大西祥平・吉本浩二『勝ち組フリーター列伝』 本書、『勝ち組フリーター列伝 』は、フリーターの中から「勝ち組」になったといわれる7人を取材して漫画化したものである。 AVの転売からおもちゃオークションにいたるまでセコいトレードで年収1000万円にのぼりつめた人 わらしべ長者のようにステップごとにもうけの幅をあげていき、最終的に「能力」=文才と料理の才能を売ることで年収3000万円となった魚柄仁之介 2億円かせいだデイトレーダー 洞窟で43年間くらした人 それほど高くない収入ながら持ち家を沖縄で手に入れた人 「ギャル革命」で有名になったギャル社長 フリーターから区議になった民主党議員 企画にするために「勝ち組フリーター列伝」という共通項を無理やり探し出して、作中で取材した大西と吉本が教訓めいたことを叫ぶ体裁になっているのだろうが、こういうくくりや説教ははっきりいって余計だ。 商業的なことを度外
2007年7月9日号の日経ビジネスに掲載されていたWall Street Journalの『トヨタ、米工場新設に急ブレーキ』っていう記事に、自動車工場で奴隷のように働かれているオマエらには信じられない事が書かれているぞ。オマエら、目ん玉よく見開いて読めよ。 アメリカに次々と工場を建てる現経営陣に、奥田碩前会長と豊田章一郎名誉会長が苦言を呈してブレーキをかけたんだとさ。 理由はな、「政治的な配慮さえなければ、今は日本で生産し、米国に輸出したほうがずっと利益が出る」んだってよ。 日本の人件費は異常に高い高いと刷り込まれたオマエらには信じられないだろうから、もう1度書くぞ。「政治的な配慮さえなければ、今は日本で生産し、米国に輸出したほうがずっと利益が出る」 日本で生産して輸出したほうが儲かるのは、円安が大きい要因であることは確かだが、これから書くこと読めば円安だけが理由じゃないってことが分かるぞ
2007年07月18日00:00 カテゴリ雇用保険 [雇用保険法改正]育児休業給付を受給した場合の基本手当との調整 今回は、再度10月に改正が行われる雇用保険の改正点の中から、「案外落し穴だなぁ」と感じる育児休業給付と基本手当の算定基礎期間の調整について取り上げましょう。 [質問] 当社では育児休業を取得し、職場復帰する社員が徐々に増えてきました。総務部でも8月14日が出産予定日の社員がおり、予定日通りの出産となると10月10日から育児休業に入ります。ところで、今回の雇用保険の改正で育児休業を取ると将来の失業手当が減額されるかも知れないと聞きました。本当なのでしょうか?本当であれば内容を教えてください。 [回答] 今回の改正で、育児休業給付の受給期間と基本手当の所定給付日数の算定基礎期間との調整が行われることになりました。被保険者期間(算定基礎期間)と離職のタイミングによっては、基本手当の
第3号該当未届で空白期間のある人、18万8000人!? あなたは、3号届出大丈夫!?国民年金の第3号被保険者は、保険料を自分で払う必要はありません。でも、届出は必要。出ていない期間は滞納となり、年金が減額になったりします。あなたは、大丈夫ですか? この国に住んでいる20歳以上60歳未満の人は、みんなで国民年金に加入することになっていること、ご存知ですか? そうなのです、昭和61年4月に、全国民共通の基礎年金として「国民年金」という制度が位置づけされたからでしたね。 ただし、国民の保険料の納付方法は同じではありません。 個人が定額で払う場合と制度間の拠出金という形で納付される場合があり、3つの被保険者の区分があります。 ●第1号被保険者 自営業者等のように毎月定額の保険料を納付する人 ●第2号被保険者 加入する厚生年金や共済年金から拠出金が国民年金に出され、それが保険料とみなされる人 ●第3
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店長は管理監督者ではない! <コナカに労基署が是正指導を出す> 全国のコナカで働くみなさん、私たち全国一般東京東部労組コナカ支部(コナカ労組)が株式会社コナカを労働基準法違反で申告していた件で、横浜西労働基準監督署は6月27日、コナカ本社に対して文書で是正指導を出しました。 会社と組合の間で大きな争点となっていた店長への「管理監督者」扱いについて、労基署は「全店舗の店長を管理・監督者と取り扱うことには疑義がある」と文書に明記し、会社の見解を事実上、否定しました。その部分を以下に抜粋します。 ********************************** 平成19年6月27日 株式会社コナカ取締役社長 湖中謙介殿 横浜西労働基準監督署長 山口智幸 (抜粋) 貴社においては、全店舗の店長を労働基準法第41条第2号に定める「監督若しくは管理の地位にある者」(以下管理・監督者という)として取
CIRCUSという雑誌の取材がある。 お題は「どうして若者はうまく働くことができないのか?」 一方に引きこもったまま労働しない若者がおり、一方に過労で倒れそうな若者がいる。 いずれも「うまく働いている」わけではない。 どうしてなのか。 たしかに「どうしてなんでしょう」と訊きたくなる気もわかる。 お答えしよう。 これは複数のファクターの総合的な効果であるから、単一の原因を探してもダメである。 第一は働く個人の側の問題である。 『下流志向』で分析したように、労働を経済合理性の枠内でとらえると、労働者は自分の労働の成果に対して、「等価の」報酬が、「遅滞なく」、「固有名宛て」に給付されることを望む。 学生たちが知っている「work」の経験はさしあたり受験勉強と就活だけであるが、それはまさに、努力に対する報酬(成績や合否採否)が(成績発表、内定通知の日に)「遅滞なく」、努力にふさわしい評価として、固
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