前回に引き続き、今回もSpring SessionとSpring Data Redisを使ってセッション情報を共有するアプリケーションを実装していきます。 アプリケーションコンポーネントの実装 では早速、アプリケーションコンポーネントを実装してみましょう。 具体的には、@SessionScopeアノテーションを付与し、セッションに格納するJavaオブジェクトを実装することになります。またその際には、コンポーネントスキャンの対象となるように@Componentを付与し、前回設定クラスで実装した@ComponentScanで指定したパッケージ配下に作成してください。 今回実装するJavaオブジェクトは、セッションが共有することがわかるように、変数として「ホスト名」と「最終更新日時」を持つようにしています。コードは以下の通りです。 package org.debugroom.mynavi.sam