているようです。そこで今回は、著作権切れの文書をWeb上にアップロードしている有名サイトを紹介してみます。 ■ まずは定番のサイト <iPhoneアプリでも人気「青空文庫」> ▽ 青空文庫 Aozora Bunko 日語圏でネット上の文章を読むと言えば、まずはやはりこの「青空文庫」。最近は、人気iPhoneアプリの方で知っている人も多いかもしれません。著作権の切れた作品がボランティアの手で多くアップロードされており、無料で読むことができます。明治から昭和初期にかけての国内文芸作品が多いのが特徴です。ちなみに、はてなブックマークでは、以下のような作品が人気のようです。 ▽ 夢野久作 ドグラ・マグラ ▽ 寺田寅彦 科学者とあたま ▽

    あの名作文学がネットで読める? 電子テキストを掲載しているサイト - はてなニュース
  • 【本】特権にあぐらをかく人、かかない人 ~『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』~ - 語られる言葉の河へ

    (1)米原万里は、その父が雑誌『平和と社会主義の諸問題』編集局に勤務した関係で、1960年1月から1964年10月まで、約5年間、プラハのソビエト学校へ通った。 十代のなかばに交流した同級生3人の思い出と、約30年後のそれぞれとの再会を綴ったのが書である。 ただし、単なる懐旧譚ではない。 (2)「嘘つきアーニャ」は、ルーマニアのチャウシェスク政権の側近にして各国の大使を歴任した父をもち、裕福で、そのくせ政府御用達のおおげさな革命的言辞をてらいもなく口にする少女だった。 たとえば、ロシア語でタワーリシチに相当するソードルフ(同志)を連発した。属国同然の衛星国にされてしまったチェコスロバキアの民はソードルフの呼称を喜ばない。にも拘わらず、アーニャはこの用語に固執した。 後年、アーニャの奇妙なふるまいの背景を著者は知る。アーニャ一家はユダヤ人、つまり被差別民族なのであった。 (3)アーニャの言

    【本】特権にあぐらをかく人、かかない人 ~『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』~ - 語られる言葉の河へ
  • 武田宗俊『源氏物語の研究』

    四月は忙しくてここにぜんぜん記事を書けなかった。百回までという決めた回数の残りもあるから、いいかげんなのでお茶を濁す気にもならず、間が空いてしまった。 ずいぶん前から読みたかった武田宗俊『源氏物語の研究』(岩波書店)を最近ようやく手に入れた。思ったよりも薄いだったんだな。これは、以前に紹介した源氏物語の執筆順序について、玉鬘系が紫上系にあとから追加挿入されたということを明らかにしたその論文が収録されているだ。 それにしても、実物を読む前から薄々は感じてたけど、この人はほんとに頭いい人なんだなと思った。源氏関係のでこんな明晰な文章初めて見た。そのうえ観察眼が鋭い。とくに玉鬘系の登場人物が紫上系に出ていないこととか、「竹河」の男踏歌の描写が「初音」の剽窃であることとか。これを指摘された当時の研究者たちはさぞくやしかったろうね。 このは昭和二十九 (1954) 年に初版発行だが、昭和五十

  • 間がもたぬ : いかづら菩薩ウェッブ-ブログ-

    2010年04月19日21:00 カテゴリ武藤 間がもたぬ 経済小説って久しく読んでいないのだが、一時期集中して読んだ時の印象は「無意味な性交が描かれる」ということです。 童話ではなし、ヤる場面が描かれる小説というのは多いのだけれど、経済小説のセックス描写というのは必然的でなくて、何だか使命に燃えるおっさんの難しい現状を慰めるように、美女とのセクースが描かれることが多いようです。 まるで「一生懸命に頑張れば、一見エロそうに見えない美人とずこばこできるよ」というご褒美をぶら下げているようです。よくあるのが子ある中年男性のラブアフェアであるわけですけれど、それをあまり悪いこととして描いていません。葛藤も描かれません。まさしくご褒美なわけです。 蛇足ついでに言えば、ある種「仕事をがんばれよ!」という啓蒙、あるいは宗教的動機づけとして描かれるのではないかという仮説を立てている俺でありますが、一方

