関東や東北などのJRや主な私鉄、それに地下鉄の各社は、優先席付近では常に携帯電話の電源を切るよう呼びかけてきたルールを変更し、1日からは混雑時に限って電源を切るよう呼びかけています。 各社のうちJR東日本は、先月30日から、従来のルールが書かれた車内のステッカーを、順次、新しいものに貼り替えていて、1日はJR新宿駅などにルールの変更を知らせるポスターを掲示しました。 今回の変更は、心臓のペースメーカーなどへの携帯電話の影響について、総務省が、15センチ以上離れていれば問題ないと基準を見直したことに基づいています。一方で、車内での通話は引き続き控えるよう呼びかけています。 乗客の25歳の会社員の男性は「今後は仕事のメールなどを見ることができるので、便利になると思います」と話していました。 JR東日本サービス品質改革部の本室匡一課長は「車内で携帯電話がより利用しやすい環境になる。一方で、マナー