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ブックマーク / cyblog.jp (195)

  • 月次レビューで毎月問いただしている3つの質問 | シゴタノ!

    月初に必ずやっているのが、前月一ヶ月間のふり返り、いわゆる月次レビューです。 以下の3つの質問に答えるだけです。 1.今後やりたいことは? 2.今後やめたいことは? 3.今後も続けたいことは? 「今後」は「今月以降」ということになります。 1.今後やりたいことは? まず、「今後やりたいことは?」という質問に向き合うことで、おのずと「今はやりたいことはできているのだろうか?」というふり返りになります。揺さぶりといってもいいでしょう。 月に一度、気持ちのアップデートができるわけです。 2.今後やめたいことは? 次に、「今後やめたいことは?」という、やや厳しめの質問を通して、「実は薄々やめたいと思っていることがあった」という心の中のグレーな部分を明らかにできます。 実際にやめるところまでいかなくても、やめることを考えるだけで、「これをやめるとしたら、合わせてこれもやめられる」という具合に考えが進

    月次レビューで毎月問いただしている3つの質問 | シゴタノ!
  • 「発明ノート」から抽出する5つのノート術 | シゴタノ!

    なんだかんだで手書きノートが手放せません。 記録を残すこと、手を動かすこと、時間をかけて対象と向き合うこと。いろいろな意味があるのだと思います。 さて、以下の記事でフィギュアスケートの羽生選手の<ノート術>が紹介されていました。 » 羽生、王子から王者へ 苦手のジャンプ、「科学」で克服(朝日新聞デジタル) 羽生結弦はそれを「発明ノート」と呼ぶ。 「発明ノート」 良い響きです。なんとなく梅棹忠夫さんの「発見の手帳」を彷彿とさせますね。その中身はいったいどのようなものなのでしょうか。すこし記事を読み解いていきましょう。 「発明ノート」の考察 ノートについて書かれている箇所は3つあります。 1つ目。 毎日のように、練習で気になったことや思いついたことを殴り書きする。スピード、タイミング、感覚……。自分が試してみて良かったことと悪かったこと、疑問点などが記されている。 「!」と「?」の二つの心の動

    「発明ノート」から抽出する5つのノート術 | シゴタノ!
  • 「時間の再利用」をするために、仕事を「みじん切り」にする | シゴタノ!

    『時間の再利用』というのも、あります。 事を作ったら、半分冷凍しておく、お弁当用に小分けに冷凍しておくなど、作る時間は1回でも2度べられます。1回分の調理時間を削減できます。 足りない時間を増やす3つの方法 | タスクセラピー これができればいいのですが。 残念ながら仕事というものの大半はお弁当の「冷凍」に相当することができません。これができたら世の中の仕事を一段と進むのですが。 もちろん品の冷凍は非常に素晴らしい発明なので、ぜひ大いに活用したいところです。私もこれで独身時代、何度も何度も「作っておいてよかった!」を実感しました。 ですが仕事に関しては、繰り返しになりますが、「作ったヤツを冷まして冷凍庫に入れておく」では済みません。たとえば今書いているこの原稿 ここでブツッと切っておいて、3日後に解凍すれば続きがスイスイ書けるかといえば、そんなことは絶対にありません。メモを残しておく

  • 不確実な時代を生き抜くための“磁針”を持つ | シゴタノ!

    » 2人の経営者がホームレス時代に学んだ、たった1つの教訓 人間は自分が当に得たいということに対しては、恐ろしいほどの集中力と記憶力とでモノにしてしまうものです。どん底にあると人は、自分の欲求に素直になります。その欲求を満たすためにものすごい集中力を発揮し、結果としてふつうならば思いつかないような知恵がわいてきたりするものなのです。 今読んでいる何冊かのにも同じような傾向が見られました(だらけになるので次回改めてご紹介します)。 それは、「時代が変わっても変える必要のない“磁針”を持つ」というスタイルです。“磁針”とはコンパスのことです。どんな武器を手にして戦うか、よりも先に、どんな戦い方をするかという方向性が明確に決まっているのです。 戦い方が決まっているからこそ、その時々でもっともフィットした武器が選べます。優れた武器を使っているから勝てるのではなく、自分の戦い方を知悉しているか

  • 大きくて重くてもセミナーでお役立ちのNUboard A3変形版 | シゴタノ!

