どのような理由であれ、投票の棄権は権利の放棄をしているに過ぎないと思います。 なぜなら、選挙は我が国の憲法の根幹である民主主義が払わなければならないコストだからです。 今回の衆議院解散も、日本国憲法第7条に則って行われたわけですし、それに異議があれば、国民の代弁者たる立法権を持つ国会議員を選出し、憲法なり法令の改正を求めるのが筋であると思います。 そもそも、国民自身の権利を保持するために不断の努力が必要なのは、日本国憲法にも書かれている通りです。 日本国憲法(抄) 第十二条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。 どれほど無駄な衆議院解散だと思っても、誰を選んでも政治は変わらないと思っても、投票に値する候補者がいないと思っても、法令に基づ