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ブックマーク / rail-to-utopia.net (2)

  • 定期券と割引率の歴史のはなし | Rail to Utopia

    における定期券の歴史は、1872年に開業した官営鉄道(新橋・横浜間)が、1886年に1等車・2等車用の定期券を設定したことに始まります。 もっともこれは富裕層向けのものであり、一般利用者向けの3等車用定期券は、1895年に通学定期券、1903年に普通定期券が設定されたのが最初です。これが現在の通勤・通学定期のルーツといえるでしょう。 定期券はなぜこんなに”安い”のか 3等車用定期券が設定されても、しばらくは回数券(1900年発売開始)の方が広く一般に用いられていたそうで、定期券が普及したのは1920年以降と言われています。1920年に第一次世界大戦による物価高騰を反映した運賃改定が行われた際に、乗車券・回数券が値上げされたのに対して定期券運賃は据え置かれたため相対的に割引率が高くなり、回数券から定期券へのシフトが進みました。1920年当時の割引率は1カ月定期が最大68.5%、3カ月定期

    定期券と割引率の歴史のはなし | Rail to Utopia
    yggdra_w
    yggdra_w 2019/11/19
  • 定期券の割引率を決めた人のはなし―定期券と遠距離逓減制の意外な関係 | Rail to Utopia

    当ブログのかなり初期の記事で、定期券の割引率の歴史について取りあげました。 定期券と割引率の歴史のはなし 官営鉄道(後の国有鉄道)は1903年に初めて一般利用者向けの普通定期券を発行しています。当初は郊外からの都市部への通勤利用を促進するために設定されたものでしたが、後に社会政策の意味合いが強くなり、普通運賃は値上げしても定期券運賃を据え置くということを繰り返したので、異常に高率な割引率になっていきました。 このことが鉄道事業者の経営を圧迫した一方で、都市の郊外化と電車通勤者の増加をもたらし、鉄道を中心とする日特有の都市構造を作りあげたとみることもできます。 定期券が普及したのは1920年以降と言われています。1920年に第一次世界大戦による物価高騰を反映した運賃改定が行われた際に、乗車券・回数券が値上げされたのに対して定期券運賃は据え置かれたため相対的に割引率が高くなり、回数券から定期

    定期券の割引率を決めた人のはなし―定期券と遠距離逓減制の意外な関係 | Rail to Utopia
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