いじめの可能性否定 大阪府高槻市で17日、小学3年の女児(8)が自宅で首をつった状態で死亡したのを受け、女児が通っていた小学校の校長らが18日、記者会見し、「2月末以降は元気に登校していた。かわいそうでならない」と述べた。母親から「教科書などに落書きをされていた」と相談を受けていた件について、校長は「落書きがいじめだった可能性は低く、死亡との関連も薄いと考えている」と説明した。 高槻署によると、女児は両親と弟(5)、妹(4)の5人暮らしで、1月に転居してきた。司法解剖の結果、死因は窒息死で、自殺とみられる。この日朝から1人で留守番をしており、17日午後3時頃の死亡と推定される。 校長によると、女児は1月25日に転入。2月1日と15日、道具箱と教科書、ドリル計12冊に「しね」という落書きをされていたと、母親から連絡があった。学校側は筆跡などを調べたが、誰が書いたかわからなかった。女児は15日