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ブックマーク / science.srad.jp (17)

  • 人の寿命の上限は女性115.7歳・男性114.1歳? | スラド サイエンス

    オランダ・Tilburg UniversityとErasmus University Rotterdamの研究チームが、男性の寿命の上限は114.1歳、女性の寿命の上限は115.7歳であることを突き止めたという(AFP)。 また、オランダでは過去30年間で「95歳に達する人の数」が3倍に増加しているそうで、人間はより長生きするようになっているものの、「上限」は変わっていないという。ただ、たとえば122歳164日でなくなったフランス人女性など一部の例外はあるようだ。

  • 子供の数を減らすことが二酸化炭素排出量削減に最も効果的という試算 | スラド サイエンス

    地球温暖化の原因となる二酸化炭素排出量の削減には「少子化」が大きな効果があるという調査結果が発表されたという(Forbes)。 この調査結果は、スウェーデン・ルンド大学の研究者らがまとめたもの(Environmental Research Letters掲載論文)。 この論文では、個人の生活の変化によって二酸化炭素の排出量がどれだけ変化するかが試算されている。その結果、大きく二酸化炭素排出量を削減できるものとして「子供を1人減らす」(年間58.6トン)、「自動車を使わない」(年間2.4トン)、「飛行機による移動を避ける」(大陸間1往復あたり1.6トン)、「野菜ベースの生活」(年間0.8トン)があるという(括弧内は削減できる二酸化炭素排出量)。 いっぽう、従来の取り組みであるリサイクルやLED照明の利用などはこれらと比べて大幅に効果が低いという。

    子供の数を減らすことが二酸化炭素排出量削減に最も効果的という試算 | スラド サイエンス
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    youchan40 2017/08/02
  • 体を切断しても再生することが知られるプラナリア、宇宙空間で頭が2つになる | スラド サイエンス

    再生能力が高く、体を切断するとそこから各器官が再生して各部分が独立した固体になることで知られるプラナリアだが、体を3分割した後に国際宇宙ステーション(ISS)に持ち込んで宇宙空間で再生させたところ、体の両端に頭が2つ再生された固体が確認できたという(ハザードラボ)。 実験では頭部、胴体、尻尾の3つに切断したプラナリアを用意し、ISSに5週間滞在させてから地上に戻したという。その結果、胴体部分のサンプルで体の両端に頭が2つ再生された個体が確認されたという。 また、この個体は地球に戻ってからも1年以上双頭状態が続いており、さらに両端の頭を地上で切断しても両端から頭が再生されたという。

    体を切断しても再生することが知られるプラナリア、宇宙空間で頭が2つになる | スラド サイエンス
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    youchan40 2017/06/17
  • 宇宙放射線にさらされたマウスの精子、DNAは損傷するが出産率や生まれた子のDNAには影響なし | スラド サイエンス

    宇宙空間で長期保存した精子は強い宇宙放射線の影響で遺伝子の損傷が起きやすいとされている。しかし、実際に国際宇宙ステーション(ISS)で約9カ月間保存したマウスの精子を地上で卵子に授精したところ、精子のDNAは宇宙放射線の影響で損傷したものの、出産率は地上のマウスと変わらないことがわかった。宇宙空間でも哺乳類が繁殖できる可能性を示す結果となったという(朝日新聞、毎日新聞、PNAS掲載論文、Slashdot)。 実験では凍結乾燥した精子をISS内で約9か月保管し、その後地球上に持ち帰って受精を行った。この間に精子が被曝した宇宙放射線の量は計178ミリシーベルトで、地上で同じ期間保管した精子の約100倍になるという。宇宙で保管した精子のDNAを分析したところ、地上で保管したものよりもDNAの損傷が大きい傾向があったそうだが、出産率はどちらも変わらず、またそこから生まれたマウスの遺伝子も差はなかっ

    宇宙放射線にさらされたマウスの精子、DNAは損傷するが出産率や生まれた子のDNAには影響なし | スラド サイエンス
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    youchan40 2017/05/27
  • オーストラリア税関、検疫で貴重な植物標本を焼却処分 | スラド サイエンス

