【まとめ】 読み終えての感想が、「面白い!」でした。 読んでいて絵が描きたいと思えてくる教本は久しぶりです。 それはこの本が、よくある萌え系教本のように、表紙キャラの塗り工程を淡々と解説していくタイプではなく、 絵をうまく見せるコツや、陰影や配色の考え方など、refeia氏の知識や経験を生かした、まさに教科書と言えるべきノウハウ本だったからです。 『楽に絵を描くために文字化して描く方法』や、『何のために線画を描くか』、『かわいいと感じさせるイラストとは』など、絵だけでなく、文章を読んで勉強できる教本でした。 ただ、キャラクターから服、背景、陰影、配色、構図と幅広く解説してあるので、個々の項目はやや浅めの内容です。 この本は『萌え絵の教科書』というタイトル通り、これからイラストを描き始めたいという初心者から、プロのテクニックを吸収して、自分の絵を洗練していきたいという中級者辺りの人が読むと、