11日午前2時50分頃、広島市南区東荒神町の駐広島韓国総領事館で、1階正面玄関わきにある窓ガラスの一部が割られているのが見つかった。 広島県警は、韓国の李明博(イミョンバク)大統領が10日、島根県の竹島に上陸したことと関連があるとみて、器物損壊容疑で調べている。 県警広島東署の発表によると、付近にはレンガ1個(縦5センチ、横10センチ、長さ20センチ)が落ちていた。警備の警官がガラスの割れる音を聞いた際、ヘルメットをかぶった男1人が黒いスクーターで東へ走り去るのを目撃。同署は、男がレンガを投げてガラスを割ったとみて、行方を追っている。 総領事館は当時、無人で、警官2人が警備に当たっていた。