大阪府立中央図書館(東大阪市荒本北1、TEL 06-6745-0170)1階小説読物室貸出カウンター前で現在、展示「鎌倉幕府の黎明-鎌倉殿と東国のもののふたち-」を行っている。 鎌倉幕府黎明期をテーマにした文学作品 同館では毎年1月、大河ドラマの題材に合わせた資料展示を企画。今年は1月9日に放送が始まったNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に合わせ、平安時代の末期から承久(じょうきゅう)の乱までの歴史が分かる資料やドラマの登場人物の伝記・評伝、その時代を舞台とした小説など、320冊を集めた。 同館調査相談課人文系資料室室長の八木美恵さんは「幕末に比べて鎌倉はよく知らないという声をよく聞く。小栗旬さん演じる主人公の北条義時や北条政子、源頼朝、三浦義村など、第1話に登場した人物に関する書籍を中心に並べた。鎌倉時代は江戸時代などに比べると数が少なく、専門書に寄った本が多いのであまり動かないと思った
第19回特別展示「世界の民俗ゲーム」が現在、大阪商業大学アミューズメント産業研究所(東大阪市御厨栄町4、TEL 06-4307-6570)で開催されている。 市場の商人 「日本初の余暇文化産業を研究する専門機関」という同施設。今年は、地域別にゲームを展示し、その地域発祥のゲームやその地域で広く遊ばれていたものなどを紹介する。文化の多様性、文化がほかの地域に伝わっていく様子を知ってもらおうと企画した。期間中、世界の伝統的ゲームなどの資料130点を展示する。 同施設研究員の高橋浩徳さんによると、アフリカを代表するゲームで、木の実や豆を駒として移動させるゲームの「マンカラ」は、世界で200を超す名称とルールがあるという。このほか、現在のエジプトにあったマムルーク王朝から発掘された遊戯札は4つの模様と2種類の絵札があり、その後、ヨーロッパにわたった。それぞれお国柄を反映したデザインで、フランスでは
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