3月28日、上場後わずか2カ月半で業績予想を黒字から赤字に修正したゲーム会社gumiの混乱をきっかけに、新規株式公開(IPO)で投資バブルへの懸念が深まっている。昨年9月の東京ゲームショー(2015年 ロイター/Yuya Shino) [東京 28日 ロイター] - 上場後わずか2カ月半で業績予想を黒字から赤字に修正したゲーム会社gumi<3903.T>の混乱をきっかけに、新規株式公開(IPO)で投資バブルへの懸念が深まっている。同社は27日、希望退職や資産売却も発表、ベンチャー企業が実力以上に「厚化粧」されているという投資家の警戒心に油を注いだ。 アベノミクスによる緩和マネーの流入を当て込んだIPOラッシュの中で、市場のゆがみを指摘する声も広がっている。 <値決めの妥当性に疑問の声> gumiが収益拡大を掲げて東証一部に上場したのは昨年12月18日。3カ月も経たないうちに起きた業績予想の