    A3変形版のNUboardには、紙のホワイトボードが4枚付いていて、ページの間には、透明のシートが2枚ずつ付いています。 870gとAmazonの商品ページに書いてありましたので、かなり迷いました。 買ったはいいけれど、この重さで持ち歩くのは無理があるのではないか、重いから結局持って行くのをやめようと思ってしまわないだろうか、と。 iPadでも重いと思うのに、iPad以上の重さですから。 しかし、結果的には、大きくて重くても、セミナーでとても役に立ったので、がんばって持って行って良かったです。 ホワイトボードを持って歩き回れる 今回のセミナーの人数は、20人ほどでした。 セミナーの規模にもよると思いますが、私が関わるセミナーでは、このくらいが最大人数です。 2~3人のペアワークやグループディスカッションをしていただくのですが、その時、グループ間を順番に回ります。 そこで、NUboardを持

  • ノマドのためのタスク管理の技術#05:ノマドでやることは決めておく | シゴタノ!

    By: Ed Webster – CC BY 2.0 この話は、連載の#2と関係する話です。 こんなことを書きました。 技術の進歩を見る以前には、カフェなどで仕事をするのはずいぶん面倒か、不可能でした。だから私達はオフィスや書斎など「何でもできるところ」でしか仕事をすることができなかったのです。「何でもできるところ」ではあらゆる「ロボット」のスイッチが入りっぱなしなので「特定の大事な仕事のためのロボット」のスイッチが逆説的にも入りにくいのです。 この後「カンヅメ」を引き合いに出しているのですが、「カンヅメ」と「スキマ時間」というものほど相反するものはありません。カンヅメになってする仕事はただ1つ。「スキマ時間を利用して」やるようなことではないのです。 同じように「ノマド」を「スキマ時間」のように扱うのは損だと思います。 「何でも簡単にできる」環境こそスキマ時間ができやすい もともと私のや

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  • 10時まで寝ていた私が朝4時台に起きられるようになった4つの工夫 | シゴタノ!

    By: Ana Rodríguez Carrington – CC BY 2.0 最適な睡眠時間については個人差がありますし、早起きするということと睡眠時間を短くするということは別のことです。私は朝早く起きるようにはなったものの、睡眠時間はあまり変わっていません。 そうは言っても早起きするための工夫は行いました。長く寝ていたい性質の上、そもそも早起き自体が苦手だったからです。 早起きがなぜ苦手かというと「いくらでも寝ていたい」人間だからです。どちらかといえば今でも起きている時間より寝ている時間のほうが好きなくらいです。そんな人間でも朝4時台に起きるということは可能なのですから、そうしたい人はもっと着実にできるかもしれません。 これからあげる4つは4つともかなりありきたりで、全ての人がこれだけで早起きできるようになるとは思えません。ただ事実として私に役立った工夫はこういったものであったという

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  • 「効果の上がらないブレスト」から抜け出すための5つのルール | シゴタノ!

    「アイデアが必要? じゃあブレストしよう!」 あちらこちらから聞こえてきそうなフレーズです。確かに複数の人間が集まってアイデアを出し合えば良いアイデアが出てきそうな気がしますね。 『その科学が成功を決める』(リチャード・ワイズマン)というにはそのブレストに関して、かなり興味深い研究結果が紹介されています。 カンタベリーにあるケント大学のブライアン・ミューレンは、この方法で集団思考の有効性を調べた二十種類の実験結果を分析した。すると、驚くべきことに、実験の大半で、参加者が一人で考えるほうが、集団で考えるより量も室も上という結果がでていた。 この実験結果は、ブレストの有用性を否定するものでしょうか。私はそうは考えません。この実験で証明されたのは「効果の上がらないブレスト」がある、という事だけです。そうなると次の疑問が湧いてきます。 「効果の上がるブレストと、そうでないブレストの差とは何だろう

  • 一眼もってないけどカメラバッグ買ったら便利だった | シゴタノ!

