今回は、Webシステムの代表的な問題の1つとして、Java EE(J2EE)サーバのプロセスのハングアップが発生した場合を取り上げる。こういった場合、IT情シス・SE/プログラマがどういった流れで問題解決をしていくべきか。その手順について話をうかがったので、その内容を紹介する。 現象の見え方 今回は、以下の問題についての話だ。 問題解決への流れ 通常のプロセスハングアップが発生した場合、設定によっては、Java EEサーバのハングアップを検知して、自動的に障害資料採取およびサーバの再起動が実施される。しかし、このような設定を行っていない場合は、どうすればいいのだろうか。手動で障害資料を取得してから、サーバの再起動を行う必要がある。 プロセスハングアップ時に必要な障害資料は、OSの統計情報やJava EEサーバのログ・トレース、スレッドダンプだ。 スレッドダンプ 特に、スレッドダンプはハング
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