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ブックマーク / business.nikkeibp.co.jp (126)

  • 失敗学から考えるリーマン破綻:日経ビジネスオンライン

    今、トロントでこの原稿を書いている。ちょうど日からこちらに向かう機内にいる時間に、米証券大手リーマン・ブラザーズの破綻、メリルリンチのバンク・オブ・アメリカへの売却が報道され、北米のメディアでも、この話題についての報道がヒートアップしている。 政治、特に米大統領選挙への影響から、個々人が預金をはじめとする金融資産の保全のために何をすべきか、といった話題にいたるまで「これから、どうなるのだろう」というトーンでの報道が続いており、ついつい1997年頃の日の状況を思い出してしまう。 1997年の山一証券、北海道拓殖銀行の破綻、そして翌年の日長期信用銀行(長銀)の破綻。この当時の日での報道内容も、「いったい、これからどうなってしまうのだろう」という危機感にあふれていた。現在、危機に瀕している欧米の投資銀行が、救済する側として当時取りざたされていたことを思うと、隔世の感がある。 その後の日

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  • 「世界は自分に優しくない」という解毒剤:日経ビジネスオンライン

    (前回から読む) ―― 今の10代の子たちを中心に、若い人には「夢のようなスゴイものを、努力をしないで獲得できる」という思い込みがあるとのことでしたが、どうしてそうなってきたのだと思いますか。 谷口: 理由は大ざっぱには存在しているんですよ。例えば少年漫画を読むと分かると思うんですけど、時代が下るにつれて、主人公はどんどん努力をしなくなっていくんです。もしくは主人公は、努力は漫画では見えないところで済ましたという話にしておいて、漫画のコマには出てこないようになっているんです。 ―― 「努力」に対する価値が減ったということですか。 読者が、「努力によって何かを勝ち取る」という“物語”に夢を見なくなったんじゃないですか。 「巨人の星」(1966)がブームになった頃は、まだ努力に夢があったはずなんですよ。星飛雄馬は、大リーグボール養成ギプスをしてウサギ跳びをして苦労をすれば、長屋生活から脱却して

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  • 「やればできる俺」という欲望:日経ビジネスオンライン

    アニメーションは、頭の中で望んだことを描き動かすもの。作り手の嗜好を忠実に映像化することができる。そして作り手は、視聴者の欲望をいかに捉えるかに常に腐心している。だったらアニメを通して時代の欲望が見えるのではないか? そんな仮説を手に、日々アニメ制作に臨む監督たちにインタビューを申し込んでみた。まずは「コードギアス 反逆のルルーシュR2」の谷口悟朗監督にうかがってみよう。 ●作品紹介● 超大国ブリタニア帝国に占領された日=エリア11。そこに生きる二人の少年、ルルーシュとスザク。 「ギアス」の力を手に入れ、世界を壊そうとするルルーシュ。 ナイトメアフレーム「ランスロット」を操り、世界に理想と真実を求めるスザク。 二人の対照的な生き方は、やがて帝国を揺るがす大きなうねりとなっていく。 【上記は「コードギアス 反逆のルルーシュ」公式サイトより引用 2008年8月現在、続編の「コードギアス 反逆

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  • 「快感原則」を忘れるなかれ:日経ビジネスオンライン

    (前回から読む) ―― 直截な言い方になってしまいますが、「コードギアス」はなぜこれほどヒットしたのだと思いますか。人々の欲望を捉える、“ヒットを生み出す秘訣”みたいなものがあれば、ぜひおうかがいしたいのですが。 谷口: 正直、ここまでいくというのは、私も読み切れなかったです。 谷口悟朗(たにぐち ごろう) 1966年生まれ、愛知県出身。フリーのアニメーション監督、演出、プロデューサー。代表作は「無限のリヴァイアス」(1999年)、「プラネテス」(2003年。この作品で星雲賞を受賞)、「ガン×ソード」(2005年)などがある。深夜枠の番組ながら大人気となった「コードギアス 反逆のルルーシュ」(2006年)で注目を集め、続編の「コードギアス 反逆のルルーシュR2」が日曜夕方5時からMBS、TBS系列で放映中(2008年8月現在) (写真:鈴木 愛子 以下同) 今の時代の感覚にたまたま合致した