    やはり両手が使えるバックパックは便利。 トートバッグやら肩掛けバッグなど、無数のバッグ遍歴の中にもバックパック時代が何度かありました。 でも、そのたびにある問題にぶつかり、解決できずに次のバッグにシフトしていたのでした。 その問題とはガサゴソ問題 バックパックはモノがたっぷり入るのですが、上から入れると底まで落ちてしまって「そこまで落ちると取りにくくなるので、もう少し上の方にとどまっておいていただきたい」という要望もむなしく、仕方なく奥まで手を突っ込んでガサゴソする羽目になります。 そもそもカバンに入れるモノというのは、使用頻度がまちまちなのであり、使用頻度の高いモノと低いモノとがワンルーム内で混在しているからこそガサゴソが必要になってしまうのです。 使用頻度ごとに別の部屋に居ておいてもらえば、ガサもゴソも減るに違いない。 そんな仮説もあり、一眼は持っていませんがこの要件を満たしているカメ

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  • 「日次レビュー」をきちんと回せば「週次レビュー」は「クリエイティブ・ワーク」に変わる | シゴタノ!

    週に一度、その週にやったことややり残したことをふり返り、整理し、翌週に備える「週次レビュー」。 これさえきちんとこなせれば仕事も生活もスムーズに回せそうですが、このレビューのための時間がとれなかったり、とれても具体的に何をどう整理していけばいいのかあぐねているうちに時間切れになってしまったりと、そのハードルは決して低くありません。 個人的には、「週次レビュー」よりも「日次レビュー」のほうが大事だと考えています。文字通り、毎日行うレビューです。 言い換えれば、週末を待たずに、その日のことはその日のうちに片づけてしまおう、というわけです。 今回はこの日次レビューについて、僕がやっていることをご紹介します。 日次レビューとは 日次であれ週次であれ、レビューとは来は「再検討する」という意味であり、要するに「ふり返る」ことです。ふり返るためには、ふり返るための「先」が必要です。 ふり返った先に何も

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  • 「書き出し」の書き出し方 | シゴタノ!

    photo credit: Stuck in Customs via photopin cc 「さて、何から書き始めたものか・・・」 文章を書く際に、頭を抱えがちなのが「書き出し」部分です。 さすがに原稿用紙をクシャクシャにして何枚もゴミ箱に放り込む、なんてシーンは最近ではあまり見られないでしょうが、それでも真っ白のエディタを前にして、どんな言葉から紡いでいこうかと悩みを抱えている人も多いでしょう。 それだけ悩むのは、もちろん「書き出し」が大切だからです。文章執筆についての解説ならば「書き出し」で読書の興味を引きつける、的なことが必ず書かれているのではないでしょうか。 重要な部分だから、しっかりと書きたい。そう考えると、ますます書けない。こうした構造が生まれがちです。 さて、「書き出し」はどうやって書き出せばよいのでしょうか。 書き出しのタブー 板坂元氏の『何を書くか、どう書くか』には、

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  • 「ネットスクール」を最大限に活用するための3つのポイント | シゴタノ!

    英会話や資格取得など、いわゆるスキルアップのために仕事帰りや休日にセミナーやスクールに通っている、という人は少なくないでしょう。 仕事の都合で通うのが難しいという場合は好きな時間に好きな場所で学習できる「通信教育」という方法もあります。 ただ、通信教育のメリットはそのままデメリットになることが多々あります。「好きな時間に好きな場所で」という魅惑的なフレーズは、そのまま「いつかどこかでもしかしたら取り組むかもしれない…」ということになりがちなのです。 僕自身も、某社の「ペン字講座」の通信教育講座に申し込んだものの、全10回のうち2回だけ添削指導を受けてそれっきり、という苦い経験があります(そして失敗経験はこれだけにとどまりません…)。 「心優しい催促」のお手紙を何通かいただきましたが、ふたたび筆をとるまでにはいたりませんでした。 会場に行ってしまいさえすれば強制的に学習せざるをえないスクーリ

  • 当たり前だと思っても「発見」を書くのはけっこう良いらしい | シゴタノ!

