チューリヒ州では、中学や高校卒業後の職業訓練のポストに匿名で応募ができるようにするパイロットケース「スマート・セレクション ( Smart Selection ) 」を立ち上げた。 外国人や、2世代目の外国人が多く住むスイスでは、名前が障害となって面接にさえこぎつけないケースが増えているからだ。 このパイロットケースを立ち上げたのは、「スイス商業協会 ( KV Schweiz / Sec Suisse ) 」である。類似のプロジェクトがオランダやフランスなどの国々で行われているほか、スイス国内でも2006年にジュネーブ州で行われた。 40社が参加 「外国人と分かる姓をもった若者は職業訓練のポストはおろか、面接のチャンスさえ与えられない。情況は悪くなるばかりだ」と語るのは、スイス商業協会の若年者雇用課課長、ラルフ・マルグライタール氏。 スイス商業協会は、最近チューリヒ州議会がこうした匿名の応
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