TOB中止で、ニューマン氏はウィーワーク株、最大9億7000万ドル相当を売却する計画が台無しとなる。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)で市場が混乱し、世界経済の姿を変えてしまう前から、ソフトバンクGはTOBの見直しを検討していた。 これでニューマン氏には10年前に共同創業したウィーワークの株式の多くが残ることになるが、価値はソフトバンクGの提示額に及ばない公算が大きい。ウィーワークは昨年11月、従業員向けストックオプションの行使価格を4.12ドルに設定した。ソフトバンクGが同社支援の一環として支払う予定だった価格は19.19ドルだ。 ニューマン氏の広報担当を務めるエイシャー・ゴールド氏はコメントを控えた。 新型コロナのパンデミックは、ウィーワークにも壊滅的な打撃を与えている。テナントが在宅勤務となり、ウィーワークの貸しオフィスはほぼ空っぽだ。同社社債は額面1ドル当たり40セ
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