    フランス・パリの国立自然史博物館から貴重な植物標がオーストラリア・ブリスベンのクイーンズランド植物標館に送られたのだが、書類の不備により検疫で焼却処分されていたことが判明した(ABC Newsの記事、 Scienceの記事)。 焼却処分が問題になっているのは、18世紀にフランスの探検隊がオーストラリアで採取したものを含むデイジーのタイプ標6種類。検疫官は1月初めに到着した標について、不足している情報を提出するよう標館に要求した。しかし、標館側がメールアドレスを間違えたことで返信は3月初めまで遅れ、さらに不足していた情報の提出を求めている最中に処分が行われたという。この問題を受けてニュージーランドの植物標館が調査したところ、2016年に同館が送付したタイプ標1種を含む地衣類のサンプルも同じように処分されていたことが明らかになった。 件についてオーストラリア農業・水資源省は、

    オーストラリア税関、検疫で貴重な植物標本を焼却処分 | スラド サイエンス
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    youchan40 2017/05/16
  • 天文写真から人海戦術で第9惑星を探すプロジェクトが始まる | スラド サイエンス

    太陽系外縁部に存在するという未知の巨大惑星を発見するため、米科学者らは「Backyard Worlds: Planet 9」と題する一般参加可能なプロジェクトを開始した(プロジェクト概要、 プロジェクトのブログ記事、 Mashableの記事)。 この仮説上の第9惑星は「プラネットナイン」(仮称)と呼ばれる。地球の10倍の質量を持ち、長大な楕円軌道上を1~2万年周期で公転しているプラネットナインだが、現在は太陽から1,000天文単位の遠日点側にあるために観測が難しいと考えられている。このプロジェクトではNASAの広域赤外線探査衛星 (WISE)で撮影された写真を人間の目でチェックして、怪しい天体をマークすることで第9惑星を見つけ出そうという事らしい。 こうした分析はコンピュータが得意なのでは…と思いがちだが、天の川銀河のような星が多過ぎる領域では現在の探索アルゴリズムではうまく対処できず、人

    天文写真から人海戦術で第9惑星を探すプロジェクトが始まる | スラド サイエンス
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    youchan40 2017/02/27
  • 「金属水素」、ハーバード大学がついに作製成功 | スラド サイエンス

    ハーバード大学の研究者らが、金属水素の作製に成功したと発表した(Science誌掲載論文、ハーバード大学の発表、Phys.org、GIGAZINE)。 水素は周期表の上ではアルカリ金属が含まれる第1族に属しており、高圧をかけると金属化するだろうという予想は昔からされていたものの、これまで誰も作製に成功していなかった。今回ハーバード大学のD. Cabot教授らのチームは495GPaという超高圧をダイヤモンドアンビルセル(高圧力を印加する装置)間に掛けることで気体分子状水素を圧縮し、原子状の金属化水素を生成した。アンビルセルの作り方もかなり工夫されており、高圧の水素がダイヤに浸み込んで脆弱にならないようにアルミを挟むなど手間を掛けている。 超高温・高圧で作ったダイヤモンドが常温でもその性質を保つように、金属水素もまた、常温で安定である可能性が高い。また常温超伝導体である可能性も示唆されている。

    「金属水素」、ハーバード大学がついに作製成功 | スラド サイエンス
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    youchan40 2017/01/30
  • デジタルデータ化によって人類の知識が消失するリスク | スラド サイエンス

    TCP/IPの設計に携わり「インターネットの父」とも呼ばれるヴィントン・サーフ氏が、デジタルコンテンツの保存寿命について懸念しているという(MOTHERBOARD、Slashdot)。 現在デジタルデータの保存に多く使われている磁気ディスクには粘土板ほどの耐久性はない。そのため、仮に紙の経典などをデジタルデータに置き換えた場合、データとしての寿命は紙などよりも短くなってしまう可能性が高い。さらにデジタルコンテンツの多くは、表示のための専用アプリケーションを必要とする。我々はこの難問に取り組まない限り、知識が時とともに消え去ってしまうかもしれないとしている。

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    youchan40 2016/10/08
  • チェルノブイリで発見された放射線耐性を持つ菌、国際宇宙ステーションへ持ち込まれる | スラド サイエンス

