茶髪・ピアス厳禁、平和にみこし復活 佐賀・伊万里2008年10月24日9時59分印刷ソーシャルブックマーク 2年ぶりに街中を巡行する荒神輿と団車=23日午後1時35分、佐賀県伊万里市、金子淳撮影 佐賀県伊万里市の伊万里トンテントン祭りで23日、伊萬里神社の氏子約500人が参加して、みこしが街中を整然と巡行した。日本三大けんかまつりとして知られ、みこしが担い棒を絡ませて倒し合う合戦が見ものの伝統行事だが、06年の死傷事故で昨年は合戦も巡行も休止。今年は2年ぶりに巡行だけが復活した。 午後1時すぎ、荒神輿(あらみこし)と団車(だんじり)が伊萬里神社を出発。そろいの法被にねじり鉢巻きの男衆が「チョーサンヤ」「アラヨーイトナ」などと威勢良く声を出したが、合戦はなし。参加者は飲酒だけでなく、茶髪、ピアスも厳禁だった。 今年の主催は神社の氏子でつくる実行委員会。長年、主催してきた伊万里トンテントン祭奉