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  • 大阪のケースを再び考える:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 文化に関するCSR(企業の社会的責任)の話題の中で、以前触れた大阪府のケースは、あくまで例として挙げたものでした。ところが予想より遥かに多くの読者から反応を頂きました。私自身、大阪の財政問題に通じているわけではありません。ただ音楽あるいは学術や文化サイドで仕事する一新聞読者として、これはいかがなものか? と思うことを率直に記しました。 7月14日の午後2時頃、橋下知事が公用車で府庁から大阪市北区のフィットネスクラブに出かけたことが報道されました。ちょうど人件費や私学助成の削減を盛り込んだ2008年度予算案の審議が府議会委員会で始まったばかりで、府幹部からは「公私混同」「緊張感が欠如している」という批判を受けています。知事自身は「委員会の議論の

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  • 「橋と主人は弱くてはいけない」 ~二人の「母」が救った土壇場:日経ビジネスオンライン

    神戸製鋼、帝人、双日、IHI、太陽鉱工、サッポロビール、日製粉……錚々たる企業の母胎となった巨大商社が、90年ほど前の日に存在した。神戸に拠点を置く鈴木商店である。 鈴木商店の総帥・金子直吉は、いわゆる「銀のサジをくわえて生まれてきた」人間ではない。その対極の貧しさのなか、徒手空拳で商いに挑み、身を起こした男であった。 二十歳の直吉は、南国土佐をあとにして「生き馬の目を抜く」国際商業都市、神戸へ渡った。砂糖商の鈴木岩次郎にソロバンで殴られて血を流しながら、商いのイロハを覚える。あまりの激しさに逃げ出したくなった。と、そこに菩薩の微笑みをたたえて、そっと手をさしのべてくれるひとがいた。女将さんの「よね」である……。 (前回から読む) 金子直吉は、土佐の高知をあとにして神戸の鈴木商店に就職した。主人の鈴木岩次郎は、噂にたがわぬ厳しい商人であった。 「はがき一枚、満足に書けねぇのか。失敗ばか

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  • 企業にも“アイフォーン熱”:日経ビジネスオンライン

    7月11日、米アップルの「iPhone(アイフォーン) 3G」が日に上陸した。発表時から“話題のケータイ”だけに、販売権を得たソフトバンクモバイルは力が入る。発売当日の午前7時に東京・表参道の旗艦店で製品を披露し、正午から一斉に発売。孫正義ソフトバンク社長自ら量販店に立ってiPhoneをアピール、気勢を上げる考えだ。 当にiPhoneが日の消費者に受け入れられるのか――。今後の盛り上がりに気を揉む企業は、実はソフトバンクやアップルだけではない。 「iPhoneの登場で、新たなビジネスの場が生まれる」。金融機関などがこんな可能性を感じている。 操作性や情報保存機能に着目 理由は、iPhoneならではの優れた操作性と、豊かな表現力にある。ここに目をつけて、いち早くiPhone向けにサービスの検討を表明したのがカブドットコム証券だ。「ケータイで複数の銘柄チャートを表示しようとすると、画面を

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  • なぜタイ焼は値上げしないのか?:日経ビジネスオンライン

    写真仲間からメールが届いた。38歳、会社勤めの独身女性。 「渋谷のデパートで戸邊(秀治)さんの米を買いました。1キロ2940円でした。高価なので躊躇しましたが、思い切って2キロ買いました。 ―中略― あらためて自分の生活を振り返ってみると、やっぱりパンや麺類が多く、ご飯が主とはとても言えません。 当は、炊きたての白いご飯と味噌汁が好きなのですが、朝のあわただしい時間や疲れて帰宅したあと、米を研いだり、水に浸したり、炊きあがってから蒸らすという時間の余裕など、とてもありません。 そんなわけで、めったにべない白いご飯だから、おいしいお米を買って、休みの日に丁寧に炊こうと思いました…」 新潟の米農家ルポに血道をあげている筆者に、“めったにべない白いご飯”、という、良くも悪くも新鮮な、日人の存在が浮上した。勢い込んで友人や知人に聞き込みをしてみれば、依然として米派が多いものの、朝はパン