    チェルノブイリで発見された、「放射線に耐えられる菌類」が国際宇宙ステーション(ISS)に持ち込まれたそうだ(ギズモード・ジャパン、NASA、MOTHERBOARD)。 この菌類はチェルノブイリ原発事故の発生後にチェルノブイリ周辺で発見されたもので、強い放射線に晒されている環境でも生き延びられるという。さらにそれだけでなく、放射線のほうに向かっていくように成長していくという特徴があるそうだ。 なぜ放射線に耐えられるのか、なぜこのような挙動をするのかは解明されていないとのことだが、国際宇宙ステーションにこの菌を持ち込むことで、放射線や低重力による影響を調査する模様。

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    youchan40 2016/08/06
  • 「子供の科学」で49年続いた紙飛行機連載、9月号で終了に | スラド サイエンス

    雑誌「子供の科学」で49年続いていた「紙飛行機連載」が2016年9月号で終了するとのこと。先日この連載をまとめた「二宮康明の紙飛行機集 よく飛ぶ競技用機」が発売されたが、これがこの連載の集大成になるという。 著者の二宮康明氏は1967年に子供の科学での連載を開始、その後現在まで連載を続けていた。その功績によって2012年に吉川英治文化賞も受賞している(子供の科学Webサイトで公開されている受賞時の記事PDF)。 タレコミ子は幼少時「子供の科学」を毎月購読していたが、勿体なくて紙飛行機は一機も作らないままいつのまにか大人になってしまった。夏休みも近いと言うことで、子供の頃を思い出して今こそ紙飛行機を飛ばしてみてはいかがだろうか。

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    youchan40 2016/07/22
  • 「不平等」だと恵まれていても幸福度が下がる | スラド サイエンス

    人間の感じる幸福度は、「不平等」が生じると下がるという研究結果が発表された(WIRED、Nature Communications誌掲載論文)。 これによると、自分が他者と比較して恵まれていた場合でも、他者との間に不平等が生じていると幸福度が下がるという。ギャンブルを使った実験では、「自分が勝った場合は同じチームのメンバーも買ったほうが幸福度は上がるが、自分が負けた場合はチームもメンバーの同様に負けたほうが幸福度が上がる」という結果が得られたそうだ。そのほか「他者よりも多くのお金を得ると幸福感が下がる傾向をもつ人」や「他者より得るものが少ないと幸福感が下がる傾向をもつ人」があり、実験では前者は後者よりも多く他人にお金を分け与える傾向があったという。

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    youchan40 2016/06/28
  • ドワンゴやトヨタなど8社、人工知能関連の研究支援のため東大に合計9億円を寄付 | スラド サイエンス

    ストーリー by hylom 2016年06月08日 13時18分 一昔前は人工知能関連の知識を活用できる就職先とかもなかったですしねぇ 部門より ドワンゴ、トヨタ自動車、オムロン、パナソニック、野村総合研究所、DeNA、みずほフィナンシャルグループ、三菱重工業の8社が人工知能の研究支援に向けて合計で9億円を東京大学に寄付したとのこと。東大はこれを受け、「先端人工知能教育寄付講座」を設置し5年計画の活動を開始するという(東大の発表PDFITmedia)。

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    youchan40 2016/06/12
  • NASA、南極の氷床は厚みが増加していると発表 | スラド サイエンス

    NASAが人工衛星のデータから解析を行った結果、南極の氷床の増加が減少を上回っていることが分かったという(UPI、Businessnewsline、Slashdot)。 今まで南極の氷床は地球温暖化の影響を受けて減少しているとする学説が一般的だったが、NASAが人工衛星から得られたデータを解析して調べたところ、南極の氷床は1992~2001年の間に1120億トン増加し、また2003~2008年の間では820億トンが増加していたことが判ったという。 これまで、南極半島およびスウェーツ島、パイン島で氷床が増加しているという研究結果はあったが、南極東部や南極西部の内陸部においても氷床の増加は減少を上回っていることが明らかになったそうだ。

