MWC 2017の会場には、複数のメーカーがSIMカードを使わずにデータ通信できるスマートフォンを展示していました。いずれもソフトウェアSIM、いわゆる「eSIM」を搭載した製品です。用途は海外に出かけた際に、ローミング料金を支払わずに比較的安価な通信を行なうためのもの。現地でプリペイドSIMを買わずとも、スマートフォンのメニューから料金を選んで利用できるのです。iPadの「Apple SIM」に近いイメージですが、Apple SIMとは異なり、SIMそのものを入れる必要はありません。 この分野の製品としては、CES 2017でNUU Mobileが「NUU X5」を出展していました。ただし、CESではアプリの準備が間に合わず動作は試せませんでした。MWC 2017では動作モデルを展示するという話を聞いてブースを訪問したものの、海外渡航時に料金を選べる「NUU Konnect」アプリが間に
![SIMカード不要でデータ通信できる「eSIM」搭載スマホが続々登場](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8693439c8111e5a1c7dd43d8de9fb3203ed6d5eb/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2017%2F03%2F05%2F1612400%2Fl%2F4dd66d5ca686b975.jpg%3F20200122)