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ECT治療に関するyoooshi99のブックマーク (3)

  • 『ECTから薬物療法への切り替え』

    今回のエントリは2006-08-28にアップした「外来の電撃療法(その2)」の続きになる。そのエントリから抜粋。 昨年末、知人が夫を連れて来院したことがあった。その時のうつ状態の程度はかなり酷かったので、すぐ入院するか、電撃療法をするしかないような状況だった。ちょっと驚いたのは、その知人に入院しないなら電撃療法しかないし、もししなければ危険だと話したら、ぜひしてくださいと言ったこと。人も説明したら、同意されて即日実施。結局、1回でかなり良くなり、その後はアモキサン、トリプタノールなどで治療を続けている。電撃療法は計3回実施したが、連続でしたわけではなかった。その人、あれほど酷かったのにもかかわらず、ほとんど仕事は休んでいない。業務上の注意として、今年前半、海外出張は絶対しないように伝えていた。今なら国内の出張はできそうな感じ。現在、服薬しているがほぼ軽快している。こんな状況でも、将来的に

    『ECTから薬物療法への切り替え』
  • ECT(電気痙攣療法・電気ショック療法)と統合失調症について

    ECT(電気けいれん療法、電気ショック療法、通電療法)について Electroconvulsive Therapy 初出:2002.11.16 改訂1:2003.01.13 ◆はじめに ECTを巡っては、精神科において、過去に治療行為としてだけでなく、懲罰的な用いられ方がされたことがあったり、現在でもインフォームドコンセントを経ずに使用している医療機関が新聞記事になったりして、否定的な見方も根強くあります。 一方、うつ病だけでなく統合失調症においても、特定の症状を示してし、主流である薬物療法で行き詰まっている場合には、残された方法として有効であると医療サービス提供側のほとんどが考えているのも事実のようです。 私自身においては自分の身内の治療生活のなかで、比較的早期に服薬の効果が現われたこともあって、選択をせまられるようなことはありませんでした。しかし、ECTを巡る議論を私は過去にも何度か

  • 電気ショック療法

    まず、こう書くとたいがいの人は驚くんじゃないかと思うのだけど、電気ショック療法は現役の治療法である。ロボトミーみたいに今では廃れた治療法だと思ったら大間違い。確かに一時期批判を浴びて下火になったものの、最近になってうつ病の治療法として再び見直されてきている療法なのである。 電気ショック療法(正式には「電気けいれん療法(electroconvulsive therapy:ECT)」という)は、特に難治性のうつ病に対しては安全でしかも非常に効果も高い治療法として知られていて、自殺の危険性の強い重症うつ病の患者に対しては、これしかない、と言ってもいいくらい。アメリカ精神医学会の報告によれば、電気けいれん療法はうつ病の治療法の中で最も有効率が高く、難治性うつ病に対しても50%に有効なのだそうだ。ただし、なんで効くのかはいまだによくわかっていない。薬物でもそうだけど、精神科の治療法の場合、とりあえ

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