プログラミング言語および開発・実行環境「Java」によるアプリケーション開発では、さまざまなライブラリ(プログラム部品群)を利用できる。求める機能に応じて適切なライブラリを選択することは、開発を円滑に進める上で重要だ。目的に合わないライブラリを選んでしまうと、かえって開発に時間が掛かってしまう可能性がある。 本資料は、Javaアプリケーション開発者がライブラリを選択する上で考慮すべき7つの要素を紹介する。開発を助けてくれる、扱いやすいライブラリを選ぶには、何に着目すればよいのか。
![Javaの“神ライブラリ”を賢く見分ける7カ条](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/8cc2e2dd8f8912d8f4006f481d43cf899b3a2055/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fait%2Farticles%2F2403%2F28%2Fcover_news059.jpg)
ElasticsearchとKuromojiを使った形態素解析とN-Gramによる検索の適合率と再現率の向上:Elasticsearch+Hadoopベースの大規模検索基盤大解剖(2)(1/3 ページ) リクルートの事例を基に、大規模BtoCサービスに求められる検索基盤はどう構築されるものなのか、どんな技術が採用されているのか、運用はどうなっているのかなどについて解説する連載。今回は、テンプレートを利用したインデックス生成など、検索結果の品質を向上させるためのさまざまな取り組みを紹介する。 連載目次 リクルートの全社検索基盤「Qass」の事例を基に、大規模BtoCサービスに求められる検索基盤はどう構築されるものなのか、どんな技術が採用されているのか、運用はどうなっているのかなどについて解説する本連載。初回の前回「リクルート全社検索基盤のアーキテクチャ、採用技術、開発体制はどうなっているのか
Spring Boot 2系のOSS版サポート終了を、モダンなアプリ開発環境を手に入れる“絶好のチャンス”とするための選択肢とは:「最高の開発者体験」の実現に向けて JavaとSpring Bootの進化は止まらない。Spring Boot 2系のOSS版サポート終了を、モダンなアプリケーション開発・運用を加速する“絶好のチャンス”として生かすにはどうすればよいのか。その決断をするのは今だ。 人気開発フレームワークのOSS版サポートが終了、その後はどうする? Javaアプリケーションの開発フレームワークである「Spring Boot」の2.7.x(2系の最終マイナーバージョン)が、2023年11月24日にOSS(オープンソースソフトウェア)版サポートを終了する。ユーザーは、3.1.xあるいは(2023年11月23日リリース予定の)3.2.xにバージョンアップするか、商用サポートサービス「V
アジャイル環境で必須 ビジネス要件定義書(BRD)を作成する際のポイント:どう作るか、どう活用するか アジャイルソフトウェアチームが仕事を行う際には、厳密なプロセスや厳格な監理委員会を設けるべきではない。それでも、ビジネス要件定義書は、チームの中心に据える必要がある。本稿では、そのビジネス要件定義書について考える。 ソフトウェアチームは、顧客に提供予定の具体的な製品または価値をビジネス用語を使って要約する明確かつ包括的なドキュメントを作成して、管理しなければならない。このビジネス要件定義書(BRD:Business Requirements Document)を用意すれば、顧客のニーズを満たすことが可能になる。 アジャイルソフトウェアチームは、顧客用か社内業務関係者用かを問わず、アプリケーションを作成する前に、BRDの作成方法を理解する必要がある。本稿では、BRDが果たす役割、アジャイルプ
連載目次 TCP/IPの仕組みについて、“目で見て触って”学ぶ本連載。第5回では、「認証」の仕組みを見ていきます。プロトコルビュワー(※)での実行結果とブラウザの動作を見比べながら、HTTPへの理解をさらに深めましょう。 ※「プロトコルビュワー」について 本連載では、筆者が作成した「プロトコルビュワー」というツールを使い、実際のリクエスト/レスポンスの内容を見ながら学習を進めていきます。プロトコルビュワーのインストール方法や使い方については、前回を参考にしてください(記事冒頭やや下「『プロトコルビュワー』差し替えのお願い」を参照) 認証とは?――実際のアクセスの流れ 認証とは、「Webへのアクセスに際してユーザー名とパスワードを求め、それらがあらかじめ登録してあるものと合致したときだけ、リクエストされた内容を送り返す仕組み」のことです。認証を利用することで、ユーザー名とパスワードを知ってい