  • : 岡留安則の「東京-沖縄-アジア」幻視行日記

    yajifun
    yajifun 2010/04/12
    ウワシンの表紙③のカラー広告ページは、この村西とおる監督のダイヤモンド映像が長く買い切りで出稿してもらっていた。
  • 本好きはこれを読んで祝杯をあげよう! - アンカテ

    私は、というものはシーケンシャルなテキストの形に収められた人間の精神そのものだと思っている。 だから、を読むということは、単なる情報の摂取ではなくて、一つの魂との出会いだと感じている。小説だけでなく、軽いエッセイ集でも実用書でも学術書でもそういう読み方をする。どうやってもそういう読み方のできないを読んだ時は、たとえ、そこにどんなに有用な情報がコンパクトにまとめられていても、「ああ、時間の無駄だった」と感じる。 それは、自分ととの出会いと関係があるだろう。 私には、学校というのは当に自分に合わない場所でつまらなくて馬鹿らしくて、辛くてしょうがなかった。だから、私には高校までの記憶がほとんどない。唯一覚えているのは、古屋巡りをして、乏しい小遣いの中から、50円の文庫を探して回っていたこと。 当時は、地方の小都市でも古屋がたくさんあり、どの店にもかならず、店の隅っこに古い文庫

    本好きはこれを読んで祝杯をあげよう! - アンカテ
  • 食わせてナンボ:違いが分かる男たち列伝 | キリギリスの言い分

    西安の東に驪山(りざん)という山があり その麓に温泉が湧いています。 ここ「華清池」は古くから保養地として知られ、 権力者の離宮が造られたりもしました。 中でも有名なのが、唐の玄宗皇帝のものです。 玄宗皇帝と言えば楊貴妃、例の「長恨歌」で このロマンスは不滅のものとなりました。 右の写真はその離宮にある塔で、 湯浴みをした楊貴妃が、ここで火照った体を 冷ましたという話が伝わっています。 そういえば何となくなまめかしい。 当かどうかはわかりませんけど。 御殿が立ち並ぶ敷地内には楊貴妃をうたった 杜牧(とぼく)の詩碑が一基立っています。 長安囘望繍成堆  長安回望すれば 繍 堆と成り 宮殿千門次第開  宮殿の千門 次第に開く 一騎紅塵妃子笑  一騎の紅塵に妃子笑み 無人知是茘枝來  人の是れ茘枝の来たるを知る無し 華清宮から長安の方を振り返ると 美しい山々が幾重にも重なっているのが見える。

    食わせてナンボ:違いが分かる男たち列伝 | キリギリスの言い分
    yajifun
    yajifun 2010/03/16
    「中国の大盗賊」高島俊男
  • みにくいシュレック - Wikipedia

    みにくいシュレック(英: Shrek!)は、アメリカの作家・漫画家であるウィリアム・スタイグが1990年に発表した絵で、反感を持つ緑の怪物が世界を見るために家を出て、醜いプリンセスと結婚するというストーリーである。出版後は、挿絵や独創性、文章を評価する批評家が多く、概ね好評を博した。また、シュレックをアンチヒーローと評し、満足と自尊心という書のテーマを指摘した。出版から10年以上経った後、作を原作とする『シュレックシリーズ』が公開された。 ウィリアム・スタイグは、1930年から1960年代まで『ザ・ニューヨーカー』の漫画家として活躍した。1,600以上の漫画を制作し「漫画の王様」と呼ばれた。しかし、広告製作を極端に嫌い、61歳のときから児童書の執筆を始めた[2][3]。スタイグが作を書いたのは80代のときだった[4]。 作は、親子の別れと温かい再会というテーマをグラフィカルに繰

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