2016年11月18日、TechCrunch Tokyo 2016にビズリーチ代表・南壮一郎氏が登壇しました。2009年に即戦力向けの会員制転職サイト「ビズリーチ」をスタートさせて、創業7年で従業員700人規模まで拡大させた南氏は、創業期における仲間探しの苦労や会社を急成長させた“草ベンチャー”の取り組みについて紹介しました。 エンジニアにフラれまくった創業期 増田覚氏(以下、増田):今回のセッションの本題になるんですけど、当時、土地勘のないITの分野で、仲間探しはどうやって進めていったんですか? 南壮一郎氏(以下、南):実は、最初は仲間探しに大きく失敗したんです。後日、三木谷(浩史)さんやDeNAの南場智子さんなど、いろいろな先輩と話したときに、同じような失敗をしたとお聞きしたのですが、当時の自分は、IT事業やインターネットサービスの本質をよくわかっていませんでした。 解決したい社会課題