昨今、ディズニー、ドリームワークス、ソニーアニメーション、ブルースカイといったアメリカのスタジオの作品が100%近く立体映像になっており、特に今年は3D元年と言われています。映像クリエイターでジャーナリストの大口孝之さんによれば、こういったブームは過去に何度も起きて、すべて失敗に終わってきたのだそうです。 東京国際アニメ祭2010秋のシンポジウム「3D(立体視映像)技術と歴史」では、この歴史を振り返り、一体何がいけなかったのか、そして今回のブームでは何をすべきなのかが語られました。 シンポジウムの概要は以下から。 シンポジウムを担当したのは映像クリエイターでジャーナリストの大口孝之さん。 過去の3D映画ブームを振り返ると、1950年代が第1次ブーム、80年代が第2次ブーム、現在のものが第3次ブームだそうです。この第3次ブームは2005年ぐらいから始まっており、本格化したのは今年ぐらいから。
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