・食卓にあがった放射能 チェルノブイリ原発の事故に際して書かれた食物の放射能汚染に関するガイドのアップデート新装版。原発事故が起きたら食に対してどのように対応すればいいのか。 著者は高木 仁三郎(タカギ ジンザブロウ) 「1938年生まれ。理学博士。核化学専攻。原子力の研究所、東京大学原子核研究所助手、東京都立大学理学部助教授、マックス・プランク研究所研究員等を経て、1975年「原子力資料情報室」の設立に参加。1997年には、もうひとつのノーベル賞と呼ばれる「ライト・ライブリフッド賞」を受賞。2000年 10月8日に亡くなるまで、脱原発を貫いた市民科学者。」 放射線がどの程度人体に悪い影響を及ぼすのかは、専門家の間でも大きく違う。この本でも紹介されているが、権威ある機関や専門の科学者の出した数字を並べると、 ■ガン死の危険率(1万人・シーベルトあたりのガン死数) 国際放射線防護委員会(IC