    photo credit: vladdythephotogeek via photopin cc 相変わらずブログは色々と試行錯誤を繰り返しております。 ちょっと前に「困ったとき」のことをブログに書いたりするとわりといいぽいぞ、みたいな事を書きました。 シゴタノ! 「困ったとき」の体験を書くのはけっこう良いらしい 困ったことってのはすんばらしいブログのネタになるのですが、困ったことに、そう都合良く困ったことは起こりません。 そんな、困ったことが書けないという困った状況の時に、次の「ネタ」候補として有力なのが「発見」なのです。 「自分が」発見したことを書く たとえばつい最近のことですが、私のブログにこんな記事を書きました。 知らんかった! iPhoneEvernoteがスタックに対応してた これ、たぶん出来るようになってからそれなりに時間経ってるし、知ってる人にはちょー当たり前の出来事かと

    当たり前だと思っても「発見」を書くのはけっこう良いらしい | シゴタノ!
  • TC2 003:TaskChuteは割り込みによく対応できるたぐいまれなツール | シゴタノ!

    By: yoppy – CC BY 2.0 TaskChuteというツールも非常によく誤解されているツールの1つですが、なかでもよく指摘される誤解の1つに「割り込みに対応できない」というものです。これは「クローズリスト」という概念に反対する気分から来る誤解なのですが、まったく正しくないものです。 割り込みに対応できないどころか、TaskChuteはおそらく割り込みにもっともよく対応するツールの1つです。その理由は「どの作業が現在」であるかを過去→現在→未来というタイムラインの中で表現するツールだからです。 「割り込み」とはその「現在の作業」に待ったをかけるという行為です。ですから「現在何をやっているか」が明示されていないのに「割り込みに対応」はできないに等しいのです。割り込みタスクをリストの最初や最後に付け加えるのでは「対応」になっていません。 また、ログの中にただ作業記録を残すだけでは、

    TC2 003:TaskChuteは割り込みによく対応できるたぐいまれなツール | シゴタノ!
  • 5秒待って反応がなかったら次に行く | シゴタノ!

    PCWindows)で作業をしていると、時々“固まる”ことがあります。クリックしても反応がなくなるのです。 そのまま「応答なし」になって強制終了を余儀なくされることもありますが、たいていの場合はしばらく待つと何事もなかったかのように動き出します。 ここで焦ってやたらとクリックを繰り返したり、キーボードを連打したりすると、復帰時にこれらの操作が反映されて、“二次災害”を引き起こしかねません。余計なウィンドウが次々と開き始めたり、無意味な文字列が画面を占拠して収拾がつかなくなるのです。 当然イライラしてきて無駄に腹が立つでしょう。 そこで、次のようなルールを決めておくことで、こうしたストレスを回避することができます。 5秒待って期待した反応が得られなければ、とりあえず次の作業に移る 特定のアプリケーションが「応答なし」になっているだけであれば、別のアプリケーションに切り替えてその作業をすれば

    5秒待って反応がなかったら次に行く | シゴタノ!
  • 沖縄ノマド合宿で身につけた3つの習慣と1つの技術 | シゴタノ!

    少し時間が空いてしまいましたが、4月6日(水)~4月8日(金)まで、2泊3日の沖縄ノマド合宿を行ってきましたので、そこでの成果をレポートします。 ▼現地の人からは「トロピー」と呼ばれているという宜野湾(ぎのわん)トロピカルビーチ。 参加メンバーは、またよしれいさんと新井ユウコさんと僕の3人。 合宿の趣旨は、参加メンバーそれぞれが自分の抱えている課題のうちの1つを合宿期間中にクリアする、というもの。 同じホテルに投宿し、朝時と夕時の「進捗報告ミーティング」以外はそれぞれの部屋に籠もって作業をする、というスタイルを考えていましたが、現地入りしてからの意外な展開により、部屋に籠もるよりもずっと成果の出やすいワークスタイルで仕事に取り組むことができました(詳細はエントリーを改めます)。 今回の合宿で得られた成果は次の3つの習慣が身についたこと。 GmailのInboxゼロ化とその継続 あるプロ

    沖縄ノマド合宿で身につけた3つの習慣と1つの技術 | シゴタノ!
  • 『朝活手帳2011』に盛り込んだ、「あえて型にはめる」ことにより創造性を発揮する技術 | シゴタノ!

