空中給油中にローターを破損し、機体不安定な状態で市街地上空の飛行を回避するために、沖縄県名護市沿岸で着水し大破したティルトローター機V-22オスプレイの2016年12月13日の事故*1に関して、その危険性を強調した話をしだしている人をそこそこ見かけるのだが、最低限知っておくべき事が幾つも抜けている気がしてならない。過去の米軍機や自衛隊機の事故について、少しは調べて比較して欲しい。 1. 軍用機は訓練中によく堕ちるので海上で訓練 安全第一の旅客機と異なり、様々な訓練を行なう米軍機や自衛隊機は事故率が高く、その事故はメディアでも度々報じられている。今年、2016年も今回の事故以前に2件の米軍機の着水に至る事故があった。9月22日のAV-8ハリアーの墜落事故は同型機の事故率の高さは広く認識されているのに大した騒ぎにならず、12月7日(先週!)のF/A-18ホーネット墜落事故も強く関心はもたれなか
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