大阪信用金庫は2022年10月6日、中小企業を対象に実施したカーボンニュートラル(脱炭素化)に対する意識調査の結果を発表した。この調査は、2022年9月時点で大阪信用金庫と取引がある企業1714社を対象に実施し、705社から有効回答を得た。 2022年9月現在、約3割が「脱炭素化の取り組みを進めている」 内閣政府は2020年10月に「わが国は2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする」という宣言をしており、地方自治体や企業などさまざまな団体が脱炭素化の目標達成に向けて取り組んでいる。 調査結果によると「(2022年9月現在、脱炭素に向けて)取り組んでいる」と回答した企業の割合は27.9%で、「取り組みを検討している(取り組むかどうか、どんな取り組みをするかを検討している)」と回答した企業の13.7%だった。「取り組む予定はない」と回答した企業は8.8%だった。