    11月から書き込める『朝活手帳2011』。いよいよ始動しました! お陰様で、メール、ツイッター、facebookなどでたくさんの反響を頂いています。どうもありがとうございます! ツイッターのハッシュタグ #asatecho では、在庫がある書店情報や、利用の方それぞれの使い方の工夫などがぞくぞくと集まっています。facebookにもファンページがありますので、どうぞご活用くださいね。 今回、朝活手帳のウィークリーページでは私の業、「図解」で培ったスキルをふんだんに盛り込みました。 私は図解化コンサルタントとして、「伝わる」「通る」資料作成支援の他、個人の方に向けてテンプレートの図に文字を入れ込むことによる目標達成支援をしています(日経WOMAN 2010年7月号では、「ダラダラさん(=ついダラダラしてしまって無駄な時間を過ごしてしまう人)」「ツメツメさん(=つい予定を詰め込みすぎてしまっ

  • 「発想力」を補助する3つのポイント | シゴタノ!

    今回は、このから「考える力」すなわち発想力をブーストさせるための簡単な方法を抽出してみたいと思います。ポイントは以下の3つ。 ゲーム化する 空白を作る 「面倒」を嫌う それぞれ見ていきましょう。 ゲーム化する 第1章の中心的なテーマは「ほどよい緊張感を持って仕事をする」です。この「ほどよい緊張感」は人間の集中力を最大限に高めてくれるようです。だとすれば、後はどうすれば「ほどよい緊張感」をキープできるかが問題になります。 そこで出てくるのが「ゲーム化」するという事です。単純なゲームでも人は驚くほど集中力を見せることがあります。発想や仕事に関してそういった状況に持ち込むことができればしめたものです。 突き詰めて考えてみると「ゲーム」=「ルール」です。ルールの有り無しがゲームかそうでないかを分けるといっても過言ではないでしょう。 であれば、何かをするときには「ルール」を設定するというのがよさそ

  • グラッドウェルのコラムから受ける刺激の例 | シゴタノ!

    マルコム・グラッドウェルのコラム傑作集第三弾。『第一感』や『天才!』のタマゴのようなコラムがおさめられています。知的な刺激に満ちあふれているを読むと、触発されて自分でもアイデアが次々に浮かんでくる事がありますが、書もそんな一冊です。 今回は書の面白い点を紹介するのではなく、私が印象に残った部分とそこから考えたこと、つまり刺激を受けて出てきたアイデアについて紹介することにします。 「いつも何かに気をつけて、知っている」 第15章では優れた教師の能力として、「ウィズイットネス」が紹介されています。これは「いつも何かに気をつけて、知っている」というニュアンスの言葉です。 ウィズイットネスの能力とは、「生徒がそのとき何をしているのか」を知っていることを、あるいはいわゆる自分の頭の後ろに目がついていることを、教師自身の態度によって(「先生にはちゃんとわかっていますからね」と言葉で告げるのではな

  • 思考力や考える力を鍛える方法 | シゴタノ!

    「思考力」は簡単にいえば「物を考える力」です。最近では頭がよい=記憶力があるというイメージから、頭がよい=思考力がある、というイメージに移り変わってきているような印象もあります。 この「思考力」を鍛えたいと思っておられる方も多いでしょう。しかし、よくよく考えてみると「思考力とは一体なんなのか」というのは具体的にイメージしにくいものです。 例えば、「体力」という言葉があります。この「体力」を直接鍛えることはできません。普通「体力をつける」といった場合には、筋力トレーニングをしたり、事の栄養バランスに気をつけたり、生活のリズムに気を配ったりとさまざまな要素が入り込んできます。 これと同じように「思考力」の鍛え方も、特定の一つの事をやればよいのではなく複合的なポイントを押さえていく必要があるのではないでしょうか。 今回はこれを踏まえて、ごくシンプルな「考える力」を付けるための方法について考えて