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    yaneshin
    yaneshin 2008/07/10
    QCDをいずれから考えても製造業として優れたモデルだと思う
  • 恨みを買わずに縁を切る 嫌われた相手との関係を復旧する:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 人づき合いには、良し悪しがある。自分の“追い風”になってくれる縁は、強力な武器になるが、逆に足を取られるような縁もある。そんな相手と、ずるずるとつき合い続けていては、やがて自分に火の粉が降りかかりかねない。悪縁は、自分から断ち切る勇気も必要だ。 社外で知り合った相手ならば、つき合う、つき合わないの判断基準はシンプルだ。なんとか売り込みたい、自分に取り入りたいという魂胆が見え透いた行動をする人に注意し、つけ込まれる隙を作らないことだ。 筆者も若い頃に、取引関係もない相手から、一流レストランや銀座のクラブに招待されたことが何度かあった。しかしこうした過分な接待は、そこで恩を売り、後々の見返りを期待しての行動であることが多い。うっかり誘いに応じて思

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  • 無学貧乏な直吉を育てた「質屋学校」:日経ビジネスオンライン

    いまから90年ほど前、日の国家予算を超える年間売り上げを記録する会社があった。神戸に拠点を置く商社、鈴木商店である。現代の神戸製鋼、帝人、双日、IHI、太陽鉱工、サッポロビール、日製粉……錚々たる企業が、鈴木商店を母胎にしている。 その鈴木商店の総帥・金子直吉は、商機を逃がさぬ決断力と実行力から「財界のナポレオン」と呼ばれ、資源のない日を交易立国として羽ばたかせる原動力となった。「生産ほど尊いものはない」が口癖で、ありとあらゆる産業を興した。 もっとも金子直吉は、「銀のサジをくわえて生まれてきた」人間ではない。昨今の二世、三世議員のように乳母日傘で育てられたわけでもない。その対極の貧しさのなかで、無学だ、アホウだ、と蔑まれながら、まさに徒手空拳で商いに挑み、身を起こした男である。史上最大の起業家を育んだ環境はどのようなものだったのか。少年時代の直吉に会いにいこう。 (前回から読む)

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  • 第1回:「話し合い下手」を克服するファシリテーションとは:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 「部下が会議に参加してくれないんです」 とある取材先でこんな話を聞いた。相手は営業部門の課長さんだ。週に1度は部下を集めて会議を開き、進ちょくや翌週の方針を確認しているのだが、部下の集まりが悪いという。「お客さんに呼ばれているので」と会議を欠席する部下が多く、商談の進ちょく把握もままならない。 とはいえ、無理に会議に参加させると、今度は部下の態度が気になるという。「最低限の進ちょく報告以外は発言せず、商談が難航している理由を聞いても『はい』『いいえ』『がんばります』程度で、話が発展しない。会議に出ている時間があるなら、お客さんを回りたい、という気持ちがありありと分かる」とその課長はため息をついた。「私の会議進行が下手なせいだと思うんですけどね

    第1回:「話し合い下手」を克服するファシリテーションとは:日経ビジネスオンライン
    yaneshin
    yaneshin 2008/06/30
    結局は学級会程度のスキルなんだよなあ
  • 丁稚が創った「国家予算を超える会社」:日経ビジネスオンライン

    は明治維新で国を開いたものの、ずっと貧乏だった。 資源のない国は交易で立たねばならぬ。 ところが商人たちは「不平等条約」で外国商館に首根っこを押さえつけられた。関税の自主権もなければ、治外法権で外国の商人がカネを払わなくても泣き寝入り。マルコ・ポーロが「ジパング」と呼んだ黄金の島から「金(きん)」の正貨は羽が生えたように海外へ飛んでいった。 その頃、世界経済は「金位制」で動いていた。金を位貨幣として通貨の単位価値と一定量の金が兌換され、自由貿易を介して等位で結びつけられるしくみ。早い話が、円だ、ドルだ、ポンドだといっても世界共通の通貨は金だったのだ。金の流出に慌てた明治政府は、金銀複位、銀位と身をよじらせるように制度を変え、日清戦争後に金位に復帰した。日格的に世界経済に組み込まれる。だが、貧しさは苔のように社会を覆った。 外国にモノを売って金を奪還し、蓄えねば富国は夢に