Excelのシートに設定したパスワードを忘れた場合の解除方法 操作ミスなどによって値が書き換わらないようにシート保護を使って特定のセルを編集不可能にしたり、書き込みや読み込みに対してパスワードを設定したりしたシートの肝心のパスワードが分からない、ということはないだろうか。自分で設定したものを忘れることもあれば、前任者が設定したまま退職してしまった、ということもあるだろう。そのような場合でも、パスワードを解除できる可能性がある。その方法を紹介しよう。 「Microsoft Excel(エクセル)」のシートは、既に作成したものをテンプレートとしてコピーして使うケースも多い。その際、操作ミスなどで入力して値が変更されないように、「シートの保護」機能で編集可能なセル以外をロックしている場合もある(「シートの保護」機能については、Tech TIPS「Excelシートの特定のセルを編集禁止にする」参照
大きく変化した「人とシステム」の関係 企業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みが加速する中で、「マイクロサービスアーキテクチャ」(以下、マイクロサービス)の注目度が増している。マイクロサービスは、複数の小さなサービスを組み合わせて一つのシステムを構成するという考え方だ。 マイクロサービスのような「疎結合アーキテクチャ」自体は以前からあるが、「クラウド」「モバイル」といった技術や考え方が普及したことで最近特に注目されている。こう語るのは、Scalarの深津 航氏(CEO、COO<最高執行責任者>)だ。 「技術の進歩によって人とシステムの関係が大きく変化した2000年ごろは、社内の情報は社内のシステムに格納され、他社と情報をやりとりするのは主に“人”だった。しかし、2010年ごろになると企業と企業のやりとりも、メールや電話だけでなく、スマートフォンのアプリケーションやWe
「VS Code」のJava拡張機能がさらに進化、人気拡張機能集「Extension Pack for Java」などの更新情報を公開:大/小文字区別のコード補完に対応 Microsoftは、ソースコードエディタ「Visual Studio Code」の「Extension Pack for Java」と、VMwareの「Spring Boot Extension Pack」の2023年1月の更新情報を公開した。 Microsoftは2023年1月31日(米国時間)、ソースコードエディタ「Visual Studio Code」(以下、VS Code)でJavaアプリケーションの作成、テスト、デバッグを進めるための人気の拡張機能を集めた「Extension Pack for Java」や、Spring Bootアプリケーションを開発、展開するためのVMwareの拡張機能集「Spring Bo
スマートフォンで自社のWebサイトを開いてもらうために、カタログやポスターにURLを埋め込んだQRコードを載せることも多いだろう。QRコードが作成できる無料のWebサービスなどもあり、こうしたサービスを使って自社のURLを埋め込んだQRコードを作成している人も多いのではないだろうか。 ただ、キャンペーンなど、特定日まで外部に知られたくない情報の場合、Webサービスを利用することに不安を感じることもあるだろう。また、店舗ごとに個別のQRコードを作成したいような場合、少々手間がかかる。 そのような場合、「Microsoft Excel(エクセル)」のQRコード作成機能を利用すると、外部にデータが流出することなく、一覧表から比較的簡単にQRコードを次々と作成できる。その方法を紹介しよう。 【事前準備】リボンに[開発]タブを追加する QRコードの作成は、[開発]タブにあるActiveXコントロール
Microsoftの主な製品の2023年サポート終了予定をまとめてみた Microsoftが提供する製品やサービスには、それぞれサポート期間が設定されている。製品ごとに異なり、機能更新プログラムの適用状況によっても変わってくるため、非常に複雑だ。サポート終了を知らないまま使い続けると、更新プログラムが適用されず、危険な状態となる。そこで、2022年にサポートが終了した製品、2023年に終了予定の製品をまとめてみた。自分が利用している製品が該当していないかどうか確認するとよい。 Microsoftが提供する製品やサービスには、それぞれサポート期間が設定されており、その間に不具合や脆弱(ぜいじゃく)性などが見つかると、修正するための更新プログラムが提供される。 Windows 8.1までのWindows OSやパッケージ版Office製品などの場合、製品発売から仕様変更や新機能のリクエストに対