  • オスが存在する理由はメスを獲得するための競争にあった? | スラド サイエンス

    地球上の多くの生物は、オスとメスに分かれており有性生殖を行う。このことは多様性を生み出すことに貢献しているが、いっぽうでそれによるコストも存在する。そのため、一部の生物では雌雄同体もしくは性転換などによってそのコストを減らしている。しかし、多くの生物ではオスはオスの、メスはメスの役割しかできない。なぜこのようなシステムになっているかを説明する仮説の1つに、オスどうしが争うことで種の改善を図る、というものがある。この仮説を確かめるため、イースト・アングリア大学の研究者チームがゴミムシダマシ科の甲虫を10年にわたり交配・観察したという(WIRED)。 その結果、性淘汰が強かった集団はより強い耐性を獲得したいっぽう、弱かった集団はより耐性がなく、10世代の間にすべて絶滅したという。ここから、オスの競争は種の遺伝的優位性を保つために必要不可欠だといえることが分かったという。

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    youchan40 2015/06/18
  • 宇宙の終わりや人類の最後はどうなる | スラド サイエンス

    1862年、ケルビン卿(ウィリアム・トムソン)は、宇宙は有限であると仮定して熱力学第二法則(エントロピー法則)を適用すると、最終的に熱死すると結論付けた。熱力学第二法則では、閉鎖系ではエントロピーは同じままか成長する傾向にあり、決して自発的に減少することはない。対照的に開放系では全体のエントロピーを減少させる可能性がある。果たして宇宙は閉鎖系なのだろうか、それとも開放形なのか(medium、Slashdot)。 ミシガン大学の研究者フレッド・アダムスとグレッグ・ラフリンは、宇宙の終わりの時を予測した。これによると、中性子星やその他のオブジェクトが崩壊する「縮退時代」が続き、後に「ブラックホール時代」 がやってくる。その時代の人間の知性はAI化されており、ごく小さな電力で生き残る方法を見つけているだろうという。また、最後に宇宙は何も残っていない「暗黒時代」を迎え、10の100乗年の年月を経て

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    youchan40 2015/06/05
  • 筑波大学、ヒトの老化の仕組みの新仮説を発表 | スラド サイエンス

    slashdotで筑波大の研究が取り上げられている(ネタ系コメントがほとんどだが)。研究の内容は端的に言えば若返りの秘密だ。 人間の老化は「細胞を初期化することで、老化をリセットできるのではないか」という仮説で、ねとらぼや財形新聞の記事によると、これまで、老化現象の原因の1つとして「老化ミトコンドリア原因説」というものが唱えられてきた。「老化ミトコンドリア原因説」とは、ミトコンドリアDNA(=mtDNA)の突然変異が老化に関与しているという説。しかし今回、若年グループ(胎児から12歳まで)と老年グループ(80歳から97歳)の繊維芽細胞からmtDNAの突然変異の蓄積率を比較したところ、老年グループでは呼吸欠損が生じているものの、両グループの繊維芽細胞間に突然変異の蓄積率に有意な差は認められないという結果が得られたという。 また、呼吸欠損が生じた繊維芽細胞をいったんiPS細胞にして初期化し、再

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    youchan40 2015/06/02
  • ホーキング博士曰く、人類の最も直したい欠点は攻撃性 | スラド サイエンス

    「私が最も直したい人類の欠点は攻撃性だ」とスティーブン・ホーキング博士が語ったそうだ(London & Partnersのプレスリリース、 Mail Onlineの記事、 Techie Newsの記事、 家/.)。 この発言は、Visitlondon.comによりロンドンの公式名誉ゲストに選ばれた米国のAdaeze Uyanwahさんを案内してサイエンスミュージアムを訪問した際に、Uyanwahさんの質問に答えたもの。博士は「石器時代であれば(攻撃性は)多くの料や縄張り、子孫を残すためのパートナーを得るなど、生存のための利点であったかもしれないが、現在では我々すべてを絶滅させる脅威となっている」と続け、「大規模な核戦争は文明を終わらせ、人類も終わらせることになるかもしれない。」としている。その一方で、「最も伸ばしたい人類の美点は共感する能力であり、これが皆に平和で愛情のある状態をもたら

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    youchan40 2015/02/23
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