    丁稚が創った「国家予算を超える会社」:日経ビジネスオンライン
    yaneshin
    yaneshin 2008/06/30
    我が国の歴史書は敗者には極端に冷淡。彼らから学べば、もっと面白く、役立つ歴史が学べるのにね。
  • 協和発酵工業の「教えない教育」が 眠れる能力を目覚めさせた:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    「眠れる人材」は、社会や企業のそこここに隠れているだけではない。働く人の、「自分自身」の中にもいる。 例えば、営業職として配属された人がいる。顧客先を訪問して懸命に自社製品の説明をしても、思うように受注につながらない。それどころか、顧客は説明を聞く時間すらなかなか取ってくれない。自分は営業に向いていないのだろうか。それとも、何か足りないスキルがあるだけなのか。何らかの手法によってそのスキルさえ身につけば、営業担当者としての能力が目覚め、花開くのだろうか…。 社員教育の担当部門のマネジャーも思いは同じだろう。例えば、新入社員には一刻も早く基的な業務スキルを身につけて一人前になってほしい。そのための教育は、現状のままでいいのだろうか。配属後はOJT(職業内訓練)任せで、「独り立ちまで3年」と言われている現状は果たして変えられないのか…。 新人教育の手法を大胆に転換 そんな思いから出発して、教

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  • 売れない新車、利用は増:日経ビジネスオンライン

    新車販売台数は31年前の水準に低迷――。6月1日に日自動車販売協会連合会が発表した5月の新車販売台数(軽自動車を除く)は23万5640台と、23カ月連続で前年同月実績を下回った。5月としては1976年の実績と同レベルまで落ち込んだ。好調だった軽自動車も失速し、5月は14万3160台と2カ月連続で前年割れ。新車販売の減少に歯止めがかからない。 人口増の首都圏もマイナス 自動車が売れない理由は枚挙に暇がないが、その1つは人口減の影響と言われてきた。だが、データをひもとくと、人口が増加している都道府県でも新車は売れていない。 日の総人口が伸び悩む中、東京都や神奈川県など首都圏の人口は増え続けている。95年に比べると、2006年の東京都の人口は88万5000人、神奈川県は58万4000人もそれぞれ増えた。一方で、2006年の東京都の新車販売台数は1995年に比べて11万6000台減り、神奈川県

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  • NBonline(日経ビジネス オンライン):エラー・メッセージ

    ご指定のファイルが存在しません お手数ですが、URLをご確認のうえ、再度お試しください。

  • 「選挙2.0」…YouTube選挙が政治を変える:NBonline(日経ビジネス オンライン)

    選挙期間中のホームページ更新、メールマガジン配信は不可──。こんな時代錯誤の公職選挙法が今なお改正されていない。公選法の問題点とネット選挙が進まない理由、解禁後の注意点をまとめた。 政見放送がネット上で垂れ流しに… 「選挙なんて多数派のお祭りだ」「もはや政府転覆しかない!」 3月末、都知事選に立候補したストリートミュージシャン、外山恒一氏の政見放送ビデオが動画共有サイト「YouTube」に投稿された。政府転覆を訴える過激な主張ながら、今どきの若者が抱える閉塞感を大真面目に、笑いも取りつつ語った演説はネット界で大いにウケた。映像に字幕を加えたり、音響効果を施してエヴァンゲリオン風やNHK「映像の世紀」風などにアレンジしたバージョンも登場。投票日までに数十万回再生され、ブログに書き込まれた候補者名の件数ランキングでは当選した石原慎太郎氏を上回りトップに。無名ながら1万5000票余りを獲得する原