セキュリティのハイプサイクルでは、特にセキュアなインフラとリスクマネジメントを実現しながら企業のビジネスやサービス、データを保護する24の技術と手法、概念を取り上げている。2022年版は、新たに「アタックサーフェスマネジメント」(ASM)、「セキュリティレーティングサービス」(SRS)、「侵入/攻撃シミュレーション」(BAS)、「セキュリティサービスエッジ」(SSE)、「サイバーセキュリティメッシュアーキテクチャ」(CSMA)の5項目が追加されている。 ポイントは「分散型セキュリティをどう確保し、管理するか」 オンプレミスやクラウド、IoT(Internet of Things)など、企業のデジタル資産は各所に分散しており、「どんな資産が」「どこに」「どういった形で存在しているのか」を把握するのが難しくなっている。ASMはそうしたデジタル資産とそこに向けられる脅威を可視化する。 SRSは、
Backblazeが世界各地のデータセンターで使用する総計2558台のSSD(2022年6月末時点)を扱った。これらのSSDは全て、ストレージサーバの起動ドライブとして使われているものだ。 SSDを起動ドライブとして利用しているだけでなく、ストレージサーバが生成するログファイルや一時ファイルを保存する役割も担っている。ストレージサーバの稼働に応じて、ファイルの読み出し、書き込み、削除を実行するため、SSDの負荷は軽くない。Backblazeのストレージサーバでは、従来HDDを起動ドライブとして使用したが、2018年第4四半期にSSDに置き換えた。起動ドライブを更新する場合にもSSDを利用している。今回のレポートでは2018年第4四半期以降のSSDについて扱っている。 SSDの故障率はどの程度なのか 最初に過去2四半期(2022年第1四半期、2022年第2四半期)の四半期データについて、全体
@IT編集部は2022年8月22日、デジタルイベント「@IT ソフトウェア品質向上セミナー」を開催した。基調講演では、「SBOMによるサプライチェーン攻撃対策~自社ソフトウェアのリスク、把握していますか?~」と題して、JFrog Japanの横田紋奈氏(デベロッパーアドボケイト兼Java女子部・JJUG運営)が、企業におけるオープンソースソフトウェア(OSS)の使用に潜むリスクにはどのようなものがあり、それにどう対処していけばよいかについて解説した。 ソフトウェアのセキュリティで注目されるソフトウェアサプライチェーン攻撃 SBOMとソフトウェアサプライチェーンの話題の前に、横田氏はDevSecOpsとは何かから話を始めた。DevOpsは、開発者と運用者が協力してサービスを改善していくもの。ユーザーからのフィードバックなどを受けて取り組みを繰り返し、改善を継続する。そのための考え方であり、組
JavaScriptで「データを可視化」何を使う? 10種類のライブラリを比較:提供ツールや付加機能、短所、導入/使用方法を解説 CoderPadはJavaScriptでよく使われる10種類のデータ可視化ライブラリを紹介した。ApexCharやChart.js、D3.jsなどを扱う。 コーディング面接に使われるWebサービスなどを手掛けるCoderPadは2022年8月23日(米国時間)、「JavaScript」でよく使われる10種類のデータ可視化ライブラリを紹介した。 データをビジュアルでグラフィカルなフォーマットに合わせて表示するデータ可視化は、データを分かりやすく、効率的に伝える上で効果的だ。 紹介されている10種類のライブラリは次の通り。 ・ApexChart ・Chart.js ・D3.js ・Techan.js ・AnyChart ・Taucharts ・Zoomcharts
「Active Directory」を説明する場合には、必ず「ドメイン」という言葉が登場する。今回は、Active Directoryの概念である「ドメイン」に焦点を当て、ドメインにまつわる、“なぜ”“何”を紹介する。 連載目次 Active Directoryとドメイン、何が違うの? 本連載の第1回目で、「ドメイン」はユーザー名とパスワードを使って「あなたは誰?」を確認し、ユーザー名とパスワードを確認できたユーザーがアクセスできる範囲であると説明した。それでは、“Active Directory”と“ドメイン”は何が違うのだろうか。 一般的に、Active Directoryとドメインは同じ意味で使われることが多い。厳密に言うと、ドメインは「1回のログオン操作でアクセスできる範囲」を指すのに対し、Active Directoryは「マイクロソフトが提供するユーザー管理に関わるさまざまな役
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