靖国神社(やすくにじんじゃ、旧字体:靖國神社[1])は、東京都千代田区九段北にある神社。招魂社に起源を発し、1853年(嘉永6年)以降の国家のために殉難した人の霊246万6千余柱を祀る。靖国神社は、その霊を「神霊(みたま)」「御霊(みたま)」と呼んでいる[2]。 1869年(明治2年)に勅命[3]により東京招魂社(とうきょうしょうこんしゃ、旧字体:東京招魂社󠄁)として創建され、1879年(明治12年)に現社名に改称された[1]。旧別格官幣社。1887年(明治20年)から陸海軍が管轄。第二次世界大戦後、国家の管理を離れて宗教法人となった[4]。 ボアソナード・タワー26階から鳥瞰する 九段坂の坂上[5]に東面して鎮座しており、日本の軍人、軍属等を主な祭神として祀っている。勅祭社で旧別格官幣社[6]。主に「対外戦争の戦没者」と「明治維新前後の国事殉難者」が祀られている[7]。また境内は、桜の