  • 【人事異動の秘密】 頻繁に部署が替わる人 何年も異動しない人:日経ビジネスオンライン

    さわやかな風を感じる日曜日、日企業の人事担当者の代弁者、野々村さんはリビングで人事関連の雑誌を読んでいた。 そこへ、長女が現れた。長女は、野々村さんと同じ人事の仕事をしている。外資系企業のHCD(Human Capital Development)部門のアシスタントマネジャーに先月なったばかり。勉強熱心で、人事に関する雑誌や書籍をあれこれと買い込んできては読んでいる。幸いにも、同じ仕事をしているので、親子の会話は平均よりあるほうではないか。2人の会話のきっかけが、実はこういった雑誌だったりする。 ネスレの労働訴訟について親子で話す 今手にしている雑誌も長女が仕入れてきたもの。何気なくページを繰っていた手がふと止まる。昨年起きたネスレの労働訴訟の記事が目に留まったのだ。 ネスレでは「介護を必要とする家族があり、単身赴任も家族帯同も実質困難である」社員への転勤命令について、「権利の濫用にあた

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  • 「謙虚」を説く人の「不謙虚」:日経ビジネスオンライン

    気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン 僕は謙虚な方々とたくさん出会いました。謙虚さは彼らの言動から自然に滲み出し伝わってくるものです。人たちが謙虚を意識していないからこそ謙虚なのです。 一方、いつも口で「謙虚」を説く偉い方々がいます。顧客に「我々は謙虚を大切にしているのだ」と語り、「この偉い私と立派な我が社が謙虚だ」と示唆します。部下に「謙虚であれ」と説教し、「俺と組織にもっと従順であれ」と暗示します。 謙虚――。今回はこの極めて東洋的で人格の基に関わることについて皆様とその質を探ってみたいと思います。 2人の社長の「謙虚」 ある日、偉い経営者(少なくともご人たちがそう思っている)が集まる権威のクラブのイベントに誘われました。事会を挟みながらある社長の講話を聞くことにな

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  • ダメな文章に共通する3つの問題点に注意:日経ビジネスオンライン

    ■若手の文章はココがダメ! 1 何を伝えようとしているのかハッキリと分からない 2 「私はこう思う」という書き手の思いだけを書いた言い切りの文章が多い。その理由が分からないため、説得力がない 3 意味が曖昧な言葉を気軽に使いすぎ ■正確に伝わる文章を書く4つのポイント 1 伝えたいことを明確に 依頼文なのか返答なのか、読み手に何を求めるのか、書き始める前に深く考えよう 2 過不足のない構成に 自分の考えを書くだけでは相手に納得してもらえない。提示した事柄に対しての論証を書くべきだ。文書の種類によっては、結論から述べるのではなく、背景分析から始めたり、起承転結の構成にした方がいい場合もある。目的に合わせた構成を 3 理解しやすい表現を選ぶ 文芸作品を書くわけではない。味のある文体を目指すのではなく、理解してもらいやすい表現にする 4 曖昧な言葉を使わない 複数の意味を持つ言葉を不用意に使って

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  • 誰のためのデジタル放送か?(前編) (ニュースを斬る):NBonline(日経ビジネス オンライン)

    デジタル放送番組の録画回数制限の緩和に向けた議論が紛糾している。総務省の「デジタルコンテンツの流通の促進等に関する検討委員会」では、“制限派”の著作権者や放送局と、“緩和派”のDVDレコーダーメーカーや消費者団体の主張が平行線をたどったままで接点が見えてこない。著作権保護の徹底か、消費者利益の重視かという対立構図だけからは見えてこない核心を、NHK出身で放送業界に詳しい池田信夫氏に聞いた。(聞き手は、日経ビジネス オンライン副編集長=水野 博泰) NBO DVDレコーダーなどの製品を売りたいメーカー側からの緩和要求に対して、著作権を盾にした著作権者や放送局の抵抗はかなり頑強のようです。正直言って、デジタル番組のコピー制限が「消費者利益を損なう」などと正論を振りかざして青筋を立てるほどのことでもないと思いますが、逆に、だからこそ、コピー回数ぐらいのことで一歩も前に進めなくなっている姿は、何だ

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