皆さんこんにちは。 一向一揆というと、加賀一向一揆、長島一向一揆、歴史マニアの方なら三河一向一揆などが有名ですね。 興福寺の勢力が強かった奈良、大和国とは一見無縁のようにも見えますが、実は興福寺や筒井氏をはじめとする国人達と本願寺門徒たちの、激しい闘争が繰り返された地であることをご存じでしょうか。 大和における浄土真宗 大和天文一揆 寺内町の興亡 現在の奈良を形作る 大和における浄土真宗 さて、大和国といえば、古代からの仏教勢力が、精神世界だけでなく世俗権力としても大きな力を振るっていたことで知られます。 特に平安末期から中世にかけては、興福寺が事実上、大和の支配者として君臨していました。 www.yamatotsurezure.com このような大和にあって、鎌倉新仏教の浄土真宗が入り込む余地などないかに見えますね。 浄土真宗の草創期である鎌倉時代、やはり奈良盆地での布教は難しかったよう
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