ドイツの首都ベルリン(Berlin)の動物園「ティアパルク(Tierpark)」で飼育されている梅山豚(2013年6月28日撮影、資料写真)。(c)AFP/JOHANNES EISELE 【8月28日 AFP】7000年前の石器時代、現在の欧州地域で暮らしていた狩猟採集民は定住の農耕民との間で取引を行い、イノシシの捕獲不足を補うために家畜のブタを入手していた可能性があるとの研究論文が27日の英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)で発表された。 独キール大学(University of Kiel)などの研究チームが発表した論文によると、遊動生活を送っていた北欧地域の狩猟採集民エルテベレ(Ertebolle)と、「肥沃な三日月地帯(Fertile Crescent)」と称される現在のトルコ、シリア、イラク周辺から移動し定住した農耕民との間で、生き