警察庁生活安全局生活安全企画課 平成22年中における自殺の概要資料 補表2-3 年齢別自殺者数(原因・動機別とのクロス集計)より抜粋 平成22年の自殺者で自殺の原因・動機が特定された23,572人の明らかに推定できる原因・動機を、1人につき3つまで計上(合計は23,572人と一致しない)した表の抜粋です。 自殺の原因・動機のトップがうつ病となっています。 この表からも、うつと自殺の関係が深いことが分かると思います。 また、WHOの多国間共同調査(日本は不参加)による一般住民および精神科入院患者を合わせた自殺者15,269例の調査では、気分障害の患者が30.2%と最も多く、自殺前に治療対象となる何らかの精神疾患の罹患率は90%以上(精神疾患の罹患率で、うつ病の罹患率ではありません)であるにもかかわらず、自殺前に適切な治療を受けた自殺者は約20%に過ぎないそうです。※註2 こういった背景から、